月を照らす者に成りたくて⋯   作:Bocchi-kun

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「⋯なぁ」

 ルミナスの衣装どうしよう⋯もしかしたら、あと数話で出てくるかも知れない。

「おい無視するな」

 はぁ、第三話投稿してからアンケートの『連載!』希望が倍以上になったし⋯。

「我が質問したからな、当然の結果だ⋯それと前回言ったよな?ここに話を書くな、と?」

 あぁ⋯まだ言いたいことが沢山あ(例えば奥義の説明と、か⋯ガクッ)⋯。

「⋯これで良い。では、第四話」

「始めるぞ⋯」



ルナの魔剣士学園生活

 

 

 

 

 ルナside

 

 

 

 あれからシドの弟として暮らして、15歳になるまで沢山の出来事があった。

 俺がシドの母とメイドの着せ替え人形にされたり「ルナお嬢さま」と呼ば⋯俺、男だよな?一応女になった事はあるけど⋯。

 シドとの訓練はあれ以来廃止にした。あんなのずっとやってたら地図が変わるからな。シドは暫く不貞腐れていたが、何時からか夜な夜な外へ行っている⋯毎回シドの魂が黒く、濃くなっている(・・ ・・・・・・・)のを確認しながら。

 

 ⋯俺の目の力⋯魂眼(こんがん)。対象の魂をみる目。これでシドが転生者だと分かった⋯まさかみの君だとは思わなかったけど。

 色や形が人それぞれあるが、大体は何故か感覚で分かる。そして⋯シドが外に出て帰る度、黒く濃くなるのは⋯『人を殺しているから(・・・・・・・・・)』。

 俺はこの目の力が嫌いだ。本当の意味で人の本質を見抜く事が出来るから。幸いなのは俺の意思で見る事が出来るという事。

 ⋯もう、使わないだろうな。

 

 ⋯俺は何故こんな事を話したんだ?⋯そうだった、シドの話だった。シドは帰る度、満面の笑みを浮かべていた。何故俺がその事を知っているのか、それはシドと同じ部屋だから。シドの姉⋯クレアの部屋を提案されたが、俺の精神を削って駄々を捏ねてシドと同じ部屋にしてもらった⋯。

 因みにシドが外にいる間、俺は部屋で瞑想している。別に寝なくても大丈夫だからな。そして、帰って来たシドはそんな俺を弟の様に可愛がり⋯寝る。これを毎回だ、流石に⋯許す。頭を撫でるだけだから。

 

 そういえば、一月(ひとつき)に一回メイド服を来てメイドをやる時がある。

 何故そうなったかと言うと→メイドの一人が疲労困難→それを俺が癒やす、手伝う→家事が得意な事がバレる→シドの母に伝わる→メイド服を着せられる→可愛がられる→メイドをやる→家事が(以下略)→理由を聞かれる→シドが言った設定を少し変えて話す→皆泣く⋯え?→家事は好きと伝える→結果⋯最初に繋がる。

 いや⋯どうしてこうなった?

 

 まぁこの様な事が続いて15歳になり、俺とシドは義姉のクレアが行ったミドガル王都にある、ミドガル魔剣士学園に入学した。

 王都へ行く時、シドの母や関わってきたメイドの人たちが泣くから大変だった。

 

 入学当時も酷かった。何故か姿も声も変わらなかった所為で俺はずっと皆から変な目で見られていた⋯特に男子の視線が。やめろ、俺にはローレが居る⋯居たんだ。

 時間が経つに連れ、俺への変な視線は薄まったんだが⋯シドに絡み過ぎたせいで俺の呼び名が、お兄ちゃん大好き()「ルナちゃん」と言う不名誉な呼び名が付いてしまった⋯。

 本当にやめてほしい。

 

 ⋯そういえば、シドの姉⋯クレア・カゲノーにはまだ会ったことがない。何故だろう?

