転生の間にも三年【異世界で成り上がる予定なので美少女達と事前準備(意味深)しまくります】   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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帝国事変
4年後……19歳になって


 4年が経過して、俺、メアリー、アキ、シュネは19歳になった。

 

 その頃には3人はアキが10人、メアリーとシュネは6人の子供を授かり、皆すくすくと成長している。

 

 アキはクマの獣人の血が濃かったからか、皆双子で生まれてきたが、耳は人耳で、俺の血が濃いんだよな……。

 

 逆にシュネは竜人の血が濃くて、全員竜人特有の尻尾が生えていたり、手足の一部に鱗があったりしたけど……。

 

 ああ、3人ほどシュネと同じく銀色の尻尾を持つ子供も産まれたから、これで能力だとチートの継承が行われることが確定となった。

 

 ……まぁそれとは別にライラックとミクは5人、エロフ達と各4人、スターとマリーとは2人、フレン、クリス、ランコとは1人の子供を授かるヤリチン野郎と俺はなっていた。

 

 ランコとヤッた時は凄い紆余曲折あったが……まぁ刺されずに済んだと言っておく。

 

 女性陣が妊娠で動けなくなっている間、ラインハルトに馬車馬の如くこき使われたが……まぁ良い思い出である。

 

 4年の間に領地も更に広くなり、一応面積だけなら関東全域くらいまで整地だけは済ませることができた。

 

 アキのゴーレムのお陰でもある。

 

 あと旧ヤマト村近くにある琵琶湖並みにデカい湖が水源として大いに利用でき、各地に上下水道の整備に一役買っていた。

 

 また農地としては南関東(東京、神奈川、千葉)を合わせたくらいの面積になり、サトウキビ栽培も順調に進んでいた。

 

 まぁ、うちの領地からの輸出品は穀物、砂糖、布の3種となっていったが……。

 

 あと第3陣の移民団は……まぁガラが悪いのが半分、普通のが半分と言うくらいで、普通のは領地に直ぐ馴染んだが、ガラ悪いのは直ぐに犯罪に走ろうとしたので、矯正できる奴は軍に入れ、考える頭が無い奴は単純労働をやらせ、どうしようも無い奴は開拓の礎になってもらった。

 

 5000人近く移民してきたが、定着したのは3500人程度で、1500人は申し訳ないが礎に……。

 

「黒くなったものだ……必要だからと1500人も開拓の生贄に捧げるとは」

 

 皆で幸せになれれば良いが、どうしても他人を食い物にしてあくどい事をする奴や足を引っ張る馬鹿が出てきてしまう。

 

 領主としてそれをどうするか……今思えば辺境伯様から与えられた課題だったかもしれない。

 

 まぁ移民団も3年が経過する頃には定着し、普通に生産活動に従事してくれている。

 

 土地は有り余っている状態だから、ゴーレムを働かせて大規模農園をやれば稼げるんだがな……。

 

 そんなこんなで、領地経営は比較的順調に進んで、ケッセルリンク領で一応自給自足ができるようになったくらいで、以前から政治工作をしていた辺境伯様がバイパー様へ家督を譲渡すると発表。

 

 それに合わせて俺も帝都へと行き、子爵へと爵位を上げることになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『いやぁ、ナーリッツのお陰で短時間で帝都まで行くことができるよ』

 

『それは良かったです』

 

 俺は飛行魔法を使い、更に改良して1人でも100人の乗客を運べるグライダーを使って、空の旅を辺境伯様やバイパー様、他家臣の皆さんにデーニッツさんも楽しんでもらっていた。

 

 このグライダーが撃墜されたら南部領は大混乱に陥ることが確定しているため、慎重に運んでいた。

 

『帝都まで1日で行けるとは……馬車を使っていたら2ヶ月近くかかるのであるがな』

 

『それにナーリッツが空間魔法で必要な品を全て運べるから楽で仕方ねぇな』

 

 デーニッツさんはグライダーの中で酒を飲んでいるらしく、ほどほどにしてくださいよと念話で忠告をしておく。

 

 ハーゲンシュタットから飛行すること約8時間……帝都が見えてきた。

 

「おお、すげぇ……ハーゲンシュタットとは比べ物にならないくらい大都会だ……」

 

 郊外に着陸をし、異空間から馬車と馬のゴーレムを出す。

 

 残りは馬車に揺られながら中へと入る。

 

 流石に徒歩で行くのは不自然だからな。

 

 検問所を通り、街の中に入ると大通りは白色の石壁でつくられた建物が整然と建ち並んでおり、魔法で作られたのがよくわかる。

 

 馬車を進め、街の中心部へと進んでいくと、大きな家の前で止まった。

 

 辺境伯様の家臣とその家の持ち主の衛兵が話し合い、衛兵が屋敷の中に入ると、恰幅の良いちょび髭の男性が現れた。

 

「お待ちしておりました。フォーグライン辺境伯様、バイパー様、それにケッセルリンク男爵殿も」

 

「紹介しよう、帝都での協力者ヘス男爵だ」

 

「グローリ・ヘスです」

 

「ナーリッツ・ケッセルリンクと申します」

 

「噂はかねがね」

 

「よろしくお願いします」

 

 俺とヘス男爵は握手をしてから屋敷の中へと案内された。

 

 辺境伯の家臣達及び、俺の家臣として連れてきたメイド数名とマンシュタインには俺が泊まる宿の確保を命じた。

 

 辺境伯様はヘス男爵の家に滞在するらしいが、流石に何組もヘス男爵の家に泊めてもらうのは悪いので、お勧めの宿を紹介してもらって、そちらに泊まる。

 

「準備は整っております。明後日にナーリッツ男爵には宮殿に登城してもらい、皇帝陛下に忠義を誓う儀式を、それと同時に子爵への任命も行います。フォーグライン辺境伯様やバイパー様には5日後を予定しています」

 

「予約を取るのにだいぶ根回ししたからな……調整するのに半年もかかるとは」

 

「仕方がありません、陛下は多忙を極めておられます……それに後継者問題がいよいよ本格化してきておりますので」

 

 現皇帝陛下もだいぶお年を召されており、既に御老体。

 

 その為、継承権を持つ者の動きが激しくなっているらしい。

 

 まぁ俺は直接の影響は無いと思いたいが……。

 

「ケッセルリンク男爵には今日と明日で謁見時のマナーの最終確認を行います。フォーグライン辺境伯様とバイパー様は別室で旅の疲れを癒してください」

 

 そう言われて、俺はヘス男爵に謁見時に必要なマナーの最終確認を行うが、特に問題は無さそうと合格点を貰えるのだった。

 

(ラインハルトにみっちり仕込んでもらっていて良かった……というかあいつ、どうやって謁見時のマナーを勉強したんだろうか?)

 

 

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