ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ガモリー編 第二章①

おはようございます。

気持ちの良い朝です。

 

武闘会まで残り2日です。

今日はホテルの部屋にも余裕がありましたが、大会前々日と前日は観客らしき人の予約ですでに一杯らしいです。

私は今日はキドラントのホテルに泊まる予定ですし、前日は参加者用のホテルに泊まるので問題は無いかと思います。

 

ちなみに、ツヴァイクにあるモンスターに対する結界を発しているアイテム(?)は『リヒトズィーガー』です。

『リヒトズィーガー』とは何ぞや、と思う人もいるかも知れません。

リヒトズィーガーはツヴァイクの西の森に住む天才博士が造った戦車の事です。

今ではツヴァイクの王宮に飾られているらしいです。

一度見てみたい物ですね。

 

私は早速行動をする事にしました。

まずはポドールイを目指します。

キドラントの方が近いですが、自分が何者かを早く知りたいと思っていますので。

最も、レオニード伯爵に会ったからと言って、確実に私の正体が分かるとは限りませんが。

 

ツヴァイクも寒いですが、ポドールイやキドラントはさらに寒いでしょう。

以前、ユーステルムで購入した『毛皮のベスト』がここで再び活躍します。

 

ポドールイまでの道のりは、徒歩ではなかなか厳しいです。

ですが、ツヴァイクで馬をレンタルしているとかも無いので頑張っていきます。

 

この辺りでは、まだモンスターは見かけません。

地域差があるのかも知れませんね。

雪国には住む人が少ないので、亡くなった人が少ないと言うのもあるかも知れません。

もしくは、亡くなった人をモンスターに変えている何者かが、この地方には来ていないとか。

 

やはり一人は寂しいです。

イードさんとメリアさんがいると、喧嘩している時はやかましいなと思ったりしますが、何だかんだ言って楽しいんだなって今は思います。

 

雪がどんどん深くなってきました。

一歩一歩歩くのが大変になってきました。

 

ポドールイには昼少し前に着きました。

今まで以上に静かな所です。

人の姿が見えません。

本当に人が住んでいるのでしょうか?

これだけ静かだと、宿屋でゆっくり眠れそうですね。

 

ちなみに、ポドールイにあるモンスターに対する結界を発しているアイテムは『聖杯』です。

と言っても、町には置いていません。

レオニード伯爵が持っているとの事です。

一度は七英雄に貸したそうですが、七英雄が世界を救った後にちゃっかり返してもらったそうです。

伯爵は『聖杯を持つ者に従う』そうです。

ヴァンパイアまでも服従させるとは、流石は七英雄ですね。

 

とりあえずパブに行って暖まる事にしました。

昼でも開いているのは、私のように暖まりに来る人がいるからでしょう。

もちろん、お酒は飲みませんよ?

私はお酒が嫌いですから。

ですが、ただ暖まるだけに利用するのは迷惑でしょうから、ホットティーと軽い食事を頂きます。

 

パブに行くと人がいました。

久しぶりの人です。

ですが皆、目に輝きがありません。

 

『何のために生きているのか分からない』

 

こう言えば分かりやすいかと思います。

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