今、俺はとある人物と対面している。
「済まないね、急に呼び出してしまって」
「別に構わねぇよ、フィン」
俺を呼び出した人物、それは【ロキ・ファミリア】団長にして
「それで話ってのはなんだ?」
「先日の【イシュタル・ファミリア】襲撃について話を聞かせてもらいたいと思ってね」
「それなら
「本当に?」
俺の言葉にフィンはそう言葉をかぶせる。
「あぁ、それについてはまごう事なき事実だ」
「そうか、なら次の質問だ。あの時の襲撃に何か見なかったかい?」
「まさか【イシュタル・ファミリア】が
「それに関しては君達が派手に壊して燃やしてくれたから解らなくなってしまったけれど、その可能性はあるだろうね」
皮肉めいた言葉を掛けられるが、俺は流すことにした。
「だとしたら、元【イシュタル・ファミリア】所属の奴らを全員集めて護衛した方がいい」
「こちらに知られる前に口封じということか」
「それは十分にあり得るだろうな」
そうして、一通りの話を終えて俺達は別れた。
「あのいけ好かない勇者と何を話してきた?」
「【イシュタル・ファミリア】襲撃の件についてだ。しかもだ、そこに面倒なのが絡んできやがった」
「なんだそれは?」
「
「なんだと、それは本当か⁉」
「あぁ、前に下水道で【ロキ・ファミリア】の連中の気配がするから見に行ったら文字通り闇派閥の連中とやり合ってやがった」
「つまり、まだ火種は残っていると考えていた方がいいという事か」
「恐らくはな」
「これに関してはフレイヤとオッタルにヘディンとへグニには伝えてあるが、アレンの奴が絶対に話を聞かねぇからアルフリッグ伝えて置いてくんない?」
「断る、自分でやれ。あと、フレイヤ様を呼び捨てにするな殺すぞ」
「へいへい」
こういう時は助け合いじゃないのかよ…。
まぁ、これが俺達らしいと言えばらしい。
俺は私服で豊穣の女主人に行き、アレンのいる場所を見つけて移動する。
「おいアレン」
「なんだクソ野郎、テメェの仕事はどうした」
「フレイヤの命令でお前に会いに来てんだけど?」
「テメェ風情があの方を呼び捨てにしてんじゃねぇ!!」
「まぁ、用件だけ伝えるわ。
「!? あのクソ共まだいやがったのか」
「みたいだな、今も【ロキ・ファミリア】が主導で動いてはいるが【ガネーシャ・ファミリア】【アストレア・ファミリア】も動いているが警戒するに越したことはない」
「……」
沈黙は了承と思っていいだろう、そう判断した俺はその場から去るのだった。
それから一週間ぐらいが過ぎてある問題が発生する。
それはラキア王国のオラリオ侵攻である。
これに関して俺達【フレイヤ・ファミリア】は【イシュタル・ファミリア】での一件で拒否することは出来ず参戦しているが、俺はオラリオに残っていた。
理由は【イケロス・ファミリア】に捕まってしまったバーバリアンの異端児を救出するためである。
「ここか…」
俺は廃墟の海に着いてすぐに見聞色の覇気を使うと瓦礫の密集地帯にバーバリアンの気配を感じ取った。
「今、助けてやるからな」
そう言って瓦礫をどかし中に入ると、そこは
「なるほど、あの時フリュネが利用していた地下通路も、ベルが子供達から依頼を受けて入った地下通路も人造迷宮に繋がっていたのか!!」
そのことに気付いた俺はフィン達と共有するべきだと判断しながら奥へと進んでいく。
さらなる地下への入り口を見つけ、先へ進んでいくと目的のバーバリアンと接触することが出来た。
俺は錯乱状態にあるバーバリアンを雨の死ぬ気の炎で眠らせてから霧の死ぬ気の炎の幻覚で覆い隠して早々にダンジョンへと運び入れるのだった。
後の事はリド達に押し付けもとい任せることにした俺はフィンに秘密裏に接触し、俺はバーバリアン異端児を保護した地下通路の情報をフィン達と共有して俺個人としての共闘も約束を取り付けた。
そんな時、事態が動いた。
元【イシュタル・ファミリア】の団員達が
雨天時の襲撃に
俺と【ロキ・ファミリア】と【ガネーシャ・ファミリア】と【アストレア・ファミリア】がすぐに事態の収拾に動いたが助けられない命もあった。
原作で知っていた事ではあるのだが、神ヘスティアがラキアに拉致されたのを知ったベルとアイズが追っていき何日か過ぎて無事に戻ってきた。
なにやらつきものを落としたようにすっきりとした顔で。
だが、またすぐにオラリオを巻き込んだ騒動が始まるのだった。
「ここ、どこ?」
ハーレムに・・・
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する
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しない