ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
中に入ると、女性が一人います。
教授の正体は女性だったのですか?
予想外です。
年齢は・・。
う~ん・・。
顔だけ見ればまだ20代後半と言えなくもないですが、何だか色々いじっている感じがして良く分かりません。
まあ、様々な機械を造るような方ですから、自分の顔を作る事なんてたやすいでしょう。
「あ~ら、いらっしゃい。お客様なんてめずらしいわね。ここがだれの館か、ご存じ?きょ・う・じゅの館よ」
「教授?」
「そう。人は教授と呼ぶわ」
???
何ですかこの音楽は!?
どこから聞こえてくるのですか?
「前人未トーの空前絶グォ~~。天下無ソ-の針小棒ドゥワ~~イ」
歌を歌いながらダンスを始めました!
言葉の意味は良く分かりませんが、とにかくすごい自信です!!
「驚天動地の五リ霧チュウ~~我デーン引水自画自サ~ン。青はアイより青く花よりだんご。とにかく無敵の大大大大大大大大天サ~~~~~イ」
音楽が消えました。
ですが、教授はぐるぐる回ったままです。
私は感動のあまり拍手をしました。
「目が回るほどすばらしいのよ」
「はい!物凄く素晴らしかったです!!」
「あら?そんなに良かった?」
教授は予想外な顔をしています。
実は自信が無かったのでしょうか?
「はい!とても素晴らしかったです。人の心を惹きつける魅力があります」
「そ・・そう?やっぱりそうでしょう?!オホホホホホホ!!!!やはり私は間違っていなかったわ!!!」
「自信が無かったのですか?」
「ま・さ・か!!そう、私は天才、私は万才、私は3・・いえ、私は27才。自信が無い訳が無いわ」
どうやら、37才が正解のようです。
「あの・・。よろしいでしょうか?」
「あら、何かしら?」
「まずはこれを・・」
そう言って、私はアルジャーノンを教授に見せました。
「あら、アルジャーノンじゃないの。どっかでぶっ倒れてたの?」
「はい。森の入口で」
「悪いわね。助かるわ。これ、すぐに電池切れするのよ。勝手に動き回るから。まあ、森の外には出ないようにデータを入れてるんだけど」
教授がアルジャーノンを受け取りました。
それから電池を交換したようで、アルジャーノンが元気に動き出しました。
「すごく元気ですね」
「それはもう。元気すぎて困るぐらい」
「クスクス・・。あの、もう一つ質問がありますがよろしいですか?」
「良いわよ。アルジャーノンを連れてきてくれたお礼」
「では遠慮なく。今の歌とダンスは一体どんな名前なのですか?」
「名前?『きょ・う・じゅ♡のテーマ』と、『教授のダンス』よ?」
「シンプルですね」
「シンプル・イズ・ベストよ!それで、これらがどうかしたの?」
「もしよろしければ、私に教えてもらえないでしょうか?」
「え?えええ?お・・教えてほしいの???」
「はい!ぜひ」
「ええええ!!喜んでお教えしましょう!!!!おほほほほほ!!!!」
よほど嬉しかったみたいです。