鬼のゲヘナ生   作:西林檎

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3.華麗なる巻き込まれ事故

まったく最近は不良どもがよく出てくるようになりました。*1皆さんはいかがお過ごしでしょうか。俺は前回の反省を生かし、3kmから撃ったり、ゼロ距離でぶん殴ったり、7kmから撃ったりと変則的にやっています。風紀委員会もさぞかし大変なことでしょう。*2ニチャァ。全くあちらが何もしなければこちらも何もしないのになぜ襲ってくるのか。さっさと指名手配解除しやがれくださいというやつです。

 

さて今日もじゃんじゃんバリバリ撃ってくぞ!狙撃ポイントついたし、手に入れた情報からして、こっから4km先でヘルメット団が暴れるはず。名前は確かウィンウィンヘルメット団だっけ?全く多種多様なヘルメット団があることで。っと出てきたな。

 

「殲滅、開始」

 

この面と服着ると少し口調が変わってる気がする。やっぱり気が引き締まるってことなんかね〜。具体的にいうと少し堅っ苦しく、たまに古風な感じになる。まぁ、正体バレないようにするにはもってこいではあるんだが。

 

相手の動きをよくみて数秒先を予測する。その予測には周りの温度や湿度、風も感じながらやる。風はこのファーフードでかなりわかりやすい。この距離ではとても大切なことだ。少し弾速がはやくなるよう銃にも少し細工をしてある。弾には何もしてない。バレるとなんかまずい気がしたから。でもこれ、反動がデカくなるからきついんよ。変な体制で撃ちすぎると腰砕け(物理)になってしまう。この前の腰ダメとかな。

 

 

「ハッハッハー!!全員じゃんじゃん掘り進めてゆけー!温泉当たるまで!当たらずとも掘り続けろ〜!」

 

 

うぉ、びっくりした。思わず銃撃もやめてそっちも見るとこりゃ大変温泉開発部が掘ってるではあ〜りませんか。しかも俺の射撃ポイントのすぐそこ。やべ、これ移動するか?でもまだ撃ち足りない。でもこの至近距離はこっちが危なくなるな…。よし、無視だ。これが1番よろしかろう。最良というやつだ。*3

 

 

「む?あそこにいるのは…なんと!かの【憤怒の鬼界】ではないか。たびたび狙撃はされるが目にしたことはなかったか。まさかこんなところにいるとはな〜。 少し話してみるか   」

 

 

 

ってこっち登ってきたんだけど。やめてくんないかな…?これでテロリスト入りしたくないぞ*4。ってあれ…だる

 

 

「やぁやぁ、かの憤怒の鬼界にお目通りできるとはもっていなかったなー。私の名前は」

 

「鬼怒川カスミだったか。知っているさ、温泉開発部部長。ここらで温泉源でも見つけたか」

 

「おやおや、それはうれしい。そうですよ、そう言う情報が入っておりましてねー。そちらは不良狩りですか?」

 

「あぁ、そうだ。ただそちらも終えた。ただ今日は温泉開発部には手を出さないでおこう。」

 

「それは嬉しいことですが、なぜ?距離が近いからあなたもリスクを犯したくありませんか?」

 

「それもそうだが…きているのでな。構っている時間もない」

 

「ひぇ…まさか………」

 

顔真っ青になって涙目になっちゃってんじゃん。あの人どんだけしてんのよ。しかしこれだけでわかってしまうほどの共通認識を作るとは恐れ入った。はぁ、そういや今自由哨戒してたな。そう思いながらスコープから目を離す。

 

 

「あぁ…空崎…ヒナだ。」

 

 

その瞬間温泉開発部の先鋒が吹き飛んだ。そこには輝く白髪。どでかいマシンガン。そして、威厳のあるあの黒と紫の角。

 

「はずれくじを引いたな」

 

「ふぇぇぇん、うぇぇぇん」

 

あ待って。泣くとは思ってなかった。そのままにするのは忍びないし、下に下ろすか。そう思ってかついで降りてそこら辺にいたやつに渡しておいた。すぐに逃げてもいいが、ここまできたんだ。少しは手伝うか。

 

そう思い突撃する委員長の少し手前の少し傾いた建物に銃弾を数発打ち込む。そしてその中のこちら側にある支柱を何個か壊す。もともと傾いていた建物が支柱を失えばどうなるか。

 

無論、横転する。

 

一応下敷きにならないとこの建物を壊したから大丈夫だろうが煙と風圧で少しは時間を稼げるだろう。

 

「できることはしたがすぐくるぞ。そこの泣いている部長を連れて帰ればいい」

 

「あ、ありがとうございます‼︎」

 

そのまま温泉開発部の撤退に乗じて自分も撤退。先鋒たちは…南無三。安らかに成仏してくれ。てかもう委員長出てきた。やだやだ。にーげるんだよぉ〜〜〜ん。

 

 

 

 

________________________________________

 

 

へい。なんかクロノススクールの報道部が【温泉開発部と憤怒の鬼界が同盟!?同じ方向に逃げる姿を激写!】とかヘンテコなこと言ってんだけど。完全巻き込まれだわ。全くこう言うのは鵜呑みにしないのが1番だよ全く。

 

 

というか客観的に俺のこと見たことなかったけど面と服装のせいで見た目ゴツいんよな。まぁ、ヘイローは他の人から見たらあることしかわからんのはシンプルに安心したわ。これなかったら活動しにくいし。さて、クロノスのとこの情報抜いて嫌がらせしてやるかな。くっくっくっ、これが報いだ!

 

 

んだこれ?先生?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
手紙の最初に書く堅苦しいやつ

*2
邪悪な笑み

*3
めんどくさがったわけではない()

*4
手遅れ☆

大まかな展開

  • 稀に戦闘しながらストーリーand日常会。
  • 曇らせこそ正義である。
  • 曇らせはいいけど晴らせはあるよね?(圧)
  • みんなでりんご食べよ
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