転生の間にも三年【異世界で成り上がる予定なので美少女達と事前準備(意味深)しまくります】   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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三人女性が集まれば姦しい

 私達はお風呂場で明日どうするかの話し合いをしていた。

 

「桜花さんはやっぱり明日も調べ物?」

 

「桃奈で良いって実里ちゃん……そうだねぇ……まだまだ色々調べたい事はあるけれど、画面の男が1日経ったらまた質問を受け付けるって言っていたし、今日の事を踏まえて色々質問をしてみようと思うよ」

 

 桜花さん……いや桃奈さんの意見はご尤も。

 

 魔法の仕組みをもっと解明したいという知識欲が出てしまっていた。

 

 私ってこんなに知識に貪欲だったかな? 

 

「でも2人とも胸大きいよね……つららちゃんの方は巨乳で実里ちゃんは美乳って感じだけど……何を食べたらそんなに胸が大きくなるの?」

 

 桃奈さん……いきなり下の話に切り替えてきた。

 

 私的には桃奈さんのモデルの様な高身長の方が羨ましいんだけど……。

 

「も、桃奈さんの身長の方が私は羨ましいです……私背が小さいから……」

 

 つららは胸は大きいけど身長が伸び悩んでいるんだよね。

 

 中学の3年間あんまり身長伸びなかったし……それで身長が伸びやすくなるって牛乳やヨーグルトを沢山飲み食いしたら胸の方がどんどん膨らんだって話を聞いたことあるが……。

 

「なるほど……牛乳にヨーグルトか……って! それは私も飲んでた! そしたら私は背だけが伸びてしまって……」

 

 桃奈さんは身長だけが伸びてしまったと……2人のちょうど間を取ったら良かったのかも? 

 

 でもそれだと2人の良さも死んでしまう気がするけど……。

 

「そう言えばつららちゃんのお姉さんはどんな感じの人だっの?」

 

「お姉ちゃんですか? そうですね……強いて言うなら明るい人でした」

 

 つららのお姉さんは私も何度かつららの家に遊びに行った時や学校で会っているが、確かに第一印象は明るい人。

 

 あと誰にでも優しいってのもあると思う。

 

 分け隔てなく優しくしている姿に夏兄は好意を寄せていたのかもしれない。

 

 もしくは誰にでも優しくするから悪い虫が寄ってこないか心配ってのもあったかも? 

 

「なるほどね……明るくて優しいか……ん? なんで僕にはなびかなかったんだ?」

 

「桃奈さんは……しっかりしているから夏兄にとって守る対象に見られなかったとか?」

 

「くそ! そういう事か! 先輩として振る舞ってきたのが逆に仇になっていたとは!」

 

 ぐわぁーと頭を抱えて悶えている桃奈さん。

 

 私とつららはくすくすと笑ってしまう。

 

 体を洗い終えて、浴槽に浸かる。

 

 こうして入ると3人でもまだまだ十分な広さがあり、夏兄が入っても何も問題は無い……ちょっと私! そんなに淫乱だったか! 

 

 夏兄は男! 混浴は流石に……。

 

「これなら阿部君と一緒に入っても良かったかもね」

 

「ま、まだ夏兄と一緒に入るのは早いんじゃないですかね桃奈さん!」

 

「そうかな? もう皆裸見られている訳だし、今更混浴で減る物はないと思うけど?」

 

「桃奈さん羞恥心捨てすぎですよ! 少しは持たせてください!」

 

「えー、だって今の状況で羞恥心は阿部君の注目を引く以上の意味が無いよ。つららちゃんも別に阿部君と一緒にお風呂入って背中洗ったりしたいよね!」

 

「え! え! 夏樹さんの背中を……あわわわわ!」

 

「ありゃりゃ、思ったよりつららちゃん男への免疫ない感じ?」

 

「逆に桃奈さんがありすぎですよ!」

 

 ワハハと笑って誤魔化されたが、絶対桃奈さん男性経験あるでしょ……大学生になったらこんな風になるのが普通なのか? 

 

「さてと、長風呂していてもしょうがないし、これくらいで上がりますかね……実里ちゃんとつららちゃんはどうする?」

 

「私も上がります」

 

「私も……はい」

 

 お風呂を上がって、タオルで体の水を軽く拭き取る。

 

 そして脱衣所に向かい、バスタオルで体を拭いていく。

 

「ドライヤーがあるってことは水は確かに存在しているって事になるのかな? 精神体って言うけど、今は実体があるのか……うーん、幽霊って感じでもないし不思議な状態だな……」

 

 桃奈さんがまた何か考え始めたが、私達もドライヤーで髪を乾かしていく。

 

 普通に髪を乾かすより早く髪が乾いたので、髪を乾かすという行動に意味があるのだろうか? 

