ふう…ここが…ここが…切札ジョーの通っている小学校!そして俺の今の年齢は!切札ジョーと同じ!即ち同学年ってわけだ!た、楽しみだ…楽しみすぎる!同学年!それ即ち…主人公とのデュエマができる!何度夢見たことか…
いや!それどころかこの世界でデュエマすることすら嬉しい!なんてったってこっちのデュエマではクリーチャーが実際出てるみたいになるわけだからな!
本物のクリーチャーを何体も見ただろって話は禁句ってことで…そんなことより!そろそろ教室に入る時間だ!ああああ!楽しみすぎるぜ!
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俺、切札ジョー!そしてこいつは相棒のデッキー!ある日デッキーが突然空から降ってきて…そこから俺は、自分の絵をデッキーに食べさせることで、クリーチャーに、俺だけのカードにできるようになったんだ!
「お、おはようみんな…ふう、ギリギリセーフ……」
「ジョー君おはよー!よかったね、今日は遅刻しないで!」
「うん、危なかったー…」
「ねえ、そういえば聞いた?今日転校生が来るんだって!」
「え?そうなの?」
「ももも〜ももも〜すっごい気になる!」
「はーい!みなさん席について!今日からこのクラスに入る新しい友達を紹介します」
【すると、先生の隣を物凄く暗い雰囲気の少年が歩いている】
「では、自己紹介、お願いできるかな?」
「は、はい…あのええと…影又清一です…でゅ、デュエマとかやってます…よ、よろしくお願いします…」
(へー!デュエマやってるんだ!)
「それじゃあみんな、影又君と仲良くしてあげてね!」
【そう言われ、影又は切札ジョーの後ろに座る】
「ねえねえ!俺切札ジョー!よろしく!」
「あっ、はい!よ、よろしくお願いします!!」
「ねぇねぇ、影又君ってデュエマやってるんだよね?」
「はい!やってます!」
「それじゃあさ!今日の放課後俺と一緒にやらない?デュエマ!」
「ぜ、是非是非!やらせてください!お願いします!」
「いえーい!よろしく!」
【こうして影又とジョーは、デュエマをやる約束と取り決めたのだった…】
【公園に移動してくる】
「ここ、俺がよくきてる公園なんだ〜♩よーし!それじゃあやろうよデュエマ!」
「う、うん!勿論!やりた…」
「ちょっと待てーい!!」
【そんなところに、いきなり声が響いてくる】
「うわぁ?!」「この声は…?」
「シャチョー!ハンター!プリ人!」
「ふふん!残念だがなジョー!先に転校生とデュエマするのは俺たちだ!」
「えー!そんな!俺先に影又君にちゃんと約束したのにー!」
「うるさーい!もうこれは決定事項である!!」
「ぐぅ…さーせんし」「まってジョー君!」
【そんなところで影又が声を上げる】
「え?か、影又君…?」
「な、なんだ?」
「ふふ…ここは俺に任せて?あいつらを倒して、すぐにジョー君とデュエマするからさ!」
「え?!う、うん…わかった」
「な、なんだお前…生意気な…!」
「ま、いいや!それじゃあ僕が相手するよ!よろしくな」
「ええ、よろしくお願いしますよ…!」
「「デュエマ!スタート!」」
シャチョー:庶民はひれ伏せ!シャークウガ!
影又:最強軍勢グスタフ・アルブサール!
