ティンクルスターナイツ〜全知全能の覇王〜   作:天魔 無骸

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大牙「性懲りも無くまた新作か」

無骸「だってリィベルに惚れて初めたら結構ストーリー面白かったもん」

大牙「……ではなぜ流星の方で書いた?あの子、新星のはずだろ?」

無骸「ただいま一生懸命、新星の方も書いてあります。もう暫くお時間を!」

大牙「コラボや他の作品は?」

無骸「……えへ♪」

大牙「煌めき輝く星々よ!我が名の元にその力を束ね、天地を照らす希望の光となれ!」

無骸「ちょっ!?ちょっと待ってください!待って!助けて!待ってくださいお願いします!」

大牙「天地を照らす希望の剣(シャイニング・エクスカリバー)!」

無骸「ぎぃいいああああああああああああああああああ!」

大牙「……それではどうぞ」


プロローグ1

——流星市国。

東京都内に位置し、以来3000年の歴史を誇る独立国家。

面積こそ小規模ながら由緒正しいこの国は、世界に滅亡をもたらす脅威“リクリエ”問題の総本山として知られている。

その理由こそ、流星市国は、3000年前の“リクリエ”を決着させた特異点であるからだった。

 

そして流星市国の中枢である学園都市——

幾多もの星騎士を輩出するそこは、広大な敷地に姉妹校にして世界の内外にその名を轟かせる2つの学園を構えていた。

1つは6年前に新設された『新星学園』。

 

そしてもう1つは、遥か昔からこの地に根ざした歴史と伝統の学び舎——

『流星学園』であった。

 

……

 

流星学園星徒会室にて……

 

?「——ラスト!はい!はい!これで手札ゼロ!わたしの勝ちですやったー!」

 

そう言って大喜びしていたのは金色の髪に天使の輪っかと羽を持ち、学生服に身を包んだ少女「ルリエル」だったが——

 

?「はい残ね〜ん!UMOって言ってなーい!ペナルティ4枚追加ー!」

 

そこへ赤い髪に獣の耳と尻尾を持ち、学生服の上にジャージを羽織った少女「楠葉ユウリ」が指摘した。

 

ルリエル「へ、ヘぇっ!?そんなの聞いてないです!ずるい!極悪!陰謀!」

 

?「常識っしょ〜。ルリちーはまだ人間の遊びに慣れてないかな〜?」

 

茶色の髪にいかにもギャル風といった少女「桐原セーラ」はルリエルにそう言いながら1枚のカードを出した。

 

ルリエル「あああっ!そんなこと言ってまたドロー9!セーラ先輩の鬼!悪魔!」

 

?「ニャーッニャッニャッニャッ。こう言うゲームは最後まで立っていたヤツが勝つのニャン。ワガハイのようニャ!UMO!」

 

そう言うのは首に鈴を付け、マントを羽織る猫「ニャリオン」である。

 

ユウリ「ドロー7だ、アホ猫」

 

ニャリオン「ニャんニャと!?」

 

ルリエル「あはは、ニャリオンさんよわーい!人がやられているのを見るのは楽しいですぅ」

 

ニャリオン「天使とは思えぬセリフニャン!」

 

ユウリ「よーし、これならあたしにもチャンスが……」

 

ユウリがそう言ったとき……

 

?「……あ、UMO。そんでもってあがりだ、すまんなユウリ、みんな」

 

そう言ったのは少女たちと同じ学生服に身を包んだ、青いメッシュが入った黄金の長髪に金と青のオッドアイを持つ()()——

 

ルリエル「ってあああ!また負けてしまいましたー!」

 

ユウリ「かー、相変わらず強ぇな」

 

セーラ「これでまた大牙くんの勝ちだね」

 

そう、我らが全知全能の魔法使い「天導大牙」であった。

 

彼が何故ここにいて、彼女たちとUMOをしているのかは今から時間をすこーし前に遡る。

 

……

 

大牙の世界で今から大体3ヶ月ほど前、エルドラド城にて……

 

大牙「……蒼也、その話マジ?」

 

蒼也「ええ、間違いありません。特級指定の神器(アーティファクト)、それも3つの所在が判明しました」

 

玉座の間にて大牙と蒼也の2人が話をしていた。

 

大牙「神器、それも特級指定クラスの物が3つねぇ……どんなのかは分かってる?」

 

蒼也「ええ、一つがギリシャ神話の「ケラウノス」。2つ目は北欧神話の「グングニル」。そして最後の一つですが……大牙様、ついに『アレ』が見つかりました」

 

それを聞いた大牙は目を見開いた。

 

大牙「……蒼也、アレってまさか!」

 

蒼也「ええ、大牙様がずっと探し求めていたあの神器。『黎明の創世神剣(デイブレイク・ザ・ジェネシス)』です」

 

大牙「マジか!ついに見つかったか!」

 

そう言って、大牙は嬉しそうに玉座から立ち上がった。

 

大牙「ならば早速捜索に向かう!蒼也、後のことは任せるぞ!」

 

そう言って大牙は急いで玉座の間から出ていき……

 

蒼也「我が王の仰せのままに(イエス ユア・マジェスティ)

 

蒼也は右手を胸に当て、礼をしながらそう答えた。

 

……

 

大牙「ふんふふんふふ〜ん♪」

 

大牙が鼻歌を歌いながら嬉しそうにスキップしていた、そこに……

 

?「おやおや、何やら嬉しそうですな。獣殿」

 

何処からか1人の男が現れた。

 

大牙「カールか。珍しいな、お前が出てくるとは」

 

カール・クラフト。覇王軍の副首領であり、大牙とは互いに親友同士である。

 

カール「何やら嬉しそうにしておりましたが、良い事でもありましたかな?」

 

大牙「ああ、探していた例の神器の所在が判明してな。つい嬉しくなって珍しく心からはしゃいでいた」

 

カール「おお、ついに見つかりましたか。それは喜ばしい」

 

大牙「というわけだから、俺は今から探しに行って……」

 

と言おうとした瞬間、大牙が閃いたような顔をした。

 

大牙「……カール、なんならお前一緒に来るか?」

 

カール「……おや、どういう風の吹き回しですかな?」

 

大牙「ん?いや、なんとなく。お前と行くのも面白そうだと思ってな、嫌か?」

 

それに対して……

 

カール「否、我が友の誘いとあらば断る理由はありませんよ。是非、お供しましょう」

 

カールがそう言うと、2人は並んで共に歩き始めた。

 

大牙「そういやお前、煉とはどうなんよ?」

 

カール「彼が正式に貴方の軍に加わって以降、同胞として仲良くしようとはしているのですが、ずっと避けられておりましてね。全く、困った事だ……」

 

大牙「間違いなく、これまでの行いのせいだな。悔い改めろよカールw」

 

カール「解せぬ」

 

仲良く話しながら廊下を歩いている大牙とカール。

 

?「……あれは、大牙さんとメルクリウス?」

 

それを見つめる1人の少女がいた。




神器《アーティファクト》

大牙の世界において神々が実在し、人々と共に生きた「神代」と呼ばれる時代の終わり、神々が地上から去る時に地上に残ったり、何らかのトラブルなどで神界から人間界へ落ちた武具の総称で、大牙が集め、コレクションしている物の一つ。

基本的には大牙の世界の人間界に存在しているが、稀に別の世界に散らばったりした物もある。
それらを収集する為に大牙は別の世界へ赴いている。

次回:プロローグ2
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