転生の間にも三年【異世界で成り上がる予定なので美少女達と事前準備(意味深)しまくります】   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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強敵?ボスラッシュ 上

「第一陣の移住者の迎え入れ完了……」

 

「おつかれ~ナツ」

 

「万が一が無いように移動中気を張りっぱなしだったから疲れた」

 

 ハーゲンシュタットの町から移住者約1300名を迎え入れ、警護で俺が付きっきりで面倒を見たが、ここステラリアへ連れてくることは無事に終わった。

 

 後の事は家臣達に引き継いで、割り振られた家へと案内している最中だろう。

 

 一応辺境伯様より今の家臣の人数では領地経営ができないからと、追加で文官を50人、教官ができる軍人を20人派遣してもらって、ハーゲンシュタットでの移住者の案内や道中の食料支援などを手伝ってもらっていた。

 

 彼らにも住居となる官舎へと案内し、生活の準備を行っている頃だろう。

 

「休憩のところ失礼します」

 

 私室にラインハルトが入ってきて、俺の今後の予定について説明が行われた。

 

 流石に明日は午前中休みだが、午後からは開拓作業の再開で、魔法が使えるメンバーは殆ど駆り出されて開拓の続き、引っ越しが落ち着いてきた来週からはステラリアに開設される冒険者ギルドの支部長就任式だったり、教会の施工式なんかの式典が複数あり、顔を出さなければならない。

 

「それに孤児達への魔法使いの教育もあります。開拓も並行して進みますが、当面の間はとにかく忙しいと思ってください」

 

「俺領主だよな……なんで領民より忙しいんだ?」

 

「それが責任と能力がある者の勤めなのです」

 

「トホホ」

 

 ただ今日はメアリーやアキ、シュネが疲れた体を癒してくれると4Pをして精神の回復に勤しむのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 木を切り倒して、それをゴーレムに運ばせ、時々出てくる魔物を倒し、亡骸もゴーレムに運ばせ、草刈りをして積み上げた草を魔法で乾燥させ、燃やしてから整地をする。

 

 大岩を退かして、これもゴーレムに運ばせ、井戸を掘り、川から水路を引いて、石化魔法で石の道を作ったりもする。

 

 そんな事を続けていると、あっという間に1週間が過ぎて冒険者ギルドの開設の式典が始まる。

 

 支部長はジェイシェット教官が就任し、何名か予備校でお世話になった職員の方々や解体をお願いしていた職人のお兄さん方、受付嬢の人達も何人かステラリア支部へと移動してきてくれた。

 

 それに移住者の冒険者の中から職員や教官として使えそうな人を引き抜いて、人員を増やし、小規模ながら冒険者予備校も開設することができた。

 

 まぁ予備校に通うのは移民として付いてきた孤児達が殆どであるが……。

 

 魔法の訓練もするが、冒険者としての教育も受けさせる。

 

 見込みのありそうな子はケッセルリンク男爵家の幹部候補生として迎え入れて、魔法使いとして才能があれば実働部隊として男爵家で雇う。

 

 そうでない子はステラリアでは人手が不足しているのでなりたい職業に就いてもらう予定である。

 

 料理人や解体職人、大工とかは人手が足りてないからね。

 

「ジェイシェット教官……いや支部長。出世おめでとうございます」

 

「いや、完全にナーリッツの出世に合わせた人事だけどな。まぁ50前に支部長になるのはだいぶ早い出世になるけどな。お陰で15年は食いっぱぐれる心配がなくなったわ」

 

「それは何よりで……」

 

「ナーリッツ、冒険者ギルドとして魔物の素材を買い取らせてもらうし、素材の輸送を当面の間お前に頼むからな」

 

「ええ、輸送は任せてください。ちゃんと稼がせますから」

 

「おう、あと全部の領域を解放するのは控えてくれ。なるべく弱い魔物が多くて、道から離れた魔物の領域を残してくれないと、冒険者が稼げないからな」

 

「まぁそれは要相談で……前線ではまだ大量の魔物がうじゃうじゃ居ますから」

 

「それもそうだな」

 

 ジェイシェット支部長とも挨拶をし、冒険者ギルドの開設が終わると、次は教会の施工式に参加する。

 

 流石に教会を別の場所で建設して、移設させるのは不味いと言う事になり、教会の場所は用意していたので、大工達に建ててもらう事になる。

 

 建材はこちらで用意していた物を使う。

 

「いやぁ……大きな教会が建てられそうで安心しました」

 

 建てられる教会の神父さんと話をしたが、俺達が各地の魔物の領域を解放したお陰で開発フィーバーが巻き起こっているのは記憶に新しい。

 

 村や町が作られればそこには必ず教会が建てられるので、南部の教会ではダブついていた神父達に新しいポスト(教会という箱)が与えられ、相応の役職と手当を受け取ることができるようになっていた。

 

 ステラリアに派遣された神父はなんとまだ30歳。

 

 神父の中でも若くて有能な者を派遣してくれた。

 

 ちなみに俺が家臣に抱えたユードリックの元上司でもあり、治癒魔法の達人でもある。

 

 更にシスター……修道女達も孤児達の教育に必要だからとハーゲンシュタットの町で活動していた彼女達の多くもステラリアに移住していた。

 

 まぁ修道女の彼女達も元孤児だったり教会関係者の子供等なので、男性の移住者が多い為、将来の男女比率の均等の為にも家庭を持ってもらえると良いのだが……。

 

「まぁ教会がバタついている間はユードリックやクリスをこっちから派遣しますわ」

 

「それは助かる! 彼や彼女は教会でも手放すのは惜しかった人材だから派遣でも助かる」

 

「孤児でもまだ自律して生活できない子達はシスター達の手助けを頼みます。あと移民達の治療も頼みます。病気の薬とかは在庫切れが起きないように調整するので」

 

「ああ、薬はケッセルリンク男爵様頼りになります。よろしくお願いします」

 

 教会の建築も行われていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「魔物を討伐していた方が気持ち的には楽だな……」

 

「確かにこのメンバーで魔物狩りに行くの2ヶ月ぶりくらいかな?」

 

「ちょっと久しぶりで僕もワクワクしているよ」

 

 開拓は順調に進んでいたが、そろそろ魔物の強さも上がってきて、アキのゴーレムナイトが自己修復可能な範囲以上のダメージを受けて、帰還する事が起こっていた。

 

 幸い未帰還機は出てきていないが、ゴーレム頼りの魔物狩りはそろそろ限界っぽいので、ここらでボスの魔物狩りをして、魔物達の統率力を失わせた方が開拓が有利に進むと俺達は判断したので、ラインハルトに予定を調整してもらい、2週間ほど、奥地で魔物狩りを行う。

 

「ワイバーン並みの魔物の反応もあるし、気合いを入れていくぞ」

 

「「「おー!」」」

 

 

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