闇の世界への反逆心   作:魚川

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vs自然文明!トンボとのNEWデュエマ!

「うおおおお!出来た!完成したぞお前ら〜〜!」

【大声で叫びながら開発室から飛び出してくる】

「だから騒ぎ立てるな!グスタフ様に失礼だろう!!」

【そんなガイトウを叱りながら、グスタスクも出てきた】

「おお、2日ぶりだな2人とも」

「お久しぶりでございます、グスタフ様…お待たせして申し訳ありません」

「気にするな、お前のそれはプロ意識とか言うやつだからな」

「出来たって何が出来たんだ?ドラゴンギルドがどうたらこうたらってやつ?」

「ああその通り!それが…これだ!」

【一本の重そうな巨大な剣を持ち出してくる】

 

「うわ、でっか!アルブサール様用の武器ってことか」

「ふむ…なるほど、なかなか悪くないな…少々重い気もするが」

【持ってブンブンと振り回すグスタフ】

 

「ふふん!その武器はただの武器じゃないんだぜ!額にこんな感じであててみてくれよ!」

「額に…?こうか?」ガシャャン!

「?!」「!?」

【何と剣が鎧のようになってグスタフの体を覆った】

「これは…」

「これぞ俺様たちの新作!鎧であり剣でもある最高の武器!」

「名付けて…龍装剣死世界(デスワルド)でございます!」

「なるほど…面白いな…!」

 

「そうだろそうだろ!天才だろ俺様たちは!影又ももっと喜べって!」

「あ、ああ…」

 

大丈夫なのかなぁそれ?!まあ、デュエル・マスターズなら今に始まったことじゃないか…ジョリーザジョニーも元はといえばだし…

 

「影又、カードだ受け取れ」

「ありがとうございま…ん?」

「なんだ?どうした?」

「マスターカードじゃ…なくなってる…いや、なんか右下にそれっぽいのはあるんだけど、ギラギラしてない…」

「………え!?な、何でだよ?!契約してるんだろ!?」

「そのはずだけど…」

 

形態が変わったからってマスターじゃなくなるなんて、オヴ・シディアみたいに交代でもしない限りあり得ない話だよな…

 

「そういえば、今回の我はツインパクトではないんだな…あいつも力を手に入れたことだし、我も…」

【グスタフがポツリと呟いた】

…なるほど、そう言うわけか…

 

「ガイトウ、大体理由わかったわ!まあ時間が解決すると思うし、俺ちょっと行ってくる!」

「へ?まあお前がいいならいいけど…いってら〜」

【そうして人間界に戻ってジョーを探しに喫茶きたがわに来た影又…しかしここから、なかなかの事態に巻き込まれていくことは、まだ知らなかった…】

 

カランカラン

「おーいジョー!いるー?んで持って暇ー?」

「あ!影又良いところに!」

「おっすー。良いところ?何の話?」

「ジネンジョー探し手伝ってよ!デッキーのために必要なんだ!」

「ジネンジョーって、随分変な名前してんな」

「変な名前なんて言うでない!」

「うおお?!影又なんだこの爺さん!」

「爺さん言ってやるな…んで、ジネンジョーね…」

 

あぁ…なるほど、あいつとの出会いか…まあ、新しいグスタフ様の腕試しにもなるし…行ってみるか

 

「いいよ!行こうぜジネンジョー探し!」

「いえーい!レッツゴー!」

『こうしてジネンジョー探しに出かけたジョーと影又、そしてももは森でトンボという不思議な少年と出会う。ジネンジョーを見つけてもらったお礼として、トンボの探している人を一緒に探すことになる。そしてハンター達とも合流し、埋蔵金をトンボが見つけてしまったが為に、トンボはさらに大所帯になってしまうのだった』

 

「あなた達と馴れ合う気は無いのですよ……」

「「「「またまた〜遠慮しちゃって〜〜」」」」

「なはは…あんたも災難だな…」

「まともなのは貴方ぐらいデース…ここは…失礼しマース!」バッ

【走って逃げ出すトンボ】

 

「あ!逃げたぞ!」

「僕たちに埋蔵金の恩返しをさせるプリ〜!」

「俺たちもジネンジョーの恩返しするー!」

「もももー!」

「ついてこないでくだサーイ!!」

【そうして走っているうちに、カードケースを落としてしまう】

 

