男に戻りたくって!   作:欠けたチーズ

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友情?

なんかアレクシアが誘拐されてシドが捕まった

 

王族の血を欲しがるゼノンによりアレクシアは誘拐されて、丁度いいということで邪魔者のシドは濡れ衣を着せられ誘拐犯に仕立て上げられた

アレクシアがいなく静かだと思ったらこれか

 

イラつきを隠すことなくとある部屋に向かい、扉をノックする

 

自分の名を言えば部屋の主は来るのが分かっていたかのように落ち着いた声で入ることを許可した

 

「失礼します」

 

入れば真っ赤な髪の女性が出迎えてくれた

ついでにゼノンとマルコとかいう青髪のイケメン騎士もいる

 

「アイリス王女、アレクシア王女が誘拐された件ですが。何故シド・カゲノー君が犯人ということになっているのですか?ああもちろん来る前に証言、証拠を集めてきました。証拠不十分すぎます」

 

「それについては分かっていますが、1番可能性があるのは彼だということです」

 

「シド・カゲノー君は昨日の午後5時頃には寮に戻り外には出ていないそうです。そしてアレクシアを最後に見た生徒がいました、その時間帯は午後6時頃です…どうやって彼がアレクシア王女を誘拐するのですか?それに彼の実力はアレクシア王女よりも下です」

 

集めてきた証拠を話す、話している間ゼノンの顔を伺えば、何余計なことしている、とでも言いたげなイラついた顔

 

「アイリス王女、証拠不十分すぎます。」

 

エルザとしてはシドとの関わり合いがないようにしようとしていたが、今は緊急事態だ、いつ7陰たちが留置所を襲撃するか、その結果によりシドが夢を諦めざる状況になるかもしれない状況を避けるためだった

シドは大切なことは言わない、だが行動や言動で何となけその夢の内容がわかってしまった、だからこそどんなにくだらなくってもシドが大切にしている物が今壊れてしまうのを防げるならば防ぐための行動だった

 

「アイリス王女、彼よりも疑うべき人間がいるのではないでしょうか」

 

ゼノンから向けられる嫌悪の視線

 

コイツの方が馬鹿だな、つよーい人達の前でこんなことしたら疑いの目が一気に行っちゃうのに

 

だが2人とも考えているらしく気づいていない

 

「…わかりました、私もシド・カゲノー君が犯人ということには疑念を抱いていましたから」

 

そう建前上話しているアイリスを無言で見つめる

 

「…はぁ今からは…」

 

「はーい」

 

その言葉に緊張感のある空気はなくなり緩んだ空気が流れ始める

 

「勘違いしてほしくないのですが!私もアレクシアの学友を疑っていたわけではないですからね…でもエルザが証拠を集めてきてくれて助かりました」

 

「王女ってのも大変ですね」

 

その言葉にアイリスはため息混じりに笑っていた

 

ーーーー

 

アルファ達が留置所を襲わないようにミドガルでの本拠地に向かう

 

出迎えてくれた深い青色の髪のエルフ

 

「メーデンしゃ!ぴ」

 

「ガンマ他の七陰いるか?」

 

転びそうになったガンマの体を支える

くぐもった声に驚いたのかガンマは勢いよく顔を上げていた

声がくぐもっているのは最近ガスマスクをつけるようになったからだなぜ?かっこいいから

 

「っ、シャドウ様の事を聞きアルファ様が全員を呼び出して今会議室に」

 

「分かったすぐに行くぞ」

 

また転ばないようにガンマをエスコートとしながら会議室に向かう

 

「その、メーデン様…体調は大丈夫なのですか?」

 

「…?あーああ気にしなくっていい」

 

「…っ」

 

目を逸らし何とも言えない顔をされてしまった

とうとうバレたか?

 

案内された部屋に入ればなかなかに珍しい顔が揃っていた

 

「シドの事についてだが、釈放されるように手を回した、何もするな」

 

アイリスと話してからすぐ向かったおかげか情報は回っていなかったらしく驚いた顔が見える

 

「どうやって」

 

「情報を集めて回っていた生徒がいたんでな、それを利用した」

 

驚くアルファに言えば、少しだけ悔しそうな顔をしていた

これで多少は俺がエルザだって疑いがなくなるだろ

 

「その後どうするの?主人にあんなことしておいて…ただで終わらせるなんて事出来るわけない」

 

「それに関しては好きにしろ、タイミングを見てからな」

 

不機嫌なのかゼータの尻尾は地面を叩いている

 

「メーデン様ーデルタ遊べないの?」

 

「遊べる遊べる」

 

適当に答えれば尻尾を振られる

 

「まぁ、俺はお前らが強硬に走らねぇようにいいに来ただけだから行った戻る」

 

何かを呟きながら手帳にペンを走らせているベータと何かキャッキャしているイプシロンを横目に部屋を出ようとした

 

「まって、メーデンさま、この薬…飲んで」

 

「…やだよ」

 

渡されたフラスコに入っている青色の液体

 

「なんで?飲んで」

 

「…前に何飲ませようとしたよ」

 

「ちょっと元気になる薬」

 

「副作用で後日起き上がれなくなるほどの体調不良を起こすヤバいやつな」

 

それらを踏まえてよく飲ませようとするな

 

「やめなさいイータ…ねぇメーデン貴方…本当に大丈夫なの?」

 

「ああお前らが心配するほどじゃない」

 

その言葉に空気が重くなるのがわかる

 

何でだ?

 

「ちゃんと教えて欲しいの…ねぇもし体調が悪化しているならば…頼って欲しい」

 

何故アルファ達がここまで心配するのかは分からなかった

 

「気にするほどのことじゃない」

 

「…」

 

時間もないため急いで飛び出す

ーーー

 

メーデンが出て行った部屋の中は重苦しかった

 

「…メーデン様」

 

声を漏らしたのはベータだった、ベータはメーデンによって悪魔付きから治療されているため、特に心配なのだろう

見なが心配している理由それはメーデンがつけていたガスマスクについてだった

 

「…メーデン様はそこらへんあんまり触れてほしくなさそうだけれどもさ」

 

ゼータが体を伸ばしながら放った言葉

 

「…私達ではまだ力不足なのでしょうか」

 

悲しげに呟いたイプシロンの言葉にさらに場は重くなる

 

ただシャドウを含めたシャドーガーデンメンバーが皆仮面をつけているのに気づいたメーデンがあれ!?自分だけつけてない奴になるじゃん!?っとなりシドと相談した結果の顔を隠すアクセサリーとしてつけているだけなのだが

 

ーー

 

昼休み中に抜け出して会いに行っていたため急いで戻り、エルザとして学生生活をする

 

ーー

 

3日後シドは釈放された

事情聴取などに時間がかかったのと、そう簡単に解放させられないからとのことで3日だった

 

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