 

 

 そして入学から半年以上過ぎた頃、事件は起こる。

 

 

 


 

 

 

 

「シドお兄ちゃんおはよ⋯ふぁ〜」

 

 

 俺は寮の部屋を出てシドとばったり出会ったので挨拶をする。それと同じ部屋ではなく、シドが居る隣の部屋だ。

 

 

「おはよールナ」

 

 

 意識はハッキリしてるが眠たそうなシド⋯。

 

 

「⋯寝癖、また付いてるよ。ほら、こっち来て」

 

 

 朝起きて支度してシドの世話をする、これが入学当時からの朝のルーティンになっている。

 シドも家事は出来るが俺の方が得意と知ると、俺に甘えて来た⋯。

 勿論一発殴ってから、、してるよ。

 

 

「⋯はい終わり」

 

 

 シドの寝癖直しが終わった。櫛なんて使わず手櫛で解いている。

 理由?シドがそう言ったから?⋯ちょっと気持ち悪い理由だけど⋯。

 

 

「ありがと」

 

「ダメダメお兄ちゃん、今度から自分でやって」

 

「え、やだ。ルナは僕のお世話係()でしょ?」

 

「確かにそうだけど⋯今何か変じゃなかった?」

 

「き、気の所為だと思うよ?ルナ、行こうか!」

 

 

 シドは早々に話を切り、足早に去って行った。

 

 

「はぁ、普通は兄が弟の面倒見ると思うけどな⋯」

 

 

 俺もシドに続いて寮を出発した。

 

 

 電車?汽車?で登校中、シドの友達の『ヒョロ・ガリ』と『ジャガ・イモ』に出会った⋯いや、名前どうした?

 それと、俺は基本シド以外には無口な(話す事が無い)ので聞くだけだ。

 けど、今回は何か良からぬ内容が聞こえてきたので口に出す。

 

 

罰ゲーム?

 

 

 俺が口に出した瞬間、ヒョロとジャガはコソコソ話し始める。

 

 

「ひょ、ヒョロくん何でルナちゃんの前で言うんですか⋯!?」

 

「いや、ジャガお前もだろ⋯!?」

 

ルナ、ちゃん?

 

「「ひぇ!?」」

 

 

 何故か、シドに関する事とルナちゃんと呼ばれる事が俺の地雷と噂れているらしい。それだけなら怯える必要はないんだけど⋯声に圧を乗せて言ってるから皆怯えている⋯これ、噂じゃないね。

 それと正直楽しい。俺ながら最悪な性格だな⋯メアの性格でも移ったか?

 

 

「⋯今回は聞かなかったことにするから」

 

 

 そう言うと二人は、ほっと胸を撫で下ろした。

 

 

「あ、ありがとな」

 

「はて、何のことでしょう?」

 

「あ、ありがとうございますルナちゃ「ん?」⋯あ」

 

「ジャガ⋯来世で会おうな!」

 

「⋯(ジャガ・イモくん⋯ドンマイ☆)」

 

「もう僕の人生は終わ」

 

「ジャガさん⋯放課後、よろしくね?」

 

「ア、ハイ⋯」

 

 

 放課後⋯デザート⋯楽しみ⋯。

 

 

「ふふっ⋯あ」

 

 

 汽車⋯でいいや。汽車の笛がなった。

 

 

「じゃあシドお兄ちゃん先行くから!」

 

「うん、また教室で」

 

 

 俺は汽車を降りて学園へ向かう⋯

 

 

「⋯なぁジャガ」

 

「⋯そうですね、ヒョロくん」

 

「「俺(僕)もあんな妹が欲しかった(です)!!」」

 

「いや、妹じゃないよ弟だよ?」

 

「シドくんには分からないでしょうね!?」

 

「何が?」

 

「シド、お前も見ただろ⋯さっき笑ったあの顔を!」

 

「⋯」

 

「⋯だから?」

 

「「⋯ルナちゃんを俺(僕)に」」

 

「「くれ(ください)!」」

 

「やだね、僕の弟はあげないよ。それに⋯後ろ」

 

「「後ろ?⋯あっ」」

 

 

 ⋯フリをしていた俺は背後から話を聴いていた。

 ニコニコ笑顔で。

 

 

「二人とも⋯放課後、よろしくね?

 

「「ア、ハイ」」

 

 

 さて、まだ聞きたいことがあるけど⋯まぁいいか。

 ⋯あ、良い事思い付いた!

