ついにこの時が来た、
今思えば本当に大胆な行動をするよな、ベルもそうだが【ヘスティア・ファミリア】って。
そんな風に呆れながらどんな風に接触をしようか考えていると、フェルズの使い魔のがフィールが足に手紙をつけてやってくる。
恐らく様子を見たいとのことだろう。
まぁ、その判断が正しい。
一部とはいえ俺は本編と外伝の正史を歪めてしまっている。
それ故に、ベルの行動次第では破綻する可能性だってあり得るんだから。
だから今、俺は護衛兼監視を行っている…いや、ベルを餌にして神イケロスを釣る。
イケロスを抑えることが出来れば、一時的ではあるが【
これに関しては
だから、俺がやる必要がある。
ついにその時がやってきた、神イケロスがベルに話しかけるその前に霧の死ぬ気の炎で姿を隠した状態で口を抑えると同時に霧の死ぬ気の炎で神イケロスの姿も隠した瞬間に純度百%の雨の死ぬ気の炎を打ち込み動きを封じた所でその身柄を人一人分はいる大きさの背嚢に押しこみ攫った。
その後はヘルメスと合流し、尋問を開始したあとモンスター密輸の件で
異端児の件が絡んでいるから当然と言っていいだろう。
神イケロスを【ガネーシャ・ファミリア】に引き渡した後、俺は一網打尽にするために行動を開始する。
「【異界の勇士の武装を此処に】【
魔法陣から取り出したのは雨のボンゴレリングと雨のボンゴレ匣。
「開匣」
そうして、【イケロス・ファミリア】の根城を見つけた俺は次郎を匣に戻して今は誰もいなかった。恐らく異端児達を探すためにダンジョンに入っているのだろう。
完全に空振りだったが、俺は檻の中で捕まっている異端児達を発見しせめてもの意趣返しとして檻の中に入っていた異端児達を解放し、夜の炎を展開させる。
最速でリド達の元に送り届ける必要があるからだ。
そうして、俺は多少強引ではあるが異端児達をリド達に託すことが出来たその後は俺はそのまま夜の炎自室に繋げて退避するのだった。
しばらくして
内容は「派閥全団員及び竜の少女と共にダンジョン二十階層に向かえ」とのこと。
その翌日、【ヘスティア・ファミリア】はそれに従ってダンジョン二十階層へと向かう。
後、これは独り言ではあるが…とある白豚妖精の胃を破壊しておいた。
これが結構気が晴れるから毎日したいくらいだ。
あと、種族関連で見下していると痛いしっぺ返しを受けることを身体で覚えさせてやった。
あの後、その白豚妖精は胃に穴が開いたみたいだが放置しておいた。
そこまでしてやる義理ないし。
その数時間後、風の噂で【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院に白豚妖精が運び込まれたと小耳にはさむのだった。
強制任務を終えた【ヘスティア・ファミリア】は無事に異端児達との邂逅を果たせたようだった。
第一段階、完了といったところか…。
だが、安心はできない。一昨日の騒動で今頃【イケロス・ファミリア】の連中は【ヘスティア・ファミリア】に網を張っているはずだ。
【ガネーシャ・ファミリア】や【アストレア・ファミリア】が例の
【ガネーシャ・ファミリア】は事情を知っている者同士で連携を取りやすいが【アストレア・ファミリア】は事情を知らないため連携が取り辛い。
それに目的は
それに異端児側にはちゃんと保険を掛けてあるからな。
すると、俺はあることに気付く。
それは竜女の異端児・ウィーネがいなかったことだ。
つまり、ベル達はリド達に預けたんだなと判断した。
英断だとは言わない、ダンジョンにだって
一度、俺もウィーネと顔を合わせておく必要がある。それに原作通りだとラーニェ達と行動するウィーネ達は密猟者共に襲われる。それで引き起こる異端児の暴走をなんとしてでも食い止めなくてはいけない。
「【異界の勇士の武装を此処に】【
詠唱して取り出したのは
「行くか」
そう言って俺は夜の炎を展開させて
「よぉ、【イケロス・ファミリア】」
「テメェは【フレイヤ・ファミリア】の…」
夜の炎で
「なん…で…テメェが…化け物どもを庇う…!!」
「これから死ぬ奴に答える気はない」
その言葉を最後に俺は
この右の剣には「壊毒」と呼ばれる猛毒が宿っており、時間経過及び繰り返しの付与で侵食し、破壊された部位は確定でクリティカルとなる弱点部位に変化するというのがシャングリラ・フロンティアでの設定だが、ここでは解毒することが難しい毒となっていて徐々に全身へ回り死に至る。
これを間違って自分に刺してしまった時はアミッドとヘイズの魔法の併用で何とか助かった。
アミッド様々である。
「ラーニェ、無事か?」
「ふん、貴様の手など借りるまでもなかったというのに…」
「いや、明らかに劣勢だっただろ」
ラーニェの強がりに即座にツッコミを入れる俺はウィーネの方に視線を向ける。
その際、ウィーネはビクッと怯えた様子で他の異端児の影に隠れてしまう。
「大丈夫だよ、俺はベル達と同じで君の味方だ」
「ベルの事知ってるの?」
「あぁ、俺はベルとは友達だからな」
「友達…」
「俺の名前は藤堂・ケンマ。君の名前は?」
「ウィーネ…」
「これからよろしくなウィーネ」
こうして、俺はウィーネと縁を結ぶことが出来た。
さて、これからさらに忙しくなるな。