どうもケンマです、今俺は帳簿を眺めながらどうやりくりしていくかを考えている。
「やっぱりここから引いてきたほうが良いか⋯。しかし、これだと確実にヘイズから文句が出るしな⋯」
カイオス砂漠から帰ってきて一週間経つが財政は潤ってはいない。
後、ヘディン・ヘグニの報酬も微々たるものだから意味ないし、アレンはアレンだし、ガリバー兄弟が頑張ってくれているが彼奴等も武器周り新調とか言ってたから期待はできない。
猪は猪で猪だし。
飯代は団員たちのためにもケチることは出来ない。
というか、ケチったりでもしてみろ。あの馬鹿共は絶対に騒ぐ、絶対にだ。
「はぁ、禁じ手に出るか」
俺はそう言ってこの術を使う。
【影分身】
そうして、俺は混乱を避けるために霧の死ぬ気の炎で姿を隠してダンジョンに向かうのだった。
まず、大量の影分身達を深層に送り出して十人一組を三つ作り行動させる。
一組は
この依頼を受けたのには理由がある、報酬が来店時の支払いが半額になるからだ。
全く、ミアのやつは商売上手だよね。
俺が欲しいものを的確に当ててきやがる。ミア「単にアンタが食い意地貼ってるだけさね」
なんかミアの声が聞こえた気がするが⋯、まぁ幻聴だろう。
そう思いながら分身達に資金繰りをさせ、本体の俺は書類整理に勤しむのだった。
翌日、俺は分身達を回収して魔石と
火炎石もある細工を施しておく、いつ入り用になるかは分からないからな。
そして、ミアに採取してきたダンジョン産の食材を渡して
「さてさて、これから
そう言いながら俺は
ああと、ちなみにだがオラリオに帰還した時ロイマンが【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院で入院中だったけど、一応報告として
そのことでアミッドに怒られてしまった。解せぬ。
混血の自分の部下のことをいびり散らかしてんだから別にいいだろと内心思ったが火に油を注ぐ結果にしかならないので止めた。