ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ガモリ―編 第二章⑨

私は屍人に向かって突っ込みました。

そして、屍人が攻撃してくるのを待ちました。

 

「『切り落とし』!!」

 

打ちかかって来た屍人のハサミでの攻撃を大剣で弾き飛ばし、無防備になった所を攻撃しました。

それにより、見事に屍人を倒しました。

 

 

《感謝いたします》

 

 

どうやらこの方が貴族の息子さんだったようです。

丁寧な言葉遣いに好感が持てます。

 

残りは帰死人一体ですので、お二人だけでも大丈夫でしょう。

 

「瞬速の矢!」

「なぎ払い!」

 

お二人の二連携、『瞬速払い』が決まりました。

ちょっとオーバーキルな気がしますが・・。

今度もちゃんと被害者の声が聞けたようですね。

 

「お二人ともお疲れ様でした」

「なあ、モンスターを倒した時、何か声が聞こえたんだが・・」

「ええ。それは被害者の声です。モンスターになるのはすごく苦しい事です。ですので、モンスターから解放されたので感謝していたのです」

「そうか・・。そうだな。辛かっただろうな」

「ポール・・」

 

ニーナさんが涙を流し始めました。

ポールさんが優しくニーナさんを抱きしめました。

こう言う関係も良いですね。

 

私達はその場に5人分のお墓を作りました。

これで供養は完了です。

 

「お二人ともありがとうございました」

「いや・・。全然役に立たなかっただろう」

「戦闘にはあまり役に立ってませんが、冒険者の供養をしていただいたので」

「かなりストレートに言うんだなぁ・・」

「ええ。それが私の『性』ですから」

「ははっ!変わった奴だな」

「あの・・。そろそろここから出ませんか?不気味な所なので・・」

「そうですね。行きましょう」

 

私達は入口に戻りました。

ちゃんと入口は開いていました。

 

「それでは私はこれで失礼します。他にやらなければ行けない事がありますので」

「ああ。元気でな」

「さようならガモリーさん。お元気で」

「ええ。お二人もお元気で」

 

私は二人と別れ、ツヴァイクの西の森に向かいました。

 

 

 

西の森には昼頃に着きました。

ここには天才教授に会うために来ました。

 

「あれ?」

 

森の入口にネズミが寝転んでいます。

いえ、正確に言えばネズミ型ロボットの『アルジャーノン』でしょうね。

大きさは普通のネズミと変わりませんが、見た目がメカっぽくてすぐに分かりました。

ちなみに、アルジャーノンは西の森のモンスターに対する結界です。

 

「ネズミさん、大丈夫ですか?」

 

私はネズミ型ロボットを拾い上げました。

見た感じ、どこも壊れてはいません。

ただの電池切れのようです。

このままだと結界の効果も発揮しません。

せっかくなので、教授に届けましょう。

 

教授の家は、森の一番奥にありました。

かなり大きいです。

実験室や研究室などもあるでしょうから、当然と言えば当然ですが。

 

「ごめんください」

 

私は扉をノックしました。

 

「開いてるわよ」

 

と、中から声が聞こえましたので、ドアを開けて中に入りました。

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