鬼のゲヘナ生   作:西林檎

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いつもの2倍くらいかけました。これが自分の戦闘シーンの限界です。お許した申せ。


11.メイド部にみぃつかったぁ〜。

走りながらで礼儀がなっていないが失礼する。芍薬シレネです。本日このようなことをしている理由は至極簡単なことである。あえて一言でまとめるならば…

 

め ん ど く せ ぇ こ と に な っ た

 

うん。多分今の俺の顔、目を少し細めて明らかに不機嫌って顔してるんだろうなぁ。面被ってるから見えないんだけど。だってさぁ

 

「おらまてや、てめぇ!!」

 

 

その瞬間背後から銃弾が飛んでくる。いつもであれば当たってもなんか変な感じする程度だが、今回ばかりは話が違う。左に避けながら体を反転させて相手の方向を見る。

 

その瞬間、背後から轟音と共に風が強く吹き付ける。視界の端に少し煙が見える。……なんでサブマシンガンの弾一発でこんなことになるんですか??もしかして弾頭火薬混ぜてます??あ、違う?そうなのね…神秘なのね、便利ね。神秘

 

 

 

「やっっっと止まったなぁおい!?捕まる覚悟できたかぁ!?」

 

「…遠慮しておく。第一お前に俺を運べるのか?」

 

「なんだ!?あたしをチビっていいてぇのか!!?ぶっ飛ばすぞ!」

 

 

やっべ、地雷踏み抜いたかこれ。はい、お察しの通り

 

Cleaning & Clearing 00(ダブルオー)美甘ネル

 

ついに見つかっちまいましたわ〜。はぁ〜、鬼界のほうでミレニアムで監視カメラ避けながら遊ぶ*1遊びしてたら引き上げるタイミングミスって追跡されちゃってさっきから逃げてるんですがダメですわこの人。

鎖ぶん投げて飛び回るしさっきみたいな謎の爆☆発☆あるから。あと多分情報共有されて煙幕とか手榴弾とか露骨に警戒されてる。それといっっっっっちゃんだるいのは……

 

 

思考に耽っているとネル先輩が頭を横に傾けて首を伸ばしていた。いつもなら気にしないがこの緊急時、んなことをするってことは

 

ピュイィィィィン

 

 

これだよ、だるいやつ!!風を裂く音とともに狙撃が飛んでくる。それはネル先輩の肩の上を通ってこちらにまっすぐ飛んでくる。狙撃自体は別にいい。だがこいつの前ででけぇ隙見せるのはまじで勘弁だ。幸い心構えしておいたおかげで反応して避けれたが相手はその隙を見逃すようなやつではない。

ネル先輩が笑いながら鎖で繋がれたサブマシンガン2丁をこちらにむかって撃ってくる。これは爆発しないが痛いやつだ。痛いのは嫌いなのぜ。しかしここで横の路地行くとそれこそ蜂の巣。もしくは伏兵がいる。*2

 

と く れ ば 覚悟は、決めにゃぁいかんよな?

 

「道は自ら開けるもの…」

 

そう言ってネル先輩が放ったサブマシンガンによる弾幕を左腕を顔の前に出した状態で突撃する。痛い…けど!こんくらい響かんわい!これをみたネルは目を見開き笑みを浮かべた後、撃つのをやめこちらに走ってくる。

 

「いいじゃねーか!受けてたってやるよ!」

 

近接戦をお望みかな?そっちもお得意なんだろうけどこっちだって近距離得意なんだぜぇ?というか動きはっや!これ風紀委員長よりはやくねぇか!?

 

近距離での炸裂弾でこちらを潰そうとするところを、左足を前に出して左腕を下から掬い上げるようにあげる。空手で言うところの上段受けの道中で掻っ攫う感じだ。相手は右手を挙げられたためやむなく左腕のサブマシンガンを腰ダメで放とうとするがその前に左手で頭を掴み右膝で膝蹴りを額に命中させる。これで頭揺れるだろっっっいった!!?

