アインズはナザリックに帰還し王座についていた。
しかしアインズからは凄まじいオーラが発せられ誰もが近づけないでいた。
うさぎが消えたとき、ショックでモモンガはしばし唖然としていた。
しかし、すぐにこみあげてくるのは絶望だった。
大切にしようと思った
うさぎさんがナザリックに来たら大切にしようと思ったんだ
それなのにどうして消えたんだ
どうして
どうしてみんないなくなるんだ
家族もギルドのメンバーもうさぎさんも
モモンガはうさぎへの思いと鎮静を繰り返し頭がおかしくなりそうだった
モモンガのこころにオーバーロードが囁きかける
手に入れられぬなら殺してしまえと
モモンガはそれを必死に否定する
そんなのだめだ
うさぎさんは・・俺の恩人だ
うさぎさん・・・
「ははは・・・そうか」
アインズの目が爛爛と輝く
逃げるなら
逃げられないようにしよう
これ以上俺から逃げないように閉じ込め
大切に大切に閉まっておこう
顔を上げたアインズの瞳には闇しか見えなかった
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しばらく王座でどのように捕獲してやろうかと考えていると
アルベドが報告に来た
どうやらコキュートスがリザードマンの統治に成功したようだ
もう一つの報告は白銀の女がリ・エスティーゼ王国のラナー王女と会っていたということだ
白銀の女と聞いてアインズのこころにほの暗いどろりとしたなにかが流れ出す
いますぐラナーにうさぎの情報を聞き出したい衝動がでたが、鎮静作用で鎮静された。
アインズはラナー王女を調査し監視をつけるように命じた。
しばらくすると王都にいるセバスからラナー王女の調査の報告が入った
アインズはそれを聞きラナー王女の監視を継続するよう命じた
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デミウルゴスside
リ・エスティーゼ王国のラナー王女の情報はデミウルゴスの耳にも届いた
ラナー王女の性格、世間の評判、弱みまですべてを調べ上げられていた
デミウルゴスの目がきらりと光る
かつてこの世界に来たときにアインズが戯れで言った世界征服
その言葉をデミウルゴスは真剣に考え、計画に乗り出していた
リ・エスティーゼ王国の犯罪組織八本指など裏社会に
デミウルゴスはすでに着手していた
ラナー王女は計画に使えると考えたが
白銀の女というのが気がかりだった
あのアインズ様が気にかけるほどの女
何者なのだろうか
そこではっと気づいた
もしかしてその女はアインズ様が世界征服を行うのに
ピースとなる存在なのではないか
どちらにせよ、ラナー王女を監視していれば白銀の女にたどり着く
デミウルゴスは静かに優先順位をラナー王女から白銀の女に繰り上げ
楽しそうに笑うのだった
アインス「閉じ込めるか・・」
デミウルゴス「アインズ様が気にかけるほどの女・・捕えればお喜びになるでしょう」
クリス「・・・???」ゾクッ寒気