「へー、自然文明のデッキかー」

「ぎゃー!何してるデスか!」

【カードを奪い返す】

「へー、トンボ君もデュエマやるんだ」

「やりますけど…何デスか」

 

「まあでも、自然デッキってことはたいしたことないね〜」

「………はい?」

「確かに僕のコレクションでも、自然文明は使わないプリ〜」

「俺も最初は使ってたけど、今は違う文明だしなー」

「…はあ、貴方達、何にもわかってないですね〜…自然文明こそが最強デスよ」

「そんなわけないだろ〜?」

「何なら教えてあげましょうか?自然文明の奥深さを」

「あ、じゃあさ!お…」

 

「俺とデュエマやらない?」

「え?!」

「まあまあ…俺も新しい力手に入れてるしさぁ、ここは戦わせてよ〜」

「え〜……まいっか!確かに影又の新しいカード気になるし!」

「滅茶苦茶勝手に決めるデスね…ま、良いデスよ…その代わり、泣かないでくださいネ…!」

 

「…おい、影又…こいつなんか雰囲気変じゃないか?」

「………そうですかねぇ?」

「お前今すっとぼけなかった?」

「良いから良いから…デュエマだぜ〜」

「むう…」

 

『ちょっと変わった男の子、トンボ!彼は一体、どんなデュエマを見せるのか!』

「「デュエマ!スタート!」」

 

トンボ:恐るべき自然の力!

影又:新装!龍の剣!

 

『闇文明VS自然文明のデュエマ!これより、恐るべき新たなる力を味わうこととなる!』

 

「んー…まあ、グスタスクをチャージっと」

「……貴方、闇文明使いでしたか」

「まぁね、結構強いよ?俺」

「(こいつを倒せれば、多少は私たちも…!)」

 

『お互いにコストを軽減できるクリーチャーを一体、影又は墓地を増やすクリーチャー、トンボは圧倒的なパワーのマファリッヒ・タンクをバトルゾーンに出していた』

 

影又・トンボ:シールド5

 

トンボ:ターン5

「ドローです…ふふふ…ルグンドドを召喚し、ナハナキリを4マナで召喚するのデース!」

ウ〜〜!

【飛行機のところから飛び降りて出てくるナハナキリ】

 

「自然文明はパワーが高いけど、スピードアタッカーみたいな能力がないのがな〜」

「何を言っているのデス!自然文明には新しいマッハファイターという能力があるのです!」

「マッハファイター?」

 

「ジャリッジャリ〜♩……ん?」ジャキンッ

「ンギャー!!」

【ジャリが後ろを振り返った瞬間、ナハナキリに切り裂かれた】

 

「えええ?!出てすぐ攻撃してきた?!」

「これぞマッハファイターです!どこですか、自然文明にスピードアタッカーみたいな能力がないといった不届者は…!」

「なかなか良いね、自然文明」

「そうでしょう?さらにナハナキリはマナゾーンに行くので、無駄がなくてスマートデース」

 

影又:ターン5

「それじゃあ…1マナで凶鬼28号ガツンを召喚!」

「おお!新しいクリーチャーだ!」

「あのカードも始めて見たプリ…」

 

「そして呪文!スラッシュチャージャー!4枚見て1枚を墓地に…ミザリィが落ちたのはなかなか悪くないな」

「(あのクリーチャーの姿…いえ、クリーチャーワールドのことを知らない人には関係ない話デスよね…)」

「そしてガツンの効果発動!呪文を発動したあと、山札の上から2枚を墓地に!」

「なんですと?!」

「そしたらバギンをもう一体とカベドンを召喚してターンエンドだ」

「…君、なかなかやるデスね…」

「そりゃどうも」

 

トンボ:ターン6

「しかし…次の私の攻撃は、なかなかぶっトンボ!ですよ!」

「ボントボルトを召喚デス!!」

「あ?おい!そいつはコスト12だろうが!」

「バカお前喋んなよガイトウ…!」

「あ、悪い…」

 

「…誰ですか今の声?まあ良いです…このカードはなんと!バトルゾーンに居るクリーチャーの数だけ、コストを減らして召喚できるのです!」

「ええ?!じゃ、じゃあ5マナ?!」

「ノンノン!ルグンドド2体の能力で、3マナで召喚できるのです!」

【飛行機のようなところから射出されて戦場に出てくるボントボルト】

 