 

膝蹴りをした足に普通ではないような痛みを感じて急いでバックしようとするがそれを後ろからの後頭部への狙撃が阻む。そしてその隙に頭を掴んでいた左手を、サブマシンガンを離し右手で掴んで逃げられなくされる。そして相手の顔が上がると、獰猛な笑顔と、額から流れる血が見える。

 

 

「自ら頭を打ちつけにくるとは…正気か?」

 

「弾の中を突撃してくるお前に言われなくねぇなぁ!!」

 

そう。ネル先輩はこちらが膝蹴りするとわかった瞬間頭を全力で前に傾けて膝に自分から当たりに行った。正気の沙汰ではないが、頭が硬いならまた別問題…なのか?

さて、ここで問題。手を掴まれていること状況からどうやって逃げるか?だがこれはとても簡単で難しい。あれだ、言うは易し、行うは難し的なやつ。正解は〜?

 

 

「一緒に吹き飛ぶか?ダブルオー(美甘ネル)

 

「っ、ほんとに正気かよ!?」

 

 

自分ごと手榴弾で吹き飛ばす。ガサゴソガサゴソ…よし。銃を上に投げ右手で服の中から取り出したのは衝撃手榴弾(コンカッショングレネード)。破片で相手に攻撃する破片型手榴弾と違って射程は短いが爆発の威力はとてつもなく高い。そして爆破にはピンを抜くのが常識だが…俺のって魔改造されてるからレバーっぽいとこ押しながらボタンをポチッとな!!*3っとすると1秒で爆発すんのよな〜。*4これで片手で簡単にできるね!

 

おれがボタンを押した瞬間ネル先輩が手を離した感覚を感じたため手榴弾を自分の腰あたりに緩く投げる。そして真上に投げた銃をさっきまで掴まれていた左手で掴み前傾姿勢となって逃げたネル先輩に突っ込む。

 

 

 

それと共に、凄まじい風量の風と熱が自分の背中を容赦なく叩きつける。さっきから俺だけいてぇのばっかなんだからそっちも少しは痛い目みやがれ!そう思い根性でその勢いをつけ、ネル先輩の腹に銃口を押し付ける。ほぼ槍の突きみたいだがこっからの二段構えがあんだ!!そして引き金を引く。

 

「_____」

 

 

ネル先輩は何か口にしながら吹っ飛ばされていき、何個かの建物を貫通して、止まったように見えた。いつもこんな威力じゃないんだが…これが神秘なのかな…帰ってから考えよ。

あとさ………爆発で耳がやられてたから何言っているかはわからんかったけど……………今笑ってたよね!?突かれて撃たれてんのに笑ったよねぇ!?やっばいじゃん。ぜっったい目つけられたって。

 

つかなんでぶっ飛んだのに伏兵は出てこねぇんだ?退却してくれてたらいいけd「まだまだ…」モウヤメマショウヨォォ‼︎

 

逃げようと体の向きを変えた時そんな声が建物の穴から聞こえる。恐る恐るそちらを見ると、少し焦げ、ボロボロになってきているスカジャンが目に入った。いや、しぶとすぎひん??少しおねんねとまでは行かずとも、少しは動けなくはなって欲しかったんだけど??執念深すぎて草も生えんぞ…*5

 

 

「おいおいどうした?こんなんじゃたおれねーぞ?」

 

「はぁ…いや、なに。ここまでして相手をやる気にさせただけとは…己の無力を痛感するよ」

 

「そういうなよ、あたしとしちゃあこれだけ接近戦でここまでドンパチできるやつそういねぇからな」

 

「そうか…まだまだ、上はいるものだな」

 

 

ほんと、壁は厚くって、高いなぁ。

 

もう、疲れたな。一度会話に答えてみるか。

 

「何が目的でこちらを狙う。そちらが何もしなければこちらは攻撃しないというのに」

 

「へぇ、もう抵抗しませんってか?」

 

「そちらがやろうとしていることによるな」

 

「そうだな…そっちの質問に答えるならその狙撃技術で技術を盗まれる、または機械の破壊がこっちが恐れているとこだな」

 

「そうか…こちらはそのようなことはするつもりはないのだがな。ただ不良を当てていれば、それでいい」

 

「アスナ」

 

「嘘はついてないと思うよ。部長」

 