『ついに始まった今作主人公の初デュエマ!一体どんな展開になっていくのか!!』
『影又2ターン目』
「よし…それじゃあ冥王の牙をマナゾーンに置いて…2マナタップ!1番隊バギンを召喚!」
「バギン…闇文明のデッキプリ?」
「みたいだね…まあどんなデッキが相手だろうと関係ないよ!」
『そのままシャチョーは水文明をうまく使いこなして攻め込み、影又はジャリなどを利用して墓地を溜め込んでいた!』
シャチョー:シールド5・クリチャー2
影又:シールド1・クリチャー5
『シャチョー:ターン6』
「よーし!ここで一気にケリをつけるよ!」
「や、やばいよ影又君!あ、アレが来る!」
「そう!来るのさ!深海の覇王シャークウガを召喚!」
「ぎゃー!やばいー!まずいよ影又君!!」
「まあまあ、落ち着いてよジョー君…あんなんじゃ負けないからさ…俺…」
「え?」
【落ち着いた声でそう話す影又に、ジョーはよくわからない雰囲気を感じていた】
「随分と自信があるみたいだけど…残念ながらそうはいかないよ!シャークウガの登場時能力で2枚引いて…いらないカードを3枚捨てる!そしてその3体を手札に戻す!」
(…戻されたのは、ヘモグロとゴロンとブスートか…好都合だ…ジャリとバギンがバトルゾーンに残った!しかも手札には低コストのクリーチャーが集まっている!そしてこれから来るシャークウガの攻撃で、あのトリガーを引ければ…いいや、引く!引いてみせる!なぜなら俺はデュエル・マスターズの登場キャラとなっているのだから!)
「ひひひ…これで終わりだな!1番隊ザエッサでシールドブレイク!」
「こ、これでシールド0になっちゃうー!」
「このままもう一体のザエッサでトドメだ!!」
【影又の目の前のシールドが砕かれる…が、影又は笑みを浮かべている…!】
「…スーパーシールドトリガー!スカルベント・ガデス!」
「うおおお!シールドトリガー!しかもスーパーボーナス付き!」
「くっ…!運が良かったな…」
「ふっふっふっ……では最初に言っておきますけど…これはただの「窮地を脱出するための防御札」じゃない…ピンチをチャンスに変える!逆転の一枚ですよ!」
「何ぃ?!」「な、なんかすごいな、影又君…」
「…あのお方…もしや…いや、そんなはずは…」
「え?どうかしたのデッキー」
「い、いえなんでも…」
「それじゃあ早速能力発動!墓地からクリーチャーを一体!蘇生することができる…出すのは勿論俺の切り札!」
「な、何が来るんだ…?!」
「無限の軍勢!死せど止まらず!もはや命も必要なし!出てこい!グスタフ・アルブサール!ジャリの上に進化だ!」
「グスタフ・アルブサール?!」
「あ、あんなやつ知らないプリ!」
「すげー!かっけー!!」
「それじゃあスーパーボーナスでザエッサ2体を破壊だ!」
「くっ…だ、だけどまだシャークウガが残ってる!次のターンでそのままトドメを喰らわせてやる!」
「次のターン…ですか…残念ですが、それは来ませんし、来たとしてもトドメはできないですよ!」
「な…ど、どう言うことだ!」
「今に見てればわかりますから…ご安心を!」
「…なんか、最初に会った時と随分違うね?」
「緊張なさってたのかもしれませんね」
『影又:ターン6』
「ドロー、マナチャージ…そして!ジャリ!ヘモグロ!ブスートを召喚!ジャリの効果で墓地を2枚増やし、ブスート効果でジャリを墓地に送ってから再び召喚でさらに2枚墓地を増やす!」
「墓地が一気に増えちゃったプリ?!」
「な、何する気だ?!」
「それじゃあ始めましょうか…グスタフ様による!恐怖の大進撃をね!」
「おい!なんかやばいこと始めそうだぞあいつ!」
「は、ハッタリに決まってるよ!あいつの攻撃できるクリーチャーは3体だけ!僕のシールドは5枚全部あるんだからね!この状況勝てるわけがない!(だ、だけどあいつのあの顔…まさか、ホントに?!)」
「ふふ…それじゃあ行きますよ!グスタフ・アルブサールで攻撃する時…進化元になったジャリを墓地に!」
「進化元のクリーチャーを墓地に送った?何をして…?」
