モモンガは王座に座っていた
モモンガの前にはアルベドとシャルティアがいる
「アインズ様、御身の前に」
アインズは言った
「頭を上げよ」
頭をあげた二人にアインズは内心緊張しながら言った
「今回はそれほど重要なことではない」
「二人にその・・相談があってな」
アルベドは目を輝かせて言う
「アインズ様のためでしたら、わたくしいくらでもお力になりますわ!」
シャルティアも嬉しそうに言う
「そうでありんす。この年増ではなくてわたくしにいくらでも相談くださいまし!」
二人が睨み合う
アインズはそれを慌てて止め、気まずそうに言った
「実はな・・例えば女性というのはどのようなことをされたら嬉しい」
一瞬場が静まり返る
俯いてブチ切れているシャルティアをよそに、アルベドは静かに怒りで声を震わせながら聞いた
「それは、好きな女性ということでしょうか」
アインズは少し雰囲気におされながらも話す
「す・・好き?・・ごほんっ」
「例のうさぎというプレイヤーのことなのだが」
「お世話になっているから恩を返したいと思ってな」
アルベドはそれを聞き、顔を輝かせた
「うさぎ様ですか!それなら」
シャルティアがアルベドの言葉を遮り、勢いをつけて言う
「タッチでありんす!女性は触られれば触られるほど男性を好きになるものでありんす!」
アルベドが顔を顰めてシャルティアに小声で言う
「ちょっとなにをいい加減なことを言ってるの、それは人によるでしょう」
シャルティアは少し悪い顔でまた遮るように大声で言った
「あら、あなただってアインズ様に触れられたらうれしいでありんしょう?」
アルベドはそれを想像してしまい頬が赤くなる
そんな、自分には恐れ多いわ
アインス様にはうさぎ様がいらっしゃるもの
アルベドの脳裏にふと妄想が映り込む
アインズ様といちゃいちゃして喜ぶうさぎ様、それに混ざる自分を
最高だわ!!
顔を赤くして叫んだ
「うさぎ様も喜びますわ!」
その反応を見て納得したアインズはうさぎに触れている様を想像し少し気分が上がった。
かくして、アインズはこの言葉を真に受けて素直に実行に移すのであった。
その後耐えきれなくなったうさぎとアインズの追いかけっこが始まり、ナザリック内で階層守護者も交えた大捕り物が勃発したのは言うまでもない
シャルティアはうさぎの方を見ながら悪い顔で面白そうに笑い、アルベドはうさぎとモモンガが追いかけあっている様を輝いた目で見ていた
「やめろ!変態!」
うさぎはその日からベタベタしてくるアインズに苦労し大変な目にあうのだった