異能 作:リン
文化祭やらテストやらコミケの準備やらでめっちゃ時間かかりました。あとモチベゲージがかなりギリギリだったんです。
朝登校すると校門の前に人混みが出来ていた。
朝からこれを抜けなきゃいけないのだるいなぁ〜
気付かれないように思考y
「ねぇ君!雄英生でしょ!?オールマイトの授業はどうだった?」
「あっえとっあっ、あばばば」
「ねぇ、困っているの見てわからない?君たち寄って集ってインタビューしているみたいだけど、今の君たちはヴィランより質が悪いよ?」
「あのそういうつもりj「帰ってください」
するとマスコミの集団が突然静かになっていそいそと帰る準備を始めようとしていた。
「あっあの、さっきはありがとうございます。疾飛さん」
「礼はいらないわよ。そんなことよりあなた、さっきあの人達に何したの?」
「ただ帰ってくださいってお願いしただけです。今回はたまたま聞いてくれたんでしょう」
「あ、あんたねぇ…」
「あっ!さっさと行かないと遅れちゃう!」
「ちょっと!?」
◆◇◆◇◆
やっと昼休みになった…学年の変わり目とか長期休み明けって異常に時間の流れが遅いよね。体感2倍ぐらい長く感じる。
あと学年の変わり目と言ったら学級委員長決めだね。私には関係なかったけど、意外なことに緑谷くんが学級委員長に選ばれていた。いや、意外でもないかな?
副委員長は、同数票だった八百万ちゃんと疾飛のジャンケンで八百万ちゃんに決まった。
学級委員ってそんなやりたいものかなぁ?みんな手を挙げていたし、なにか素晴らしい特典でもあるのだろうか。
1人黙々と食事をしていたら、警報とともに放送がなりひびいた。
『セキュリティ3が突破されました』
『生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください』
え?セキュリティ3?いったい何が起きているの?いや、こんなところでぼーっとしているわけには行かない。さっさと避難しよう。
いやよく見たら朝のマスコミじゃん!はぁ〜心臓に悪い…
でもマスコミだけで雄英のセキュリティを突破できるとも思えない。っていうか朝に追い返したというのにどんだけ執念があるんだか。知覚範囲を広げて…やっぱりヴィランが侵入していた。職員室?カリキュラムを盗むためだ!
うわっ、ワープ個性持ちだ。あれ?精神が2つある?ていうか体は死んでいるのに動いてる?どうなっているの?あっ不味い、逃げちゃう!
「おい面那。何をしている?さっさと避難しろ」
「ひぁい!?先生!避難します!あっ…」
「どうした?」
「いやっ、何でもないです!では!」
ふぅ…なんとかギリギリ間に合った。
午後になり、委員ぎめの続きを始めたは良いものの、学級委員長が飯田くんに変わった。なんで?
どうやらマスコミ騒動の混乱を収めたのが飯田くんらしい。なるほど、それに緑谷くんはあんま人前で話すの苦手そうだし。
◆◇◆◇◆
「私思ったことを何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」
「あ!はい!?蛙吹さん!」
「梅雨ちゃんと呼んで。あなたの個性、オールマイトに似てる」
いや似ているどころかそのものなんですが…そんな事を言った日には消されかねないが、既にバレかているのはどうかと思う。緑谷くん、本当に隠す気あるの?
まあ個性を他人に渡せるのってヤバイよね。それがオールマイトのってなると、尚のことヤバい。しかも個性自体に8つ?の精神が宿っているっぽいし…これ以上知ったらどこでボロが出るかわからない。あまりオールマイト周りを探るのは止めよう。もう手遅れかもしれないけど。
切島くん達は似て非なるもの程度の評価だからまだバレない?いや無理があるかも…爆豪くんとか轟くんあたりにはもうバレている可能性が高い。いや轟くんは天然だからなんとかなるかな。
「増強型のシンプルな個性はいいな! 派手で出来ることが多い! 俺の『硬化』は対人じゃ強えけどいかんせん地味なんだよなー」
「確かになー。その辺、シンプルな増強系は羨ましいぜ。やれることが多くて派手だしよ。俺の“硬化”は対人にゃあ強えんだが、いかんせん地味でなー」
「そんなことないよ、切島くん! 僕は凄くカッコイイと思う。プロにも十分通用する個性だよ!」
「プロなあ、しかしやっぱ、ヒーローも人気商売みたいなトコあるぜ?特に轟と爆豪は派手でカッケェからな!」
でも爆豪くんは常にピリピリしているから実績は出ても人気は出ないだろうな。あ、案の定キレた…
「あとは異能持ちの疾飛は人気出るだろうな。物を飛ばして操る部分は人命救助にも使えるし見た目で分かりやすい。顔も合わせて人気はかなり出ると思う」
「僕のレーザーに負けないぐらいの輝きだよね☆」
「ブレないね青山くんは」
◆◇◆◇◆
え?USJ?
「「「すっげー!!!USJかよ!?」」」
「あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も……
本当にUSJだった。権利とか諸々大丈夫?
バスが到着した施設には数多くのエリアが存在していた。
大量の水がうねる水難エリア、街をひっくりかえしたような土砂エリア、燃料は一体どこから来るのか鎮火する気配のない火災エリアなどなど……
「スペースヒーロー『13号』!」
「わー!私好きなの!13号!」
緑谷くんと麗日ちゃんが宇宙服のようなヒーローコスチュームを着込んだ教師、13号を見てはしゃいでいた。
戦闘に向かない個性の持ち主がプロヒーローを目指すとき、多くの人々が例として名を出すのが13号だ。
私も戦闘向きの能力ではないが、系統があまりにも違うので名前しか知らなかった。もう少しヒーローについて知ったほうがいいかも。
「えー始める前にお小言を一つ二つ…三つ……四つ……」
おお増える増える…
簡単に言うと個性は毒にも薬にもなるよっていう話。
この社会が成り立っているのは、個性の使用をヒーロー免許等の資格制にすることで厳格に規制しているから。それでもヴィランの犯罪は無くならないから、かなりギリギリの社会だと思う。
えーっと、あと何か忘れているような気が…っ!?
ズズズッ……
「一塊になって動くな!!!」
「え、何だアリャ!? また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
「動くな!! あれは───ヴィランだ!!!」
黒い靄とともにヴィラン達が現れた。あ!あの時の死体!
コミケは友達の乗っかりなのでこの作品は関係ないです。