ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ガモリ―編 第二章⑧

「では、正面の部屋ですね」

 

私達は正面の部屋に行きました。

すると・・。

狭い部屋に5体のモンスターが固まっていました。

 

「いましたね」

「はい。いました」

「こんな狭い所に5人も・・。狭く無かったのか?」

「全員が一緒に入った訳では無いでしょう。先に入った人はすでに骨になっていたはずです。後は、スライムに溶かされた人とかも」

「骨か・・。まあ確かに骨のモンスターもいるし、溶けた人間もいるな」

「5人とも違うモンスターですね・・。一体どう言ったモンスターなのでしょうか・・?」

「剣を持っている骨がスケルトン(骸骨LV1)、黄色いのが帰死人(ゾンビLV1)、緑色のが溶解人間(無機LV2)、大きいハサミを持っているのが屍人(ゾンビLV3)、体からキノコが生えているのがキノコ人間(植物LV5)ですね」

「す・・すごいですね・・。全部のモンスターの解説が出来るなんて・・」

「私はこの世界のモンスターは全て熟知していますので」

「はあ・・」

「なあ、町長は冒険者の装備品を全て奪ったはずだろ?何で、装備を持ってるモンスターがいるんだ?」

「それは、モンスターの姿になってから身に着けた物ですね。モンスターに個体差はありません。スケルトンは皆同じスケルトンなのです」

「それでか」

「さて、私達に気づいたみたいです。覚悟はよろしいですか?」

「ニーナはオレが守る!!」

「ポール・・」

 

さて、どうでしょうか?

ポールさんが守られるような気もしますが。

 

「キノコ人間は手強いので、私が相手をします。お二人は残りのモンスターを何とか倒してください。私もキノコ人間を倒したら加勢します」

「分かった!」

「あとニーナさん。スケルトンには矢の攻撃が効かないので、別の敵に攻撃してください」

「はい、分かりました」

 

私は先行してキノコ人間の方に向かいました。

と言っても5体が固まっているので、敵全体の方に向かったと言った方が正しいでしょうか。

 

「さあキノコ人間さん。あなたの相手はこちらです」

 

そう言って、キノコ人間を挑発しました。

見事に挑発は成功したようです。

キノコ人間が私に攻撃してきました。

 

「『無刀取り』!!」

 

私はキノコ人間のレイピアを奪い取って、そのままレイピアで攻撃しました。

このダメージは大した事が無いのは分かっているので、すぐに畳み掛けます。

 

「『ブルクラッシュ』!!」

 

私はレイピアを捨ててから、すかさずスマッシュの強化版の技で追撃しました。

それにより、見事にキノコ人間を倒しました。

 

 

《苦しかった》

 

 

そうでしょうね。

ゆっくりお休みください。

 

 

他の二人の状況を確認すると、ポールさんがスケルトンを倒した所でした。

 

「よし!まずは一体目!!」

 

調子に乗っていたせいか、被害者の声も聞こえなかったようです。

ですが、油断している所を溶解人間に攻撃されそうになりました。

ここからでは、間に合いそうにありません。

 

「ムーングロウ!!」

 

私は魔力を秘めた月の光をポールさんに浴びせました。

これにより、ポールさんの素早さと魔法防御力がアップしました。

 

「くっ!!」

 

やっとポールさんが溶解人間の攻撃に気づきました。

でも素早さを上げても、とても避けられそうにありません。

 

「瞬速の矢!!」

 

ニーナさんが瞬速の矢を溶解人間に向けて放ちました。

それにより、見事に溶解人間を倒しました。

やはりポールさんが守られましたか。

 

 

《ありがとう》

 

 

「い・・今の声は・・?」

「ニーナ!君にも聞こえたのか?」

「え・・ええ。それよりポール、大丈夫ですか?」

「ああ、助かった。済まんニーナ!」

 

今度はちゃんと聞けたみたいですね。

何はともあれ、これで後二体です。

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