『前回、ジョーやキラたちとの念願のデュエマをすることができた影又!彼はさらなる戦力強化のためと銘打ってボカカーンとガイトウをカード化することができたが、2人は見たことのない能力を所持していた!!新たな力を手に入れた影又は現在…』
「おい影又!問題がわからないなら、この天才的な俺様が教えてやっても」
「学校で騒ぐな!しかも授業中だし!てかこの話にわからないも何も無いし」
【小声で、小型ロボのような姿のものに話しかけている】
「なんだよ〜…せっかく寂しそうだから、人間界でも会話とかできるようなやつ作ってやったのにさ!」
「いや別にさみしくはなかったから…こっちに普通に友達いるし…寂しかったの絶対そっちだろ」
「そ、そんなことないし!天才の俺様がそんなことになるわけないし!最近新しいやつも作ったし!」
「あーあいつね…はいはい、わかったから静かにしてろよ…バレたら困るのはお前もだろ?」
「むぅう…わかってる…」
【そうして授業が終わると、前の席のジョーから話しかけられる】
「ねぇ影又、授業中誰かと話してた?」
「え?!い、いやいやそんなことないよ?俺授業ちゃんと聞いてたし!」
「ホントかなぁ〜?」
「ほ、本当だって…」
【そんな話を遮るような声が響いてくる】
「影又君!ジョー君!!」
「うおわっ?!も、ももちゃん?どうしたのいきなり」
「ももも〜ももも〜感動しちゃった!!胸がキュンとするよね!胸がジーンとするよね!」
「な、何の話…?」
「詩だよ詩!さっき授業でやったでしょ?」
「ああ、まあそうだったね」
「もも最近詩にハマってるんだ!特にI amさんがとっても素敵!」
「!!」
I am!そういえばいたなデュエルウォーリアーで…なるほど、今はそこら辺まで進んでるのか、じゃあオヴ・シディアとかも…
「影又くんも見るよね!I amさんの詩!!」
「え?!」
「見るでしょ?みるよね?絶対に!!」
「は、ハイ…見ます…」
「なんて圧力…恐ろしいやつもいるもんだな…」
【その後ジョーたちとは別れて、闇文明に戻った】
「はあ…一応見てみるかぁ…」
【I amの配信をボーッと見ている】
「そういえば、I amって確か…」
「なんだ?その胡散臭い詩人のこと、なにか知ってるのか?」
「え?あ、ええと…なんでもないですよ!」
「はあ…?まあいいが…」
I am…確か水文明のデュエルウォーリアー…だっけ?なんか強かったんだよなー…アイアム!ワールドブレイカー!なーんて言ってたキオク…
「まぁいいや…今日は寝ようめんどいし」プルルル
「え、電話?ええと…もしもし?」
「影又くん!見た?!I amさんの配信!ももも〜感動しちゃった!!」
「そ、そうなんだ?良かったね」
「それでI amさんに直接お礼が言いたいから探しに行こう!」
「え?いや俺は…」
「明日の放課後ね!ジョー君も来るからね!!」
「…了解しました…」
「か、影又が負けやがった…」
「はぁ…なんか面倒なことになりそうな予感」
『こうして次の日、学校の終わった放課後、とうとうI amと接触することに成功したももちゃん!しかし…』
ももちゃんテンション滅茶苦茶高くなってるなほんと…だけど、多分そろそろ…
「あの!昨日の詩をもう一度くれませんか!?」
「う……時間を止めることはできない…川の水が流れていくようにね…I amです」
「キャーー!I amさん素敵すぎです〜〜!」
「何それ…川の水がどうとか訳わかんないんだけど…」
「っっ!!私の、詩を…ぐうう……!」
「あ、I amさん!?大丈夫で…」
「私に…触れるな!!」
【I amの振るった腕がももに当たって吹っ飛ばされる】
「ももちゃん!!お前、何するんだ!!」
「くっ…!」
やっべえ完全に記憶から抜けてた!ももちゃんがあいつに吹っ飛ばされて気絶させられるんだった!まあ一応命に別状はなかったはずだけど…
「おい!大丈夫かその女!」
「ガイトウ!多分大丈夫…」
「あー!やっぱりそれ喋ってる!!」
「チッ…仕方ない、一応俺様が診てやる!」
【そう言うと、小型のロボからガイトウが飛び出してくる」
「えー?!クリーチャー!?」
「ガイトウお前…?!」
「小型のポータル装置って部分もあるんだよ…人間通すには、少しばかし安全面がやばいけどな!さて、患者は…」
「お、お医者さんなの?ももちゃん大丈夫?」
「んーー…うん、大丈夫そうだな、衝撃で気絶してるだけで怪我はそこまでない」
「よ、よかったー…って!お前なんでももちゃんに……ん?」
【大事でないことに安堵したあと、I amに怒りを向けようとするが】
「うっ…ぐ…そ、そんな…お前…!お前は…!何故ここまで!!」
【前よりもさらに顔色が悪くなりうずくまったかと思うと、顔を上げてガイトウ達を睨みつける】
「なんだ?苦しんでる?」
「お、おい大丈夫かよ?」
「闇文明…お前達は…お前達だけは許さん!!」
「え」
