適応って強すぎんか?   作:マーボーマコマコ

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第二話です

遅くなってしまい本当にごめんなさい


二話 適応(マーボー)

「だいじょうぶかね?真」

 

「はい。大丈夫です。()()()()

 

 

(なんでいるのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!)

 

どこかのサメコス未亡人(夫love)のような悲鳴を上げる内心をよそに、俺はその男と会話を続ける。

 

「そうか...すまない。つい力がはいりすぎてしまってね。」

 

そういいながらゆっくりと俺の体を抱き起こす。

 

「いえ、大丈夫です。少し疲れたので休んでもいいですか?」

 

そう言うと言峰は少し考えてこう言った。

 

「いいだろう。私は夕飯の準備をするからシャワーでも浴びるといい。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

そのまま俺は全力ダッシュでその場を後にした。

 

 

 

 

とりあえず部屋のベッドの中で丸くなってから5分後。

 

ようやく落ち着きを取り戻した俺の脳内には、衝撃と疑問のダブルパンチによって果てしなく広い宇宙が広がっていた。

 

なんか一瞬向こうから触手っぽい何かが見えたが、とりあえず無視で。

 

あ、ロケット飛んでるな。よく見たら中の人カレー食ってる

 

 

閑話休題(この後しばらく宇宙空間の映像がながれるため。)

 

とりあえず状況を整理しよう。

 

まず一つ目

・ここは週刊少年ジャンプで連載、完結した「僕のヒーローアカデミアの世界」であること。

 

これは確定だ。記憶の中にも、今自分の部屋に置いてあった新聞にもしっかりと象徴的なあの男が写っている。

 

オールマイト。平和の象徴にしてNo.1ヒーロー。作中最強。パンチ1発で天候を変える男。

この世界を確認するのにこれほど分かりやすいやつはいないだろう。

 

まあこれはいいとして…

 

二つ目。

現在の俺の父親について。

 

う〜ん。実際の所、ここが型月じゃないなら、問題ない…のか?

 

まあ知ってる人も多いだろうが、彼に関する情報を再確認しよう。

 

言峰綺礼。

 

型月作品の中で、fateシリーズの原点にして頂点と言われる作品「fate/stay night」に登場する神父のキャラクター。

 

「聖杯」と呼ばれる願いを叶える願望器。

それを巡り、7人の魔術師が人類史に刻まれる英雄をサーヴァントとして呼び出し争い、勝者はあらゆる願望を叶える権利が与えられる。

あらゆる時代、あらゆる国の英雄が現代に甦り、覇を競い合い殺し合い。「聖杯戦争」

 

そこで監督役を務めていたのが言峰綺礼だ。

 

彼を一言で表すならば…無理だな。

正直あれを一言で表すなら、年々増えるエリザベート達のレポートを一万文字で書く方がまだ簡単だろう。

 

万人が美しいと言うものを美しいと思えない破綻者

生まれながらにして、善よりも悪を愛し、「醜い物」を好み、他者の苦痛と不幸にしか「幸福」を得られない欠陥者。

悪党ではないが悪人。

非道ではないが外道。

 

そして注目すべきはその身体能力と一撃で人の心臓を破壊するほどに磨き上げられた八極拳。

 

本来人が競り合える存在ではないサーヴァントと少女を抱えながら、鬼ごっこを繰り広げ、挙句の果てには、時速50キロで走る車に追走しながらロケットランチャーを撃つ等。

その圧倒的な戦闘能力ははっきり言って人類の中でもトップクラスである。

 

そんな神父が何故かこの世界に、しかも俺の父親なのだ。

 

「これは…喜ぶべきか?」

 

う〜んちょっと愉悦してるっぽい所はあるんだけど…一応地下室があるわけではないし…誰かに危害を与えてる訳ではないんだよな…

 

転生後、彼と出会ってからの10年程を思い返す。

八極拳、笑顔、八極拳、◾️◾️◾️◾️、八極拳、愉悦、八極拳、八極拳、八極拳、etc…

 

なんか半分以上八極拳なんだけど…というかなんかかすめたな、今。

 

閑話休題

 

しばらく考えた後に出した答え。それは

 

「なんかあったらオールマイト事務所に電話すればいい。」

という結論とドアをノックする音で終わった。

 

「真。夕飯ができたのだが、食べるかね?」

「はい、すぐ行きます。」

まあ今の所は被害もないし、様子見でいいかな。

 

 

ゆっくりと扉をくぐった時。

 

いや、その瞬間。

 

「うっ⁉︎」

息が詰まるほどの殺人的な匂いが嗅覚に突き刺さる。

 

扉から数歩の所にあるテーブルの上に広がるのは、色とりどりの食卓…などではなく、一つの鍋と二脚の椅子の前に置かれた皿と白米の入った茶碗。

 

巨大な鍋の中にある物を見た時、脳内を先程かすめた何かの正体が鮮明に思い浮かぶ。

 

なぜ思い出させなかったのか?否、思い出す事を拒否していたのだろう。

 

なぜならそれは、自身をあらゆる面で苦しめる物だからだ。

 

鍋の中で溶岩の如くグツグツとうごめくソレ、麻婆豆腐の姿が。

 

記憶の奥から一つの映像が現れる。

 

 

 

「これは!無理です!!」

スプーンを机の上に叩きつけながら幼いオレは叫ぶ。

 

「どうしたんだ、真。行儀が悪いだろう。それに前は美味しいと言っていたじゃないか。」

そう言いつつ、彼はスプーンに乗せた麻婆を口に運ぶ。

 

「ええ!美味しいです!美味しいんですけど!週4回!しかも毎回味付けと辛さが違うのは!さすがに無理です!」

「そう言っても、誰がご飯を作るんだい?」

「私が!作ります!」

その日以降、1ヶ月に2回以外、は俺が晩飯の担当になった。

 

 

 

現在

 

その日、俺はぐっすりと眠りについた。

味?おいしかったよ。二杯目で力尽きたけど。

 

いつもどうり音が「カコッ…」 なんか途中で止まった。

 

 

 

日記帳

 

記憶が戻ってから1ヶ月後。

俺は父さんこと言峰神父の仕事についていく形で海外に行った。

 

その帰りの事。

なんと飛行機が墜落した。正確には、飛行機内でゾンビパンデミックじみた事が起こった。

 

飛行機はチベットの山奥に墜落。

 

なんやかんやあって俺ら2人はよく分からん寺院に保護された。

 

そこで半年ほど過ごして…壁に貼り付けるようになった。

 

そこでは何度か、あの音を聞いた。

 

カコン




この小説を書き始めた訳は主人公がマジカル八極拳や波紋を使いながら相手の攻撃を食らいながら適応して周りのやつに「なんか死なないヤベーやつ」認識されたり、一部の作者が嫌いなキャラをボコボコにする所が見たかったからです。

遅くなって本当にすみません。全てはfakeイベントで来ると予想していたアルケイデスのために石と符集めてたからです。

にもかかわらず…来たのはプレラーティとジョンって…なんでだよう…
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