転生の間にも三年【異世界で成り上がる予定なので美少女達と事前準備(意味深)しまくります】 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
「というわけで我らアキ様に作られたホムンクルスでーす!」
「水陸両用ホムンクルスでーす!」
「魚いっぱいとりまーす!」
白色……ちょっと水色ががった水陸両用ホムンクルス×1000がアキの手によって作られ、領主である俺が海岸沿いの漁村へと運んだ。
「じゃあホムンクルス軍団、代官の言うことを聞いて、漁村を開発して、ケッセルリンク領の食糧供給を頼むな」
「「「はーい!」」」
俺はホムンクルスの彼ら? 彼女らを代官に任せることにするのだった。
〜ホムンクルスサイド〜
「というわけで、始まりました漁村での生活ですよ奥さん」
「やーん、旦那様一応ホムンクルス同士で繁殖できるけど、まだ生後数日かつ、知識を植え付けられたばかりの存在で繁殖だなんて……最初はお友達からって相場がきまってますよ」
なんて漫才? と呼ばれるものをしてみたが、相方も結構ノリがよいっぽい。
僕達ホムンクルス達を収容できる住居もまだ無いので、最初は住居を作るところから始めないとかな。
今夜だけど、ホムンクルスはゴーレムの一種なので眠る必要は特にない。
なので今夜だけど、作業を開始する。
他のホムンクルス達も夜通しで作業をするみたいだ。
「じゃあ僕が土で壁を産み出すね」
「じゃあ私石化させて強固にしまーす」
知識を頼りに家を建築していく。
とりあえず雨風を凌げれば良いので豆腐ハウスと呼ばれる建築をしていく。
土の壁を魔法で作り、相方が石化の魔法で壁を補強。
とりあえず長方形の箱ができたら、床にも石化魔法をかけてから、タイル風に形状を整えていく。
するとあっという間に灰色の家が出来上がった。
「じゃあ森で木材を取ってこようか」
「賛成」
近くの森に向かい、木々を数本伐採し、ホムンクルスらしく腕をノコギリに変形させて、樹木を木材へと加工していく。
僕が大まかに切って、相方が鉋で木材を整えていく。
綺麗な形の木材ができたら家具を作っていく。
まずは寝床となるベッド。
次に食事をとるためのテーブルと椅子。
それに窓に木材をはめ込んで、開閉できるようにしたり、出入り口の扉を作ったりしておく。
余った木材で船を作っておき、漁をできる準備もする。
そうこうしていたら夜が明けたので、相方には台所周りを作ってもらって、男達は海に出る。
船……は正直まだ必要ないので、下半身をイルカの尾の様に変形して、皆海に飛び込む。
僕らは水陸両用ホムンクルス。
水中ではエラ呼吸に切り替えれば問題ない。
そうこうしていると、僕らの元になった水竜が僕らに襲いかかってくるけど、僕ら1体1体は水竜に少し及ばない程度の力はあるので、纏った数になれば、水竜を倒すのもへっちゃらだ。
腕から生やしたモリを水竜に突き刺しまくって、討伐。
皆で岸に引っ張っていき、水際に打ち上げたら、一斉に解体を始める。
僕らも生命維持の魔力を作るために食事が必要なので、これは大切なこと。
切り分けた水竜の肉10キロくらいを持って家に行くと、相方が台所だけでなく風呂場とかも作ってくれていた。
相方に料理をしてもらっている間に、僕は知識にある五右衛門風呂と呼ばれる風呂に魔法でお湯を張って、洗浄の魔法で体を綺麗にしてから風呂に入る。
汚れを洗い流すというより、知識にある人間の真似事をしている感じだけど、体の疲れが抜けていくような感じがする。
栓を抜いてお湯を抜き、軽く洗ってから風呂を出ると、木製の器の上に塩で味付けられた水竜のステーキが数枚置かれていた。
「腕を変形させて調理したけど、ほかの食材が無いからステーキにしちゃった」
「いいじゃん! 料理をして食べるって人間っぽい……えっとこのときはいただきますっていうんだったけ?」
「知識ではそうなってたはずよ」
「じゃあ手を合わせて」
「「いただきます」」
僕達はホムンクルスなので、手を変形させて、ナイフとフォークにし、ステーキを食べていくが、初めての食事……これが美味しいという感覚なのだろうか?
「美味しいね」
「そうね。この後はどうする?」
「そりゃ勿論交尾をするでしょ。人間もそうするらしいよ」
「交尾ね、わかった」
僕達ホムンクルスも子供ができる。
勿論ホムンクルスの子供はホムンクルスだけど、世代が進めば人間と近くなっていくのかな?
そんなことを考えながら僕達は木製のベッドのうえで交わるのだった。
気持ち良い感覚に襲われながら、気がつくと相方のお腹が精液でパンパンに膨らんでいた。
「気持ちよかった?」
「気持ちよかったよ。君はどうだい?」
「私も気持ちよかった。このお腹に出された精液ちゃんと体内で吸収するね」
そう言うと彼女の股の穴が塞がり、僕の出した精液は出口を失った。
彼女はビクビクと震えながらこう報告してきた。
「卵子を排出して、今受精卵を着床中……この体だと1度に10人までしか産めないっぽい」
「残りの精液は身体で吸収して栄養にしてしまえば?」
「そうだね、子どもを作るための栄養に変えるわ」
こうして僕達は産まれて数日で交わって、次世代を作ることに成功するのだった。