【そう叫ぶと指先からビームのようなものを放つ】
「っ?!危ない!ガイトウ!!」
【危険に気づいて、咄嗟にガイトウに覆い被さる】
「ちょっ?!(影又!?こ、こいつ…、くそっしかたねえぶっつけ本番だ!!)」
【懐から取り出した何かを掲げると、ももちゃんを除いた全員が白い光に包まれ、上に運ばれていく】
「え?!こ、これまさか?!」
「間違いありませんジョー様!これはまさしく…!」
「真のデュエル…なるほど、君はデュエルマスター候補だったのか…」
「デッキーの言ってたこと、ほんとだったんだ…」
「え?!ジョー様信じてなかったんですか!?」
「あ、あはは…ごめんごめん…」
【ジョー達が様々な反応を見せる中、当の影又は…】
「えっ…はっ?え?どういう…はい?」
【只ひたすらに困惑していた!】
これ…真のデュエルのフィールドだよな?だけど、確かこの時はジョーが相手を…というかなんで俺が真のデュエル?!
「影又…いきなりこんなことになってすまない…そして、今まで黙っていてすまなかった!」
「え?な、何を?」
「……実はお前を、闇文明のデュエルマスター候補にしようとしていたんだ」
「ええええ?!」
「理由は…ここを生き残ったら話させてくれ…安心しろ、なんとか殺させないようにはする」
「…わかった…とりあえずデュエマすればいいんだな?」
「ああ…巻き込んでしまってすまない…説明不足で…今回は俺も協力する!」
「いいよ、一度救ってもらったんだ…やってやらぁ!」
正直怖いが…やるしかない!それに、I amの能力がわかってるのはアドバンテージだ!
「(彼らの会話…もしや彼らは……いや…どう足掻いても、奴らは闇文明だ…!)」
「…ああ…やはり私は…戦いからは…逃れられないのか…」
「だがここで…せめて仲間の仇は取ってみせる…!」
「「真のデュエル!スタート!」」
I am:私が…I amです
影又:死すらも力と変えてみせる!
『影又、まさかの初めての真のデュエル!I amはクリーチャーを並べてもガツガツ攻めて来ず、一方の影又は召喚されたクリーチャーを確実に破壊していく!』
「呪文!シンクロデスサイズでホタッテを破壊!」
「…少年…随分とクリーチャー破壊に躍起になっているな」
「…気のせいじゃないですか?俺の戦術がそうってだけですよ」
「そうか…変な質問をしたな」
「(確実に戦いなれている…そして、攻撃よりも私のクリーチャーを破壊することに重きを置いている…誤魔化しているが、私の能力を知っていると考えたほうがいいだろう…)」
「…ターンエンドです」
「ああ…」
「…影又、何か狙うがあるんだな?」
「もしもあいつの切り札が来れば、いやでもわかりますよ…出来る限り来させないようにはしますけど…」
I am:5ターン目
「…呪文!蓄積された魔力!」
「なっ?!」
蓄積された魔力!?そんなカード持ってたかあいつ?!いや…そもそもあいつのデッキの全てのカードを知ってるわけじゃないし、そういうこともあり得るのか…
「能力で一枚ドロー…そしてもう一度蓄積された魔力を発動!1枚ドローし、墓地に蓄積された魔力がある為もう一枚ドローだ」
「そして!ザエッサ2体によるコスト軽減で、スキッドを1マナで召喚!」
「まずい…手札が大量に増えた上に、捨てさせることへの対策まで…!」
「やはり強いですね…あいつ…」
「ターンエンドだ」
想定外だった、まさかクリーチャーを展開して来ないだなんて…こいつで一気に吹き飛ばしてやるつもりだったが…仕方ないか
影又:6ターン目
「…俺のターン…よし…こいつの力を借りるとしようぜ、ガイトウ」
「そうだな…お前の狙いはよくわからないが、やって見せてやろうぜ!」
「よし…驚鬼01号!ボカカーンを召喚!」
「驚鬼!?また知らないカードだ!」
「…見たことがない…あの戦士は一体…?」
「見せてやろうぜ、ボカカーン!お前の力をさ!」
「おっまかせを〜!」
「…それはそれとしてさあ、なんで名前変えたんだ?あいつには俺様鬼って立派な…」
「だってダセェもん」
「……………」
「いや、事実じゃん落ち込むなよ…まあいいや!じゃあボカカーン…いや、俺たちの持つ新しい力!バーストブースト発動!」
「バーストブースト…だと?」
「ああ、いくらお前でも知らない能力だろうぜ!なんせ天才中の天才である俺様が作り出した」
「はいはい、長い話は後な…この能力は、バトルゾーンに出た時に、指定されたゾーンのカードを好きな数墓地に送ることで、能力が発動すんのさ…」
「というわけで能力発動!俺のバトルゾーンにいるジャリ2体とこいつ自身、つまり3体全部を墓地に!そしたらお前は同じ数のクリーチャーを墓地に置け!」
「…なるほど、面白い力だ」
「おお!I amのクリーチャーが全ていなくなりましたよ!」
「いいぞー!頑張れー!」
「そのままターンエンドだ」
よし…とりあえず除去はできたけど…しかしあの手札の量、どう考えても…!