 

 

「ヒョロさん、ジャガさん」

 

「「⋯ハイ」」

 

「あの、その、えっと⋯」

 

「「?」」

 

 

 俺は顔を紅潮させながら言う。

 

 

「余り大きな声で言わないで下さい⋯恥ずかしいですから⋯//」

 

「「⋯へ?」」

 

 

 二人が周りを見渡すと、学園の人や街行く人たちが俺たちを見ながらヒソヒソ話していた。

 

 

「「ッ!?」」

 

「⋯ぷっ」

 

 

 シド⋯今笑った?

 

 

シドお兄ちゃん?

 

 

 ⋯あ、そっぽ向いた。

 

 

「⋯二人とも、反省して下さい//」

 

「「⋯はい、申し訳ありませんでした」」

 

「⋯またね//」

 

 

 俺は今度こそ本当に学園に向けて歩き出した。

 ⋯この演技、メアだけじゃなく『ラナ』の影響も受けたか?

 

 

「⋯ジャガ」

 

「⋯ヒョロくん」

 

「「とても」」

 

「「眼福だった(でしたね)」」

 

「⋯ルナに言っとくね」

 

「おい、ちょ、まて!?」

 

「そそそそうですよシドくん、早まらないでください!?」

 

「え〜どうしよっかな〜?」

 

「し、シドこれから罰ゲームをやるぞ!」

 

「そ、そうですよ!シドくんの罰ゲームをやりましょう!?」

 

「⋯分かった」

 

「「ふぅ助かった(助かりました)⋯」」

 

「(罰ゲームの結果、ルナに言うか⋯ま、罰ゲームなんて僕に掛かれば朝飯前さ!見せてやろう、僕のモブ力を⋯!)ふっ⋯!」

 

「「⋯?」」

 

 

 


 

 

 

 

「⋯はぁ、疲れた〜」

 

 

 俺はシドと別れて学園に入り、教室の席で不貞寝している。

 本当にやめてほしい⋯学園に入る時から、門の兵士に顔を舐め回す様な視線を向けられるし、学園に入ったら「君が好きだ」と言われた。普通に断ったよ、俺も相手も男だから⋯いや、別に男が駄目なんじゃなくて単純に俺の隣は埋まってるしな⋯今は空いてるな。

 教室に入ると、皆が挨拶してくる。そして挨拶を終え、自分の席に座り不貞寝する。

 ⋯この出来事を振り返ってみると、そこまで疲れるものではない気がする⋯まぁいいかー。

 

 

「⋯」

 

 

 ⋯見られてる。そしてシドの魔力を感じる⋯あの時の者か。この程度おびき出すのは簡単だけど、それは面白くない。

 敵意は一切感じられない。感じるのは、嫉妬と警戒のみ⋯これは今に始まった事ではない、入学当初からだ。

 はぁ⋯流石にシドに聞かないとな⋯いや、やっぱり面倒くさい、さっさと片付けるか。

 時間は⋯問題ないな。

 

 

「⋯っ!?」

 

 

 俺は視線の主に圧を掛ける。そして俺は席を立ち、教室を出る。

 

 

「⋯」

 

 

 ⋯付いて来てるな。

 

 

 


 

 

 

 

 ⋯人気はない、此処でいいか。

 

 俺は学園の裏庭に来ていた。此処で色々ハッキリさせてもらおうか。

 

 

「⋯ねぇ」

 

「⋯」

 

「⋯へぇ、シドお兄ちゃんの魔力を持ってるのに姿を見せないんだ?」

 

「ッ!」

 

「⋯俺はシドお兄ちゃんと同じで魔力探知には()けている」

 

 

 出てこない、か⋯仕方ない今回は諦め

 

 

「⋯そう」

 

 

 ⋯来たか。

 

 

「⋯君が最近俺を観ている人かな?」

 

「⋯」

 

 

 長髪金髪碧眼のエルフ⋯この世界にはエルフが居るのか。あそこにはエルフは居なかったからな⋯俺はこの世界に来てから観て聞くだけで情報を得ていた。つまり俺はこの世界の事を殆ど知らない⋯それこそエルフがいるなんてことも。

 ⋯ちょっとまて?俺、エルフ見たことがあった気がする。確か⋯あのメイドだったか?

