【番外編】幼馴染にフラれたので旅に出ることにした 作:イグアナ
すみません。なんか筆が乗りました(言い訳)
例の如く閲覧注意です。とりまいつもの↓
※本編より少しR方向に踏み込んた描写をしているので、苦手な方はブラバ推奨です。
永住ルート条件:一定以上エリカの好感度を稼いだのち、カントー離脱を彼女に伝える
ではほんへ↓
「美味しい!」
「ふふっ、シバリさんもお気に召すと思っていましたの」
そろそろカントーを離れるとエリカさんに伝えてから数日後、俺は彼女の家に招かれて茶菓子をご馳走になっていた。
なんでも最後に思い出作りがしたいとのことだったが、こうも俺だけがもてなされていて良いのだろうか。
そんな風に思っていると、考えが表情に出てしまったのかエリカさんが口を開いた。
「気にせずお召し上がりになって? シバリさんが美味しそうに食べてくれるだけで、わたくしはとっても嬉しいんですの」
「で、でも……」
「シバリさんからするとただ食べているだけなのかもしれませんが、わたくしからすればこうやって一緒に茶菓子を楽しんでくれるシバリさんが居てくれることが、何ものにも代えられない楽しいひとときですのよ?」
「そ、そうですか?」
茶菓子を食べてるだけでそんな風に言われるとは思わなかったが、エリカさんが楽しんでるなら良しとするか。
……うん、お茶も美味しい。普段と味付けがちょっとだけ違うけど、アレンジしたんだろうか。
でもこの味も好きだな。なんだかんだもう3杯くらいもらっちゃってるし。
「……おわかりになりまして?」
「へ?」
「そのお茶、普段と趣向を変えているんですの」
「あ、やっぱりそうですよね? なんというかこう、普段より甘めと言うか……」
「……ええ、だって──」
エリカさんの言葉の途中で、どこか身体が重くなるのを感じる。
途端に耐え難い眠気に襲われ、徐々に瞼が落ちていく。
完全に瞼が落ちる直前、仄暗く笑うエリカさんの顔が見えた。
「──そうでもしないと、味を誤魔化せませんもの」
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「──……んん?」
ぼんやりと目を開くと、視界には天井が広がっていた。どうやらいつの間にか寝てしまったようだ。
窓から入ってくる日の光は外が夕暮れであることを示していて、電気も付いていない部屋の中は少し薄暗かった。
……というか、なんか身体が少し重いような……? なんて思って視線を下げてみると、仰向けになっている俺の胸元に、エリカさんが顔を埋めていた。
「すー……はー……」
「……あの、エリカさん?」
「すーっ…………はーっ……」
「エ、エリカさーん?」
「ふぇ?」
俺が呼んでいることに気がついたようで、エリカさんはようやく顔を上げた。
顔は普段よりも赤く染まっていて、どこか蕩けたような表情をしていた。
「……あら、目が覚めましたのね?」
「す、すみません……。なんか、いつの間にか寝ちゃったみたいで……」
「構いませんわ。わたくしもたっぷり堪能させていただきましたもの」
「堪能……?」
「ええ。もっとも──」
エリカさんは俺の首筋に顔を近づけると、ぼそりと呟いた。
「──本番はここから、ですけれど」
「何を──ひぅ!?」
突然首筋に舌を這わせられ、変な声が出てしまった。
「ふふ……シバリさん、そのようなお声も出せますのね?」
「な、何、を──」
「わたくし、もっとシバリさんのことを知りたいんですの。貴方のことを、余すことなく。それなのに──」
そこまで言って、彼女の瞳から光が消える。
「──急にカントーから出ていくだなんて、おいたが過ぎると思いませんこと?」
「そんな──んくっ!?」
鎖骨の辺りを舐められ、またしても変な声をあげさせられてしまった。
抵抗しようにも、何故か身体が上手く動かない。もしかして、さっきのお茶に何か……?
「あぁ、かわいらしい……。シバリさんにこんな一面があっただなんて、わたくし知りませんでしたわ……」
「エ、エリカさん。こ、こんな、ことは──」
「……うふふ、確かにわたくしだけがこんなことをするのは、不公平ですわよね?」
「へ?」
そう言うと、エリカさんは自身の肩の辺りに手をかけ、浴衣を少しはだけさせた。
そして、そのまま自分の首筋を俺の息が届くくらいのところにまで近づけてくる。
「ほら、シバリさんもお舐めになって?」
「はい!?」
「気になりませんの? わたくしがシバリさんに舐められたらどうなるのか、とか」
「そ、それは……」
甘ったるい香りが誘惑してくるが、絶対にこれに乗ってはいけない気がした。
なんというか、それをしたら戻れなくなるような、そんな気がして──。
「……いけず、ですわね。わたくしはこんなにもシバリさんのことを知りたがっているというのに……」
少し頬を膨らませて不満気にするエリカさんだったが、すぐにニコリとした表情に戻った。
「でしたら仕方がありません。このまま続けさせてもらいますわね?」
「ちょ──」
そこからエリカさんは、色んなところを触ったり舐めたりしてきて、俺の反応が良かったところを見つけると、しばらく同じところを刺激し続けて俺の反応を愉しんだりしていた。
しかし、ようやくエリカさんは満足したのか、ゆっくりと上体を起こした。
「……ふふ、まさかあんなにキスに弱いだなんて……。特に舌を絡ませたときなんて、本当に……」
「〜〜〜〜〜っ!」
何度もされたことを思い出して顔を逸らすと、エリカさんは俺の頬に手を当てて、無理矢理視線を合わせてくる。
「余所見だなんて酷いですわ。これからが一番の楽しみですのに……」
「へ……?」
「
チラリと、エリカさんは俺の下腹部に視線を向ける。
それだけで、彼女の発言の意図は察することが出来た。
「ま、待ってくださいエリカさん! そこは、そこだけは本当に──!」
「……ご心配はいりませんわ、シバリさん」
すぅっと、エリカさんの手が下の方に伸びていく。
「わたくしはただ、貴方のことを余すことなく知りたいだけですもの」
そのときの彼女の表情とその瞳は、既に逃げられないほど絡みついているのだということを言葉よりも雄弁に語っていた。
・シバリ
もう無理お婿行けない……
・エリカ
余すことなく全部知り得た人
知り得たか……
全部知り得るまで何したんすかね
・ジムトレーナー
エリカおねえさまの恋が叶って嬉しいですわ!
一体どちらから告白を──な、何故顔を赤らめるのですシバリさん!? そしてエリカおねえさまは何故そんな満足気な表情を!?
告白しただけですわよね!?
告白しただけですわよね!!!?
・お茶
とても美味しいお茶
睡眠薬と麻痺薬が違和感なくブレンドされている
・ナツメ
そのうち情報キャッチして脳破壊される