「(影又のあの表情、まだ安心できねぇんだな…一体どんな力を持ってるっていうんだ?あいつ…」
I am:6ターン目
「では…そろそろ本気で行くか!」
「なっ?!」
「やはり…こっからが本番か…!」
「私の前にカードはたくさんある…でも引きたいのはあの一枚だけ!」
「だから引く!そして行くのさ!風に吹かれるまま!ここではない場所に!」
「私は名もなきさすらいの詩人!名前を聞かれたらこう答えよう!」
「I am…アイアムです…」
「切り札を…引いたんだな…」
「ああ…素晴らしい戦術を練っているようだったが、ここで決めさせてもらう…!」
「ザエッサ、ヒラーガを召喚し、手札を2枚捨てることでピットデルを召喚!そしてホタッテ2体をバトルゾーンに出して、一体をチャンバラにNEO進化!」
「一気にクリーチャーが5体も?!」
「…あいつが来る…!」
「その通りだ、バトルゾーンにムートピアがある時、グラビティ・ゼロにより…0マナで、ヒラーガをI amにNEO進化だ!!」
「I am……」
「効果で進化以外のクリーチャーを手札に戻す」
「な、なんだあのクリーチャー…」
「やはりあのデュエルウォーリアー、ものすごく強い…!」
俺が破壊しまくった影響で、ブロッカーは出てこなかったか…一応意味はあったな
「お、おい…やばいぞあいつ…見てるだけで伝わってくる…!」
「…わかってますよ…でも…どうしようもないでしょう…?」
「お前…」
「……全ての戦場で、私は一撃で決着をつけてきた…」
「全てを破壊する、最強の切り札…!」
【影又の目の前まで行き、指を前に突き出す】
「っ……!」
やばいな…足がすくむぜ、ここまで近いと…!
「I am…ワールドブレイカー!!」
【放たれた光線が、影又のシールド全てを貫く】
「ぐああっ!!」
【風圧で吹き飛ばされ、シールドの破片で傷つく】
「影又!!」
【そんな影又に、ガイトウは覆い被さった】
「う……?え?!お、お前……?」
「い、言っただろ…?死なせないってな…」
【よろめきながら立ち上がる】
「殺すなら…俺だけにしてくれよ…こいつは…俺が巻き込んじまった…だけだからな…」
「……お前……」
【I amは昔のことを思い出す】
「(何故だ…何故お前達闇文明がそんなことを…!私の仲間達は、お前達の手で…!くっ…!)」
「勝手に死ぬなんて言うなよ、ガイトウ…」
「影又!?お、お前無理して立ち上がる必要は…」
「さっきの話、俺が負ける前提だろ」
「え?そ、それは…」
「悪いけど、まだ俺は負けるつもりはない!こいつだって…いるしな!」
シールドチェック××××◯
「シールドトリガー!驚鬼02号!ガジャガーンを召喚!」
「また新しいカード?!」
「このクリーチャーはブロッカー!そしてバーストブーストも持ってる!今回は手札!手札を2枚捨てて…その数だけ、山札の上から墓地に置ける!」
「墓地にカードが一気に増えました!」
「俺も!俺もいるじゃないか!」
「さあどうする?攻撃するか?」
「…いや、ターンエンドだ」
「了解…それじゃあ、決めさせてもらいますよ!」
影又:7ターン目
「目の前に広がる真っ暗闇…進むも地獄、引くも地獄…止まっていれば大地獄…!」
「だったら…体も!心も!命も!全部を賭して突き進んで!地獄なんてぶち破ってやる!!」
「足も!手も!勝ちたいって意思も!俺は止めさせねええええ!ドローー!!」
「ふっ…ぶっ飛ばしてやるぜ!この状況!呪文スカルベンド・ガデス!場に出すのは…こいつだ!」
「驚嘆医ガイトウ!」
「よっしゃあ!俺様が!やってやるぜ!って俺まで名前変わってんじゃねえか!」
「細えことはいいだろ〜?それじゃあこいつのバーストブースト発動!マナのカードを好きな枚数捨てて、その中の闇文明のカード3枚につき、クリーチャーを1体場に出せる…つまり2体召喚!出すのはもちろん、グスタフ・アルブサール2体!」
