適応って強すぎんか?   作:マーボーマコマコ

9 / 10
前回出したアンケートなんですが、正直型月側の圧勝だと思ってたんですけど…例のドルオタビブラスラップゴリラの存在を失念していました。
僅差で型月の方になりました。
これ書いてて思ったけど東堂とバーソロミュー合わせたらどんな化学反応起こるんだろう?
いやはや、接戦でしたねー
後書きに次のアンケート載せとくので参加していただけると嬉しいです。


幕間の物語「原作主人公を強化しよう」

「緑谷!!ペース落ちてんぞ!!もっと全身使って走れ!!」

「うん!!」

「うんじゃねぇ!!はいだって言ってんだろ!!」

「はい!!」

「ワオ、スパルタだね。」

「物事の始まりは筋肉であり、全てはローマに通ずる。すなわち全てはローマである。」

「う、うん…」(ローマ?)

 

ということで、ここは俺の家の近所の山の中。

木々が開け、切り立った崖になっている部分に俺は立っていた。

そして崖の下、木が生えておらず、その辺の学校のグラウンド2個分ほどある場所で延々と走らされている緑髪の少年が1人。

原作主人公、緑谷出久である。

まあどうしてこうなったのかは、二日前に戻る。

例の爆竹フルボッコまつ…間違えた。

例の戦闘訓練の後、俺は保健室で休んでいた緑谷に話かけた。

その際に、波紋で治療を手伝いながらちょっと仲良くなり、今日の約束をした。

もちろん善意だよ。五割は今後のため、3割善意2割は打算だけど。

 

「ほいじゃ、傷出してください。」

「ああ」

そう言って、服を捲るのは、オールマイトこと、八木俊典。

だが、かの有名な山のような筋肉は消え去り、骨と皮で形成されているように見えるその肉体は、見ていて痛々しい。

そして捲られた服の内側。腹に刻まれた大きな傷跡。

 

「やってみます。」

「頼む。」

そこに可能な限り優しく触れると、ゆっくりと波紋を流し込む。

 

「…やっぱり無理か。」

「傷の修復は無理でも、何かしらの効果はあると期待したんですけどね。あなた自身が波紋を覚えれば、体力の回復効率は上がるでしょうが、その程度ですね。それこそ、瞬間的に体力の波紋を流し込めば、一時的なパワーアップにはなるでしょうが、マッスルフォームの持続時間も、その一回が終われば元に戻るでしょう。」

「そうか。まあ一時的にでも効果があるならいいさ!何かあったらちょっと力を貸してくれよ!」

「ええ。そんくらいなら全然。」

「じゃあそろそろ緑谷少年に休憩を「ダメです。」そうですか…」

 

まあご察しの通り、彼らの秘密については明かしてもらった。

経緯は、3時間ほど前に遡るんだが…

 

 

 

 

「緑谷、お前自分の個性についてどこまで把握してる?」

「僕の個性?う〜んまんま超パワーとしか…」

めっちゃ目が泳いでる。やっぱり嘘が下手なんだよな。

 

「…緑谷、隠してる事あるなら言えよ。」

「‼︎」

「今回、俺は善意でお前をここに呼んだ。お前の戦い方ははっきり言って酷すぎる。そのまま行けば取り返しのつかない事になる。だから俺は、せめて何か助けになればと思ったんだが、それは緑谷も歩み寄ってくれないと成立しないんだよ。俺から教わることは何もないというなら、いい。俺は教えれるものを教えるだけだ。だがな、お前が歩み寄ってくれるなら、俺はお前の力になると約束しよう。どうだ?」

「…うん。わかった。ちょっと待ってね。ある人を呼ぶから。」

 

30分後

「と、いう事なんだ。」

「うん。とりあえずわかった。ようはあんたがまともに教えられなくてこうなってるんだな。」

「面目ない。」

「顔をあげてくださいよ!オールマイトは悪くありませんから。」

「いや悪いだろ。」

謝罪するオールマイトとそれを庇う緑谷。

仲良いなこいつら。

「というかさ。そんな時期に会ってたなら俺の所に連れてこいよ。器の問題なら今以上に仕上げられたんだから…まあこれは結果論だな。で、どうするかだが…オール、言いずらいな。本名は?」

