モモンガは王座の間で、闇を湛えた目でぼんやり考えていた
最初はうさぎさんを守りたかった
俺の恩人だ
ナザリックに招待して安全に過ごしてもらおう
そう思っていた
そのために必死に探して
ようやく見つけたと思ったら逃げられたときは絶望した
なんで俺のもとからはなれるんだって
あんなにユグドラシルでは仲良くしていたのに
俺から離れていかないでくれ
絶望に打ちひしがれた俺はもうなにかがおかしくなっていたのかもしれない
彼女を閉じ込めることに決めた
そして情報を集めに集めようやくうさぎさんを見つけた
ようやく・・・ようやくうさぎさんを安全なところに連れて行くことができる
そう思ってうさぎさんを連れていこうとしたら
今度はしらない人間のうしろに隠れる彼女を見て
心のなにかが切れた音がした
もう躊躇なんてしない
彼女を強引にでも捕えて
彼女に分からせてあげよう
俺がどれほど彼女を大切に思っているのか
自分がなにをしたのか
モモンガは内心傷ついて泣きながらも歪んだ笑みを浮かべた
アインズ様・・・
アルベドはそれを心配そうに見ていた
そこにデミウルゴスが来て、アインズに話しかけた
「アインズ様、失礼いたします」
アインズはデミウルゴスを見て口を開いた
「デミウルゴスか、帝国の計画は進んでいるか」
デミウルゴスは笑顔で言った
「問題ございません」
「ところで、アインズ様」
「今回の計画についてですが」
デミウルゴスはなにかをアインズに話した
アインズはそれを聞いて笑い
「そうか、それは楽しみだな」
「デミウルゴス、その案を実施せよ」
デミウルゴスは笑顔で頭を下げたのだった
アインズは歪んだ笑みを浮かべた
「覚悟するが良い」
アインズの瞳が輝いた
アインズは王座で待つ
今度こそ逃さないその瞬間を
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アルベドside
帝国皇帝ジルクニフとの面会後数日して
執務室でアルベドとデミウルゴスは話をしていた
アルベドは心配そうに言う
「最近、アインズ様は考え込んでいることが増えたわ」
デミウルゴスは少し考えるしぐさをしてから言った
「アインズ様は帝国のお知り合いのプレイヤーを探していらっしゃるんだよ」
「おそらくだが、アインズ様にとっては大切な存在なんだろう」
大切な存在・・?
アルベドははっと目を開きデミウルゴスに少し強い口調で言った
「デミウルゴス、この計画少し練り直す必要があるわ」
「さらに確実にあの方に来ていただくために」
デミウルゴスは不思議そうな顔で言った
「どういうことだい?」
そして、アルベドとデミウルゴスは計画を練り直し、
さらに確実にうさぎを捕獲する計画を立てる
その後デミウルゴスがアインズ様にその案を伝え
その案は実行されるのであった
うさぎ捕獲作戦にアルベドとデミウルゴスのタッグの案が加わりました
※アルベドの設定にはアインズとうさぎが盛り込まれてます