 

 駄目だ、私もなんか色々考えることがこの空間に来てから癖になっている様な気がする。

 

 そう言えば夏兄、さっきまで勃起していたりしていたってことは1人になったタイミングで自慰行為をしているかもしれない。

 

 お風呂場でやっていたら良いけど、布団にくるまっている今のタイミングでしていたら凄い気まずく成りそう……。

 

 私は兄の尊厳を守るためにそっと扉を先に開いて中央の部屋の様子を確認する。

 

「パッと見夏兄が動いている様子は無し」

 

「実里ちゃんどうかしたの?」

 

「いや、何でもないわ」

 

 つららが聞いてきたが、軽く誤魔化し、よく体を拭いてから部屋の外に出る。

 

 すると夏兄は私の不安が馬鹿に感じるくらい爆睡している。

 

 夏兄……この状態で爆睡できるのは凄いな……。

 

「阿部君も寝ているし、僕達も横になろうか」

 

「そうですね」

 

 私達も布団に入り、目を瞑ると意識が次第に薄まっていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 パチンと目が覚めると、私はガバっと布団から起き上がった。

 

 周りを見渡し、今までのことは夢だった……なんてことは無く、白い壁紙の部屋に中央のテーブルの上にはブラウン管テレビが置かれていて、やたらと明るい豆電球が部屋を照らしていた。

 

「凄くぐっすり眠った気がする……休みの日に10時間近く寝たくらいの感覚」

 

 眠気は全く無いものの、朝にシャワーを浴びるのが日課だったので私は他の人を起こさないように風呂場に向かう。

 

 脱衣所にある魔力測定機で寝起き一発目に計測をしてみると数値が変わっていた。

 

【現在の魔力量 6】

【最大魔力量 6】

【精神摩耗度 0%】

 

 昨日魔力を使い切るまで汗かいたのが効いて魔力量が1増えていた。

 

 精神摩耗度も0に減っている。

 

「多分このやり方で良いのよね?」

 

 そう思いながら風呂場に入ると、洗い場に夏兄が体を洗っていた。

 

「「あっ!」」

 

 互いに大事な部分を隠し、顔が赤くなるが、私は桃奈さんが隠し続けてもしょうがない……という言葉を思い出し、手を退けて、夏兄の横にどかっと座った。

 

「ちょ! おま!」

 

「夏兄! もうこんな状態なんだから隠してもしょうがないでしょ! 夏兄も隠さない!」

 

 私が夏兄の手を払いのけるとデカくなったイチモツが目に飛び込んできた。

 

「……膨張率ヤバいでしょ……」

 

 夏兄の勃起したちんこをまじまじと見てしまったが、私がオナる時にオカズにしていた漫画や動画の男性陣と比べても大きかった。

 

「へ、へぇ……夏兄のちんこそんなに大きいんだ……」

 

「し、じゃぁねぇだろ女性を見るとデカくなるんだよ」

 

「じゃあ私の事も女として見ているんだ……」

 

「うぐ!」

 

 ニヤニヤして問い詰めるが、夏兄は泡をシャワーでささっと洗い流すと風呂に入ってしまった。

 

 からかい過ぎたか? 

 

「実里、一応俺も男だから獣になってしまうかもしれないんだぞ……その……不用心な行動は控えてくれよ……」

 

 夏兄は顔を真っ赤にして兄らしく振る舞っている。

 

「ちょっとからかい過ぎた……ごめん。でもこの際言うわ。私夏兄の事を異性として好意を抱いているんだよ」

 

「……へ?」

 

「やっぱり気づいてなかった!」

 

「そ、そりゃそうだろ! 妹から男として兄を見ているなんて! 日本の法律が許しませんよ!」

 

「義理でしょ! 私達の兄妹関係は! 共に両親の連れ子なんだから! 夏兄を意識し過ぎちゃって私の性癖が年上好きになっちゃったんだから!」

 

「そ、そうだったのか……ごめん」

 

 私も髪の毛を洗ってからお湯に浸かる。

 

 ちょっとした沈黙が場を支配する。

 

「な、夏兄!」

 

「なんだよ! 大声出さなくても聞こえているわ!」

 

「その……私、桃奈さん、つららの3人の中で誰が一番タイプ!」

 

「は、はぁ!?」

 

 とりあえず現状の確認はしておく必要がある。

 

 夏兄は更に顔を真っ赤にさせて、少し考えた後に

 

「……桜花さん」

 

 と、か細い声で呟いた。

 

 私は風呂から上がって、夏兄に真正面を向いて

 

「私が良いって絶対言わせてやるから覚悟してよね!」

 

 そう宣言して浴場から出るのだった。

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