「切り札のクリーチャーが2体も!」
「ですが、これでこのターンに勝負を決められなければほぼ確実に敗北が…!」
「あったり前に決めるのさ!覚悟はいいか?I am!」
「…ああ!来い少年!」
「グスタフ・アルブサールでダブルブレイク!この時キズナプラスで1体召喚!その上にNEO進化!」
シールドチェック× ×
「……」
「さらにもう一発!ダブルブレイク&キズナプラス!!」
シールドチェック× ×
「このまま決めてやる!スタフで最後のシールドをブレイク!!」
シールドチェック×
「き、来た!!勝てるぞ!!」
「……強いな」
「ああ…仲間がいるからな!」
「…そうか…お前達にも…そんな奴らが居たんだな…こんな出会いでなければ、友となれたかもな…」
「…そうかね?俺はそんなことないと思うぜ」
「そうか…さあ、来い」
「ああ、グスタスクで…ダイレクトアタック!!」
「(悔いはない…すまない、みんな…!)」
「を、ストップ!」
「「へ?」」
「な、なんで…!?」
「なんでも何も…別に殺すことないだろ?まだ俺、正式なデュエルマスター候補じゃないし…なあガイトウ?」
「え…あ…そ、そうだな!そうだよな!そっちの方がいいよな!!」
「っ……!!」
【床に座り込むアイアム】
「死すらも超えて、進軍完了!」
「…さてと、あとはジョーに頼むとして…I am!」
「…なんだ?」
「さっき、出会いが違えば友となれたかもなって、言ったろ?」
「…ああ」
「出会いが違わなくたって…俺たちもう友達じゃダメか?」
「っ…!ふふ…本当…きみは、私の知る奴らとは、似ても似つかないな…」
「そりゃ、ガイトウ達もだけどね…」
『こうして、真のデュエルに勝つことができた影又!そして闇文明に戻り…』
「そんなわけで…闇文明のデュエルマスター候補になってくれ!!」
「おう…じゃあさ、一個だけ質問いいか?」
「…なんだ?」
「なんで俺がデュエルマスターになって欲しいんだ?」
「…俺は…みんなと楽しく、凶鬼を作ったり、実験したり、ワイワイやるのが好きだったんだ」
「だけど…あいつが出てからは、みんな狂ったように、他の文明を攻撃したりして…嫌なんだ!みんなが悪事に手を染めるのも…それを黙って見るしかないのも…」
「ガイトウ…」
「だから頼む!!デュエルマスターになって…闇文明を救ってくれ!!」
【土下座で願っている】
「…よし!わかった、やってやる!」
「ほ、本当か!」
「ああ…俺もここは好きだからな…そうやって扱われるのは、残念だ…だから協力する!」
「影又…ありがとう…ありがとう…!!それじゃあやらなきゃいけないことがあるな!」
「おう…お?やらなきゃいけないこと…?」
「ああ!それは勿論…」
「マスターカードを手に入れる!そのために、クリーチャーと契約するのだ!!」
「……マジかよ……」
驚鬼01号ボカカーン
コスト:5
パワー:2000
能力:
バーストブースト:バトルゾーン(このクリーチャーが出た時、自身の指定されたフィールドにあるにあるカードを好きな数だけ墓地に送り、墓地に送った数だけ#の能力を発動する)
#相手は自身のクリーチャーを一体選んで破壊する
驚鬼02号ガジャガーン
コスト:9
パワー:3000
能力:
バーストブースト:手札(このクリーチャーが出た時、自身の指定されたフィールドにあるにあるカードを好きな数だけ墓地に送り、墓地に送った数だけ#の能力を発動する)
#山札の上から1枚を墓地に置く
驚愕医ガイトウ
コスト:6
パワー:4000
能力:
バーストブースト【闇3】(このクリーチャーが出た時、自身の指定されたフィールドにあるにあるカードを好きな数だけ墓地に送り、墓地に送った闇のカード3枚につき一回#の能力を発動する)
#墓地からクリーチャーを一体バトルゾーンに出す