「マジかよ!12マナのクリーチャーが3マナだって?!」

「しかもこいつもマッハファイターを持っているのデス!」

「マジか!」

【ボントボルトが羽を羽ばたかせながら突進し、その風圧でクリーチャーを吹き飛ばす】

【こうして隙のできたバギンを弓矢で打とうとするが】

 

「流石に軽減クリーチャーは倒させないぜ!カベドンでブロック!」

【カベドンが立ちふさがって代わりにやられた】

「ぬぅ…ま、別に問題はないです!ターンエンド!」

 

影又:ターン6

「さぁて…じゃあそろそろ、引かせてもらうぜ!」

 

「先にあるのが、暗い闇でも、絶望の未来でも、どうにもならない明日でも!」

「俺は進む!そして引く!俺自身を貫くために!誰かの希望を絶やさないために!!」

「うおおお!ドローー!!」

 

「ふっ…さあ、新しい力を見せて…ん?」

 

この能力…なるほど、こいつに下面がつけば無茶苦茶強くなりそうだな…!

 

「どうしたんですか?カードを見つめて、召喚しないんですか?」

「…ああ、召喚しない!」

「えええ?!」

「ぶっトンボ!?ほんとに召喚しないんですか?!引いた意味あります!?」

「まあまあ、そこら辺は俺の自由でしょ?」

「そうですけども…」

 

「さて…それじゃガツンを追加で召喚して、呪文ゴーストタッチ…手札を…一番左のやつを捨てて」

「ぬぐぐ…厄介な…」

「そしてガツン2体の効果で山札4枚を墓地へ!」

「めっちゃ増えた!」

 

ふふ…スラッシュチャージャーでマナを一枚増やしたのが功を奏したな、こりゃ

 

「さらに2枚ゴーストタッチ!2枚捨てさせて8枚墓地に!」

「合計12枚!?」

「どんだけ捨てさせる気ですか?!まったく迷惑な…」

 

さて、俺自身あいつの能力は知ってるけど…一応やっといたほうがいいか

 

「バギンでシールドをブレイク」

「ドゥークシドゥクぐええ!」

【攻撃しようとしたバギンが、ツタのようなものに足を取られたコケてしまう】

 

「あれ?動かなくなっちゃった」

「ふふふ…ボントボルトがバトルに勝った次のターン、自分は攻撃されないのです!どうです?自然文明は強いでしょ?」

「あ、あいつの切り札強すぎだろ…」

「どこですか?ボントボルトが私の切り札なんて言う人は!」

「いいっ?!」

【ボントボルトを指さしたシャチョーの指の上に立つトンボ】

 

トンボ:ターン7

「私の切り札は…!」

 

「トンボのメガネは…ぶっ飛びメガネ〜!」

「素敵な切り札、探し出す〜!」

「どこですか〜?」「どこですか〜?」「どこなんですか〜〜?!」

「ん!切り札頂き!ぶっトンボ〜!!」

 

「ふふふ…キングダム・オウ禍武斗召喚!」

【コロシアムのようなところを破壊しながら突っ込んでくる】

「おー!超かっけー!」

「これが私の切り札…まあ正確には私のものではありませんが…」

 

でた〜、オウ禍武斗のスタートデッキバージョン!轟破天九十九語がくっついてないだけで、能力はそのままなんだよな…

 

「お、俺の仕事は戦うことじゃないぜ?!」

「バギンご退場…?」

 

「問答無用です!マッハファイターにより、ガツンに攻撃!」

「ありゃあ…やれちゃったか」

「そしてこの時、マスター能力発動です」

「え?!マスター能力!?」

「それってマスターカード…いや違うよね…?何なのあのカード!」

「天をも破ると言われる9つの物語の力、味わいなさい!」

「破天!!九語!!」

【オウ禍武斗は角を大きく伸ばし、影又のシールド5枚を貫いた!!】

 

「ええ?!い、一気に全部?!」

「シールドチェックっと…」

シールドチェック× × × × ×

 

「あれまあ、トリガーなしか」

「やばいー!!」

「ボントボルトで、ダイレクトアタックです!」

【ボントボルトの放った矢が、影又に当たる…直前だった】

ジャギィン!!

