転生の間にも三年【異世界で成り上がる予定なので美少女達と事前準備(意味深)しまくります】 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
食事を終えた俺と嫁達は、リリスとジェルと談笑していると、子供達が入ってきた。
「「「「「パパ!」」」」」
「おお、アルペジオ、テヌート、トリル、トレモロ、スラー! ただいま!」
「お帰りなさいパパ!」
「帝都どうだったの!」
「教えて!」
子供達を見て、リリスが目を丸くしていた。
「ナツの子供達か?」
「ええ、この子達が俺の最初の子供達になります」
「へぇ……」
リリスは彼女達を見つめながら
「うん、魔力量は十二分に高いのぉ……どんなトレーニングをしていることやら」
「あ、今だったら教えられるよ。ワイバーンの血液を錬金術で魔力回復ポーションにして、魔法を使って魔力を空っぽにして、その状態でポーションを飲むと少しだけ魔力が伸びるんだ。魔力を使い切ってから眠ると同じよ」
「ワイバーンの血を確保するのと、信用できるポーションにする技術を持っている人物の確保……両方揃えるのは難しいのじゃが」
「まぁ俺が空間魔法でワイバーンの血を鮮度の良い状態で保管できるから、ポーションも大量に作れるんだけどな。主にアキがポーションを作ってるよ」
「私が作ってるよー」
「ほぉ……で、自分の娘達を育成していると」
「ちなみにこの子達って何歳くらいなの?」
ジェルが聞いてきて、俺はこの子達は6歳だと答える。
「6歳? 12歳くらいに見えるけど」
「魔力が高いと早熟に成りやすいって聞いたことがあるが……なるほど、肉体も早熟になると」
リリスが考察しているが、成長促進剤を使った結果なのだが……。
事実ミクの子供のアルペジオ達は6歳ながら身長が145センチくらいになっていた。
普通の子供達が6歳くらいだと115センチ前後というのを考えると、普通に大きい。
今4歳の嫡男であるアポーロンも120センチ近く身長があり、飛行魔法で空を飛び回っていた。
「この子達既に儂の半分くらい魔力があるんじゃが?」
「自慢の子供達なので!」
事実、アルペジオ達の魔力量は俺を100とすると5くらいまで増えていた。
いや、この物差しだと分かりづらいか。
俺を20万とすると、ドラゴンが8万、リリスの魔力量が2万、アルペジオ達が1万、ワイバーン達が8000くらいになる。
既にアルペジオ達がワイバーンを超えてしまっているのは……しゃーない。
「お姉さん偉い人?」
「ん? 儂か? 儂はお父さんの嫁に成りに来たのじゃ」
「あ、パパまたママ増やすんだ」
「エルフのお姉さんに、竜人のお姉さん!」
娘達も2人を気に入ったらしく、近づいて帝都の話をせがんだりするのだった。
〜リリスサイド〜
個室の部屋に案内され、荷物等を置いた後に、今日はゆっくり休んで欲しいとナツに言われて、メイド達に城の案内をしてもらい、風呂場に移動した。
洗浄の魔法はあるが、やっぱり湯に浸かって体を癒したいという気持ちが強い。
特にエルフという種族は綺麗好きの者が多く、風呂の文化を広めたのも過去のエルフだったという話があるくらいじゃ。
風呂場に着くと、既に先客がおり、メアリーというナツの奥さんの中でも上の立場の者であったか。
メアリーは実にエルフらしい体つきをしておるな。
まぁクォーターよりエルフの血は薄いらしいが……。
儂はどちらかと言うと胸はそこそこあるからのぉ。
「うう、胸の大きさで負けた……」
「胸があっても子供に乳を与える時以外は役に立たんぞ」
なんか胸の大きさにコンプレックスがあるのか、メアリーは儂の胸を見て悔しがっていたが、体を洗ってから、風呂に浸からせてもらう。
「はぁ……実に気持ちがよい」
「でしょ。地下水を汲んできて、沸かしているお湯だからね。魔導具から出てくるお湯とは違うんだよ」
「そうなのか……改めてリリスじゃ」
「僕はメアリー、よろしくねリリス」
「よろしくなのじゃ」
互いに裸同士で握手をし、儂はメアリーにナツと同等の魔力量を持っておるが、それは幼少期からなのかと聞く。
「そうだね、僕やナツ、アキとシュネは幼い頃から魔力量が多かった。突然変異ってやつだね。それがたまたま同じ村の幼馴染ってことだったんだけどね」
「ほぉ……そうなのか?」
話を聞いていくと、7歳になる頃にはワイバーンを単独で倒せるようになり、その頃よりアキが魔力回復ポーションを作って今に繋がるトレーニング方法を確立し、それからずっと魔力量を伸ばし続けたのだとか。
通常の魔力トレーニングの20から40倍の効率で魔力量を増やすトレーニングをした結果が今の魔力量であるとメアリーは言う。
「9歳でアンデットドラゴンを倒して爵位を得て、地竜を倒して更に爵位を上げ、この地に根付いてからはドラゴン狩りに精を出していると……うーん戦闘狂にしか思えんな」
「あはは、僕も言っていてそう思うよ」
「というかお主らはゴーレムと言い、ドラゴンを倒せる戦闘能力と言い、何と戦う気なのじゃ? 国家転覆でもしたいのか?」
「自身の出来ることを続けていた結果なんだけどね……」
それにとメアリーは今は子供を育てる方がたのしいしと言っていた。
「儂達が嫁に成りたいと言っても反対しなかったな」
「そうだね。僕は反対しないよ。ナツからは十分に愛してもらっているし、嫁が増えようが愛してもらえる量は減らないと思うからね」
「言うのぉ」
「僕らはナツからしたら特別だから問題ないの。リリスが加わってもナツを1人で受け止める事不可能だと思うよ」
「そんなにか?」
「そんなにだね……本気になったナツは10人以上を一晩で潰すから」
「凄まじいのじゃな」
その後メアリーに色々ナツの事を聞き、ナツの下事情について知るのであった。