残酷な描写苦手な人はお逃げください。ミネ団長が来ます
後誤字報告ありがとうございます!おかげで助かってます。
皆さんは氷室セナという恐ろしい生徒を知っているだろうか。救急医学部という部活に所属している狂人だ。*1要救助者を死体と言い間違え、搬送を拒むものはスタングレネードで無理やり黙らせ、果てには納品とか言ってぶん投げて連れていく。
こんなことを語っているってことはわかるよな?
そう!先日のスカジャンメイドたちとの戦闘の手傷が気づかれて絶賛逃げてんじゃあい!もともと俺体が普通の人の弾丸弾くくらい固いんだけどその分治りが遅いんだよ!
いや普通よか早いんだよ?だけどこの前のネル先輩のやつは3.4日かかるんだよ!!くそっ、ター◯ネーターみたいな体になりたい!!*2
「待ちなさい!怪我をされているでしょう!」
「止まって何もしねーなら止まるけどぉ!?」
「保護してしっかり怪我が治るまで療養していただきます!」
「だったらいやだなぁ!逃げさせてもらいますよぉ!」
そう言って曲がり角を曲がった直後に跳び壁に指を突き刺して慣性をころしながら下でセナ救急医学部部長が通り過ぎるのを待つ。
追いかけてかんなよぉ…。気づくなよぉ…。見つかると面倒ごとが確定するようなもんじゃねーかよ。やだやだ。
「…どちらに行かれたのでしょう」
セナ部長は曲がり角を曲がった後、こちらが見つからないことに不信感を思い立ち止まった。いやそこは走り抜けてくれ。はぁ、まじつらたん。*3
(気づくな…気づくな…)
「…隠れている…炙り出しますか」
そう小声で聞こえた気がした。やだ鳥肌☆そうふざけてたらスタングレネードを上にぶん投げてきた。ちょっと!?自分も巻き込まれるの覚悟ですか!?*4
テンパりつつも刺していた指を抜き壁を蹴って体をスタングレネードから見て背中にして耳を両手で塞ぐ。その瞬間大きな音と後ろからの光が当たりを走る。
あぁ、まじで後手も酷いとこだよまったく。下を見ると…
「申し訳は…ありません」
目を腕で覆いながらこちらに銃口を向ける影が見えた。
…あの人の銃、グレネードランチャーだったよな…(白目)
そう思った瞬間自分に近い壁が爆発する。その爆風で吹き飛ばされ壁に背中から打ち付けられる。体の奥まで鈍い振動が響く。
「くぅ…ッ」
まずっ、傷、が、開い、た。ネル先輩との戦闘の時の攻撃型手榴弾で開きかかってたか…。
「如何されたのですか…?もしや今ので怪我が…」
こちらが壁に打ち付けられてから動かないことに違和感でも覚えたんだろう。少し青ざめた顔をして胸に手を当てながらこちらに歩み寄ってくる。
気分が、とても、悪い。
「…わかった。搬送してもらおう。だが三つ、約束できますか」
「…ッ、わかりました、なんでしょう」
あぁ、そんな顔して欲しくて言ったわけじゃないんだけど、なぁ
「一つ、治療はあなた、セナ部長のみが行うこと」
「一つ、治療の際のカルテは作らず、他言無用とすること」
「一つ、いかなるものを見たとしてもこちらに何も聞いてこないこと」
「これが条件です。約束、できそう、ですか」
まずいな、視界がぼやけ、てきた。そりゃ、あの傷が、開いたんだ。しょうがないと言えば、しょうがない、か。
「かしこまりました。それら二つは必ず厳守させていただきます。しかし三つ目は傷の状態を詳しく知るためには必要です……すみません。私のせいでこのような」
「それならばもんだいありません。これは、古傷が、開いただけです。ですので、そちらは心配なく」
この人なら、あんなことやってるけど患者へは誠実なこの人なら、何も言わないはず。なにも…あぁ、手が震える
「…すみません、傷がこれ以上開かないためにも、肩を、貸していただいても、いいでしょうか」
「はい、どうぞこちらに」
そう言ってこちらの負担にならないよう肩を回してもってくれる。
はは、やさしいなぁ。
こう、なってみたかったなぁ。
※ここから先は傷の描写、残酷な描写がかなり強くなります。苦手な方はお逃げください。
〈氷室セナside〉
むごい。この言葉でさえも優しく聞こえるほどシレネさんの傷は酷かった。保護した後、自分だけが鍵を持つ部屋に連れていき治療のために脱いでもらったところだ。確かにいつも暴れ回っていることは聞き及んでいるが彼女はとても硬く普通の人の弾丸ではダメージにもならないと聞いている。
しかしそれではこの傷は、なんだというのだ。筋肉のよくついた背中に傷痕として残るほどに、そして古傷が開くようなもので切ったことがわかる
その傷跡の周りにある化学薬品などでできるような火傷。傷跡が残るほどに濃度の高いもの、しかも跡が残りやすいアルカリ性と思われるものを偶然背中に被ることなど、あるものなのか。
傷跡の形からして火傷は刃物で切られた後すぐにできたもの。まるで、傷口に塗りたくるように。刃物だって傷口のジグザグ具合からして鋭利なものとは思えない。
おそらく背中しか上半身しか見せようとしないところからしておそらく足にも傷があるのでしょうか。いえ、これは邪推ですね
ゲヘナと言えどここまでやるものはいない。いや、逆にこんなものを見たら誰がこんなことをやったと憤りを見せて突撃するだろう。案外そういうのはゲヘナの不良は嫌うし、本当の外道に堕ちる者はいない。
ではなぜこのようなことが………。いえ、過去に言及しないのが契約でしたね。ならば考えても仕方がありません。私の使命はこの傷を治すこと。これ以上苦しませぬように。
あぁ、もっと早く、傷がついた直後ならばまだなんとかなったというのに。高校生でこのような傷が残ってしまうなんて。
シレネさんは、なにかしてしまったというのですか。このようなことが許されるほどのことを…。いえ、そんなものはない。あってはならない。これではあまりにも、可哀想で、辛いではないですか。
こんなことが許されて…いいわけが」
「…案外場所によって違うもんだよ」
彼女の傷の治療をしていると声が出てしまったのでしょう。その言葉に答えたシレネさんはいつもの狂気を感じるような顔は消え、傷心を感じさせる顔をしていた。そして自嘲気味にぎこちなく笑いながら
「ほんと、生まれる場所次第だよ」
その時の、その言葉は私には理解できなかった。しかしただ一つ言えるのはそんなことはない。間違いはその場所の方だと。そう、会えればよかった
思春期女子二人が一つの部屋に(鍵付き)何か起きる…はずもなく
ミレニアムのストーリーに数話だけ、乱入するかどうかです。恐らくネルとバトる。あとネルかわかっこいい!
-
乱入じゃぁ!!
-
エデン条約に乱入じゃあ!
-
林檎はしっかり塩につけましょう