「八木俊典だよ。」

「じゃ、八木先で。八木先はどんな風に使ってたんだ?」

「どんな風に、か。…そう言われてもな、先代から受けついた時点である程度使えていたからな。」

「これだもんなぁ…緑谷は普段どんな感じで使ってる?イメージとか。」

「僕がよく使うのは、電子レンジで卵が割れないイメージだけど。」

それを聞いて、真は少し考える素振りをした後、緑谷に話しかける。

 

「…とりあえず、お前がそんな状態な理由はいくつかあるが1番の原因は、譲渡された個性ゆえの時間と経験不足だ。」

「うん、それはそうなんだけど、」

「話は最後まで聞け。まず、個性ってのは基本生まれつきで持ってるもんだ。だからお前は、これから十数年分の差を取り戻さなけりゃならない。ここまではわかってるな。」

緑谷は頷く。

 

「じゃあお前はその分をどうやって取り返す?」

「それは、他の人よりもトレーニングを重ねるとか。」

「他には?」

「OFA何度も使って体に馴染ませるとか「それだ。」え?」

「その使うって部分がおかしいんだよ。そもそも個性ってのは本人の身体機能の一部だ。それをいちいちスイッチをオンオフしてたら効率悪いだろ。」

「!そうか、そうだよ!僕いつもOFAをスマッシュの瞬間のみに使ってた!だけど違う。そもそも切り替えて使うんじゃなくて、常に全体に流しておけば!」

「そこで俺の出番だ。」

そう言って真が立ち上がる。

 

「後ろ向いて服脱げ。」

「「は?」」

時が止まった。正確には、空気が死んだ。

 

「いらんこと考えてないで後ろ向け。」

「う、うん。」

そうして背中を向ける緑谷の肩甲骨と背骨の間あたりに両手を置く。

 

「今からお前の体内に波紋を流し込む。」

「こないだ言ってたやつだよね。生体エネルギーの。」

「そう。それでお前は()()()()()()()()()()()()()()()()

「なるほど。体内の感覚を明確にすることで、実際の運用のお手本にするのか。冴えてるな!言峰少年‼︎」

「それじゃあ行くぞ。」

「うん!」

緑谷の返事を聞いた後、俺はゆっくりと呼吸を始める。

 

「コォォォォォ」

体内で完成した波紋エネルギーをゆっくりと緑谷へと流し込む。

 

「わかるか?肩甲骨の付近、脊椎の横から入ってゆっくりと全身に広がってるだろ。」

「うん。今、手の指先に着いたよ。」

「よし、それでいい。次のフェーズだ。ゆっくりでいいから今の感覚を真似して、全身にOFAを出してみろ」

「うん!」

その返事と共に、緑谷の体に赤い傷跡のような模様が浮かび上がってくる。

 

「でき、た。」

「よくやったな。一旦解け。」

そうしてOFAを解いた緑谷は膝から崩れ落ちた。

 

「大丈夫か‼︎緑谷少年‼︎」

「安心しろ。急激に体力を消耗したせいで意識が飛んだだけだ。波紋を流しとくから十分ぐらいで目覚める。」

 

 

 

ということがあった。

そんで今はとりあえずランニングをさせている。原作ではフルカウルとか言われてたやつだが、まだ完全には使いこなせてない。

それでもコツは掴んだらしく、長時間は無理でも、短時間ならば持続可能、スマッシュを打っても1発は耐えれるだろう。

まだ今日は土曜日だ。

明後日の学校に響いてはいけないので、期限は明日の昼まで。

どこまで仕上げてやれるか楽しみだ。




真:原作の卵やらたい焼きやらを思い出して、回りくどいイメージよりも、直接手本を見せた上で分析させたらいいやろ!と思いつき実行したやつ。

緑谷出久:アニメ一期序盤ぐらいの時系列でめっちゃ強化された男。本日は真の家に泊まる模様。なお、客人とはいえ、麻婆の魔の手からは逃れられない。

八木俊典:オールマイト。流石に胃を全摘した体であれは無理だろうと真に温情をもらい、自宅に帰った。

言峰綺礼:実は物陰でずっと見てた男。その日はウッキウキで麻婆作った。

USJまではもう1話あるんだよ!
という事でアンケート
オリキャラ誰にする?他に出して欲しいキャラがいたらコメントへ
え?シエル先輩?33連外しました。

追記:体調崩したのでしばらく執筆休みます。
大丈夫、エタりはしない。

オリキャラ誰にする?

  • 人類最後のマスター(男)
  • 人類最後のマスター(女)
  • 錬鉄の英雄(過去)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。