【番外編】幼馴染にフラれたので旅に出ることにした 作:イグアナ
もっと健全な番外編も書きたいんすけどね……
ラズがもう少し現実見れてた場合のプロローグとかね……
永住ルート条件:コンテストライブがコンテストライブ(意味深)だった場合。
今回は本編の時系列で言うと64~66話ですわね。
ではほんへ↓
「これから二人だけのコンテストライブ、しちゃお?」
尻もちをついた俺に抱きつきながら、ルチアはそんなことを言い出した。
「へ……? それって、どういう──んっ!?」
言い終わる前に、唇に柔らかい感触があった。
その感触は数秒ほど続き、やがてルチアの顔が離れていった。
「んふ……
「何を……ッん!?」
もう一度口を塞がれる。頬に手を添えられているため、逃げることができない。
先程よりも長く口付けを続けて、ルチアは口を離した。
「……えへ。こうしたらわたしだけを見てくれるようになるかなって思ったんだけど、どうかな……?」
「……良くないですよ、こういうの……」
「……でも、否定しないんだぁ……」
ルチアは蠱惑的に笑うと、自分の唇を指差しながら口を開く。
「我慢出来なくなったら、シバリくんの方からちゅーしてくれても良いんだよ?」
「……しま、せんよ……。そんなこと……」
「……そっかぁ、それじゃあ……」
ゆっくりと、ルチアの顔が近づいてくる。
「その分わたしから、た〜くさんしてあげなきゃね?」
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「んっ……どうかな? わたしのこと、好きになった?」
「……っいや、その、俺、は……」
「むぅ、さっき舌を絡ませた時は一瞬堕ちてたのに……」
「っ……堕ちてませんが!?」
あのときは一瞬頭が真っ白になっただけだ。堕ちてなんかいない。……多分。
「じゃあもう一回しようよ。ほら、お口開けて?」
「……開けません」
「えへ……強情なところも可愛いね」
「んっ……」
とはいえ、こうやって何度もキスされてる現状もよろしくはない。さりげなく身体中に手も這わせて来てるし。
抵抗しようにも、抜け出そうとすると更に強く密着してくるし、理性もゴリゴリと削られていくしで、状況はどんどん悪化していく。
どうにかこの抱擁から抜け出す方法はないかと、考えを巡らせているときだった。
廊下の方から走って来るような足音が聞こえてきて、徐々にこちらに近づいてきているのを感じる。
「……シバリくん、そこ、隠れて」
「へっ?」
いきなり近くのロッカーに押し込まれ、ルチアさんも同じロッカーに入ってくる。
あっ、今の一瞬で脱出出来たんじゃ……。なんて思っていると、突然扉がぶち壊された。
「バシャア!!」
扉を壊したバシャーモと共に、ハルカが控え室に入ってくる。
えっ? なんでハルカがここに……?
「シバリくん! 大丈──────夫?」
ハルカは部屋を見渡して、焦ったように呟き始めた。
「な、なんでっ!? 確かに部屋の中から音は聞こえなかったけど……ここに居ないならどこに……!?」
いやいや、ココだって。ココに居るんだって。……あ、そうじゃん。声出せば良いじゃん。
俺はようやく現状がどうにかなると安堵し、ハルカの名を呼ぼうと大きく口を開けたところで……
「ハル──んむっ!?」
ルチアにその口を塞がれた。そして俺の開けてしまった口から、彼女の舌が侵入してくる。
まるで咎めるようにしつこく舌を絡めてきて、気づいた時にはもうハルカは部屋から居なくなってしまっていた。
「ぷは……酷いよシバリくん。やっとお口開けてくれたと思ったら、他の女の子に声かけようとしてるんだから」
「でも大丈夫。もう邪魔する人は居ないから。わたしにぜーんぶ任せてくれて良いから……」
そう言って、ルチアは俺の腰に手を回すと、そのまま自分の方に引き寄せてきた。
そうして自分に当たったものを確認すると、ルチアは俺を撫でながら耳元で囁いてくる。
「ほら、シバリくんの身体も苦しそうにしてるよ? わたしだけを見てくれるなら、今すぐ楽にしてあげるのに……」
「だから、ほら……もう一回、お口開けて?」
「…………っ」
「二人だけのコンテストライブ、しよ……?」
「んっ……」
身体を擦り付けるようにしながら、またしても口を塞がれる。
俺が抵抗出来なくなるまで、そう時間はかからなかった。
・シバリ
このあと食われた。カワイソ……。
・ルチア
堕ちるまで攻めた人。
・ハルカ
どうなったんですかね……