【黒い影のようなものが、ボントボルトの矢を切り落とした】

 

「へっ?」

「ボントボルトの攻撃が…?」

「…俺がダイレクトアタックを受ける時!マスター能力発動!」

「なっ?!」

「おお!さっき引いたカード?」

「ああ、いくぜ!墓地の闇文明を持つクリーチャーを10枚山札の下に戻すことで、クリーチャーをバトルゾーンに!能力名は…そう!」

 

「絶龍返零!そして出て来てください!新たなる姿のアルブサール様!」

「絶龍騎!アルブサール!!」

【黒い影のようなものが剣を額に当てると、鎧をまとい…】

「さあ…我の新たな力、見せてやろう」

【グスタフ・アルブサールの鎧が変化したようなクリーチャーが現れた】

 

「うおお!新しい姿のグスタフじゃん!ってあれ?それもなんかちょっとちがくない…?」

「まあまあそこら辺は気にしないでよ!それじゃあ絶龍騎アルブサールの登場時能力発動!相手のクリーチャーを一体破壊!」

「見せてくれよう…新たな力!」

【一気に加速して、ボントボルトをすれ違いざまに切り抜いた】

「そんな!ボントボルトが!?」

「さらに!このクリーチャーがバトルゾーンに居るときに相手のクリーチャーが破壊されたなら、墓地から呪文とクリーチャーを1枚ずつ手札に戻せる!」

「ぐぬぬぬ…厄介な…ターンエンドです!」

 

影又:ターン7

「さあ、それじゃあここから一気に決めようか!呪文戒王の封(スカルベント・ガデス)!能力でアラン・クレマンを墓地からバトルゾーンに!この時ガツンにNEO進化!」

「そして墓地からフェリックス・ミザリィをバギンに進化させて召喚!」

「ぐ、ぐぬぬ…」

「フェリックス・ミザリィで攻撃する時、墓地を2枚増やしてガシャゴズラをバトルゾーンに出す!そして墓地からコスト3以下のクリーチャーを3体召喚!2体のスタフはバギンとガツンにNEO進化!!そしてWブレイク!」

「シールドトリガー来てください〜!」

シールドチェック× ×

 

「嘘でしょう?!」

「絶龍騎アルブサールでTブレイク!!」

「お願いします〜〜!!」

シールドチェック× × ◯

「来ました!!シールドトリガー、古龍遺跡エウル=ブッカ!アラン・クレマンをマナに送り、更にマナ武装5によりスタフも一体マナ送り!…ですが…」

「最後のスタフで、ダイレクトアタック!!」

「こんな状況で負けるなんてー!ぶっトンボ〜〜!!」

 

「我軍の勝利!進軍完了!」

 

「お疲れ、トンボ君…強かったね、自然文明」

「でも、負けてしまいました…」

「俺達は使いたくなったぞ自然文明!」

「僕もコレクションに加えたくなったプリ!」

「最後までどっちが勝つかわかんなかったよ!」

「はあ…まあ、上には上がいるって話ですかね…って、もうこんな時間ですか、では私は…そろそろ御暇させてもらいます」

「あ…ねえ、次は俺ともデュエマしようね!」

「……自然な流れでそうなれば、良いですよ」

「やった!またねー!!」

【ジョーに手を振り返して、トンボは行ってしまったのだった】

 

「にしてもすごかったじゃん、影又!」

「ん?まあね。ジョラゴンにだって負けないよ!んじゃ俺もそろそろ帰るよ」

「うん!デッキー…やっぱり必要だよ、本物のドラゴン!」

 

『一方トンボは…』

「結局探し物は見つかりませんでした…ですが、闇文明のマスター候補と思われる相手と接触しましたね、影又って呼ばれてました」

「闇文明のマスター候補だと…?!なるほどな…」

「そのカードを使っても勝てませんでした…でも、私は九つまでしか使えませんでしたから…」

【漢がカードを持つと、扉のようなマークが開いた】

「影又…か」




バッキューン!ズッキューン!今日の切り札!
絶龍騎アルブサール!
影又の繰り出した新しい姿のグスタフ!パワー12000のTブレイカー!
絶龍返零で、ダイレクトアタックされるときに墓地の闇文明を持つクリーチャーを10枚山札に戻せばただでバトルゾーンに出せるぞ!
出たときにクリーチャーを破壊できるし、相手が破壊されるたびにクリーチャーと呪文を回収できんだ!
ピンチを乗り越えて、様々な手段で敵を追い詰めよう!
噂では、更に強い能力を秘めているらしい…?
引き金は2度引かねぇ、一発が全てだ!
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