 

 ま、まぁ丁度いい機会だ。探らせてもらおうか、君とシドの繋がり。そして⋯この世界の事も。

 

 

「何故、俺を監視するんだ?」

 

「あなたに教える義理はないわ」

 

 

 ⋯まぁ、そんな簡単には教えてくれないよな。

 なら⋯。

 

 

「⋯君はシドお兄ちゃんの⋯なんだ?」

 

「⋯」

 

 

 ⋯シドから何も聞いてないし初めて会ったから何も知らない。

 

 

「あー⋯シャドウ?」

 

「なっ!?」

 

 

 シドではなくシャドウとの繋がりの方か。

 

 

「俺はシドお兄ちゃんにシャドウや実力の事は教えてもらってる⋯でも、君たちの事は知らない。シドお兄ちゃんには聞いてないし教えてもらってもないから」

 

「ッ⋯そう、その程度しか教えてもらってないのね?」

 

 

 ⋯警戒心が強くなった。「君たち」って言ったからな。

 

 

「別に大丈夫だよ。シドお兄ちゃんに聞けば教えてくれる」

 

「⋯何故そう思うの」

 

「逆に何故教えないといけないんだ?」

 

「っ⋯」

 

「⋯」

 

 

 ⋯思ってたより時間がないな。少し時間が掛かりすぎた。

 ⋯無駄話をし過ぎたか?

 

 

「一つ⋯」

 

「?」

 

「一つ聞きたいことがある」

 

「⋯何かしら」

 

 

 これだけは必ず聞いておきたい。

 

 

「君は⋯いや、君たちは何者なんだ?」

 

「⋯嫌、と答えたら?」

 

「その時は⋯」

 

 

 俺は⋯昔の様に⋯。

 

 

 


 

 

 

 

 アルファside

 

 

 

「ルナ・カゲノー。あなたは、一体⋯」

 

 

 私、アルファは去っていく彼⋯ルナ・カゲノーの背中を見る。

 初めて彼を見た時はただの哀れな娘⋯子だと思った。けど此処で話をしてみて分かったわ。

 彼は⋯普通ではない。彼には深い⋯深い闇を感じた、シャドウや教団とは別の物を⋯。

 彼が最後に発した言葉の時の魔力、何処かで⋯。思い出した、願いを叶えるアーティファクトの魔、力?何故彼からその魔力が?⋯シャドウ今度聞いてみましょう。

 ⋯それに、魔力を放出した時の彼の髪と目の色の変化⋯そして白い魔力、あれは?⋯シャドウに聞くだけじゃなく私たちでも調べる必要がありそうね。

 

 ⋯私は彼が居なくなったのを確認して呟く。

 

 

「最後に言った言葉『我自身が動かなければならない』⋯何故、そんな言葉を⋯?」

 

 

 分からない⋯彼が何者で何がしたいのか⋯。

 彼⋯ルナ・カゲノー。今後私たちシャドウガーデンの邪魔にならなければいいのだけど⋯。

 

 

「我らはシャドウガーデン。陰に潜み、陰を狩るもの⋯また会いましょう、ルナ・カゲノー」

 

 

 私はその場から姿を消す。

 

 ⋯シャドウ、貴方なら彼を知っているの?ルナ・カゲノーの事を⋯。

 

 

「⋯聞こえてるよ。シャドウガーデン、か⋯」

 






 第四話 終。


「⋯なぁ」

 ⋯。

「制作時間」

 ⋯半日。

「⋯死にたいか?」

 ⋯申し訳、ありませんでした。

「次回⋯作者、死す。お楽しみにな?」

 君の言ってた事を試してみるよ。(もう消した)前書きと後書きのこの会話は必要か否か。

「⋯本当に取るのか?」

 うん。では⋯。


 誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。

 次回⋯自分死す。
 観てくれよな!

「ほう?いい心構えだ」

 ↓アンケートちゃんと出てるかな?

前書きと後書きの自分と彼の会話、要ります?

  • 要る。
  • 要らない。
  • 章「雑談」を作る。
  • 一番多い方を選ぶ。(←これ含む⋯ん?)
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