授業中、ユウリはボケーッとしていた。BDでの授業は、黒板に書く授業と違い、欠伸が出るほどつまらない。
質問もできないわ、説明の仕方が回りくどい
(ふわぁ〜……眠すぎんだろ…あ〜外で訓練してた方がマシだな)
心の中で悪態をつきながら、外での授業を見ていたら、突然イオリに話しかけられた
「なぁユウリ、髪結ばないのか?」
「え?なんで?」
「だって髪長いじゃん、肩まであるのに邪魔じゃないの?」
イオリはそう言ってユウリの髪を指さした、確かに銀色の髪が肩にかかっている
「邪魔だけど……態々髪結ぶのも面倒だろ?それにヘアゴムなんて持ってないし」
「私の使うか?結んでやるぞ?」
「ん?良いのか?」
「良いよそんぐらい、ほら前向いてて」
言われた通りにしていると、イオリの手が髪に触れた
髪の毛にスルスルと指が通る
「おぉ、サラサラ……良いなぁ」
「イオリもサラサラだろ」
「私はヘアケアとかキチンとしてるの、アンタはシャンプーだけでしょ?」
「しかもドライヤー使わないで自然乾燥だし……」
「俺にとってはこれが普通だし……そんなに羨ましいか?」
「女の子は髪の毛が命なの」
「へぇ〜」
ユウリは全くもって興味が無さそうだ
「あだっ!?引っ張んなよ!」
「結ぶためにはしかたないでしょ、暴れない」
「……よし、結べた」
「どっも〜」
これが髪を結ぶ感覚か…首筋が涼しいな
「どう?邪魔じゃなくなった?」
「おぉ…首筋振っても邪魔じゃねぇ、サンキュー」
「どういたしましてー」
そんなことを話していると、授業終了のチャイムが鳴った
今日の授業はもう終わった、後は風紀委員会のパトロールだけだ
「さて…ユウリ、行くぞ〜」
「へーい、今日はどっから周るんだ?」
「今日は市街地からだってさ」
「ん、面倒なことが起こらないといいんだがな……」
廊下を話しながら歩いていると、何処からか爆発音がした
「……はぁ」
「あ〜…もうそろそろ通信が来るな、俺はわかる」
そう言い切る前に通信機から連絡が来る、ユウリは「ほらな?」みたいな顔でイオリを見た後に、応答する
「はいはい、こちら一ノ瀬ユウリですけど」
「市街地で銃撃戦が発生した!!今すぐ応援を!!」
通信からは銃撃音と怒号並みに大きな声が聞こえてきた
「うるっさ……市街地って言われてもな…具体的な場所は?」
「ドーナツ屋の近く!!早く来てくれ!以上!!」
そう言い残して通信を切られた
「「……」」
お互いがドーナツ屋ってどのドーナツ屋だよと言いたそうな目でお互いを見る
「……片っ端から探すか」
「バイク出してくれない?歩いて行きたくない」
「最初からそのつもりだよ…」
なるべく早めに駐輪場にバイクを取りに行き、さっさと発進する
「何処でドンパチやってんだよ……イオリ、音聞こえる?」
「いやー?全く聞こえない」
「ドーナツ屋ってどこら辺にある?」
「3軒ぐらいあるぞ?」
「ダル……」
近くのドーナツ屋から探し、2軒目でやっと見つけた、予想以上に激しくなっており、そこら中に爆発の跡が残っており、今も銃撃戦が続いていた
「よし、俺らも行こうか」
サブマシンガンをホルダーから抜き、マガジンを装填する
「よし、問題を起こした奴らを取り締まるか」
イオリもアサルトを構え、前線に参加する
ドドドドドド!!!
「退け退け退け!」
弾をばら撒きながら走り、スケバン達に真正面から突っ込む
「うお!?なんだアイツ!突っ込んでくるぞ!」
「隙あり!!」
イオリが突撃するユウリの横ギリギリを撃ち、スケバンの頭に当てる
「危ねぇな当たったらどうすんだ!!」
「当たってないから大丈夫だ!」
(そんな問題じゃなくね?まァ…いい、コイツらボコボコにする!)
残った奴らを仕留める為に、マガジンの弾全部ばら撒き、リロードしながら近接をこなし隙を無くす
ダダダダダ…チッ…チッチッ
「ッチ、こんな時にジャムりやがった」
弾詰まりが起こったらサブマシンガンを投げ飛ばし、ショットガンで対応する
「うぐっ!?……彼奴自分から武器を捨てやがった!?」
「武器が無い今がチャンスだ!畳み掛け……」
ダン!ダン!ダン!
「武器がねぇ訳ねぇだろうがよ!」
…………
「……ふぅ、やっと終わったな?」
「助かったよ、急いで来て貰って悪かったな」
「大丈夫だよ、私達もパトロールに行くところだったし」
「今日はもうこれで終わっても良くねぇか?もうそろそろ日も暮れてくるし」
「そうだな、2人ともお疲れ様」
「よし、帰るよ。乗って」
「運転するのは俺だけどな〜」
ぼちぼち投稿再開