「これにより!キズナプラスが発動する!」
「き、キズナプラス?!」
「墓地から好きなクリーチャーを召喚できる!一番隊バギンを!忠験医グスタスクに進化だ!」
「な、なんだ…何かと思ったら、クリーチャーが一体増えただけじゃないか」
「しかも今出したクリーチャーじゃなくて、もともと出してたバギンを進化させやがったぜ!」
「ミスでもしたプリか〜?」
「…ジョー様」
「うん…わかってるよデッキー…影又君のあの顔…あれはミスなんかじゃない!」
「それじゃあ…まずはグスタフ・アルブサールでダブルブレイク!」
「シールドは…」
シールドチェック!☓ ☓
「くっ…駄目か…でも関係ないもんね!僕は次のターンシャークウガで勝つんだ!」
「ふふふ…それじゃあ、忠験医グスタスクで攻撃する時…こいつもキズナプラスで進化元を墓地に置き、能力発動!アンタップしているクリーチャーを一体破壊してもらおうか!」
「なっ?!」
「おっとぉ!そういえば今バトルゾーンにいるのはシャークウガだけだったな…つまり?」
「シャークウガが〜!そんな〜!」
「ふふ…それでは、キズナプラスの真の恐ろしさ!味わってもらいましょうか!!」
「へ?」
「真の恐ろしさ…?」
「キズナプラスは、自身の効果を発動した後!自分以外のキズナ能力を発動できる!即ち〜?」
「まさか…グスタフ・アルブサールの能力が!?」
「もう一度発動する!もう1体のジャリの上に、もう1体のグスタフ・アルブサールを進化!!」
「に、二体目?!」
「とりあえずグスタスクでシールドブレイクな」
「と、トリガー!シールドトリガーを!」
シールドチェック☓
「だ、駄目だ〜…」
「それでは…我が軍は止まりません!進軍し続けよ!キズナプラス!!」
【そのまま攻撃とキズナプラスを発動し続け、とうとうシールドが0になり…】
「ふふん…一気に大逆転ってわけだ」
「こ、こんなはずじゃあ〜!」
「それじゃあ…狂鬼82号スタフで!ダイレクトー!アタック!!」
「ぐあああああ〜!!」
「我が軍の勝利!進軍完了!」
「うう…こんな馬鹿な〜…」
「覚えてろよー!」「覚えてろよプリー!!」
「ふう…勝てた勝てた!」
「すっげー…すっげぇ!滅茶苦茶強いじゃん影又君!」
「え?!そ、そうかなぁ…それほどでも…うへへ…」
【少し恥ずかしそうに頭を掻いている】
「よーし!じゃあ早速俺とデュエマ…」
「ジョー様!ジョー様!」
「え?何デッキー、どうしたのいきなり?」
「い、一旦私たちはお家に帰りましょう!」
「なんで!?今から影又君とデュエルするのに!」
「なんでもいいですから!早く!急いで!」
「ちょっ…ご、ごめん影又君!今度デュエマやろうねー!」
「え?!あ、うん!またねー!」
「……どうしたんだろ、ジョー君…(デッキーに連れられてたよな?なんか変なやつにでも会ったのか?)」
【ジョーの家まで、デッキーに引っ張らなれながら移動してきた】
「はあ…はあ…」
「ゼエ…ゼエ…な、なんなんだよデッキー、あんなに引っ張って〜…」
「お、落ち着いて聞いてくださいね…ジョー様…!」
「え?うん…どうしたのさそんなに改まって…」
「影又さん…あの方は…」
「デュエルマスター候補の可能性があります…!」
「……ええええ?!!?」
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「ボカカーン、ガイトウ、ただいまー」
「おかえり〜…どうだった?デュエマできたか?」
「うん!バッチリできたよ!しかも勝てた〜!」
「…そうか!よかったな!」
「うん!それじゃあ疲れたし、ちょっと上で休んでくるな〜」
「ああ…ゆっくり休んどけ」
【影又は階段を登り、ベッドに寝転がった】
「……行ったな」
「ええ…しかし、やはり影又が…?」
「……同じく…あいつと同じくらい強い相手と戦えば…それが判明するはずだ」
「あいつと同じくらい…つまり…」
「…切札ジョー、輝ヒカル、火の玉ボルツ…どれかと戦ってくれれば…!」
初めてのデュエマでございました。テンポ感とか諸々ご意見ございましたら是非お願いします