ネルの隣にメイド服のアサルトライフルもちの生徒が歩いてくる。多分先輩かな?彼女もC&Cなのだろうな。おそらくはさっきから感じていた伏兵。狙撃手はまだ隠れているみたいだし逃げるのは、まだ少しきついままか。というか、あのアスナというのは嘘発見器のようなことができるのか?あ〜、肩が凝る

 

「…そういやー、お前なんで不良を狙うんだ?暴れるなら無差別に。不良を倒したいならゲヘナじゃ風紀委員会とかあるだろ」

 

心底不思議と言ったようにこちらに問いかけてくる。理由、理由か。

 

「試し撃ちのようなものだ。ゲヘナというのは魔窟なのでね、常にそう言ったことをやっていて損はないんだよ」

 

「…あってるんだけど、まだ真相には届いてないって感じかな」

 

「へぇ…おいお前!アスナを騙そうとしたって無駄だぜ?とっとと正直に話しな」

 

 

うっわ、ガチの嘘発見器やん。それに◯×じゃないとかまでわかるとかなに?勘か?まさかお前も勘なのか?

 

 

「……これ以上は、【正体】のわかる情報となり得てしまう。遠慮させてもらおう」

 

「そうか、ならその面ぶんどってじっくり質問してやんよ!!」

 

「捕まえちゃうぞ〜!」

 

戦闘モード入られちゃったな…よし、逃げるか。でも煙幕取り出そうとしてもその隙に狙撃されて突っ込まれて詰みなんだよな〜。というか相手の連携がうまくて動きにくい。風紀委員長のワンマンプレーの方がよほどやりやすい。

 

「ガリッ」

「まったく…引き際は、しっかり考えねばな…」

 

「煙幕取り出そうとしたら総出で止めるぞ。変に深追いができねぇ」

「了解!リーダー」

 

やはり煙幕は警戒されてるな。ただ、場所は手からって固定概念ついちまってるみたいだけど☆

そう思いながら、ゆっくりと面を下から掬い上げるようにとっていく。こうすれば相手は顔を見たいため動きを止める。無意識って怖いね〜。

しかしそれも口が見える程度で止める。ネル先輩は不審がってるけど、アスナ先輩って子の方は気づいたのか少し焦ってる。え、バレてんの??怖。だけどここまできたらんなもん関係ない!せーの!

 

「ふぅぅぅぅぅぅ!!」

 

「なっ!?口から煙幕かよ!」

「うぅ、途中嫌な予感した時行けばよかった…」

 

はい、口の中に煙幕仕込んで、噛み砕いて煙発生させて息で外に出す。もともと歯の一つの中にカモフラージュしてつけていたのさ!狙撃も煙幕を吐き出した直後に飛んで来たけどそこはすぐ動いたから避けれた。

 

直後サブマシンガンとアサルトライフルによる掃射してくるがそれらを耐えながら近くにあったマンホールに入って蓋を閉める。ちょうどそのタイミングで上から爆発音がした。おそらくネルだろうか。

 

そう思いながらマンホールに衝撃手榴弾をワイヤーで繋いで開けたら爆発するようにする。そしたらすぐここからはおさらばだ!まったくボロボロだよこっちは。

 

背中は火傷が痛むし、煙幕でちょっと肺違和感あるし、なにより銃弾にかなり当たっちまったからきついわ〜。

 

傷…ひらきかけだな、こりゃ。

 

 

そう思いながら暗闇の下水道を走って逃げていく。爆発音が聞こえないし、爆弾設置はバレてたか?そう思いながら下水道の中に口の中の煙幕の殻を吐き捨てた。

 

 

 

*1
遊び=狙撃(?)

*2
何アスナなのかな〜?

*3
手榴弾の見た目はバイオハザードヴィレッジの泣けるシーン、とだけ言っておきます

*4
通常は4〜5秒

*5
ネルさんもしかして前世薩摩か三河いました??




ポイ捨て だめ ぜったい

ミレニアムのストーリーに数話だけ、乱入するかどうかです。恐らくネルとバトる。あとネルかわかっこいい!

  • 乱入じゃぁ!!
  • エデン条約に乱入じゃあ!
  • 林檎はしっかり塩につけましょう
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