ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ガモリー編 第二章⑪

私は小一時間ほど、『きょ・う・じゅ♡のテーマ』と『教授のダンス』を教わりました。

歌いながら踊るのはなかなか難しいですが、今後何かの役に立つと思い頑張りました。

 

「うん!十分形になったわね」

 

教授は満足してくれたみたいです。

私も満足です。

 

「ご指導ありがとうございました!すごく楽しかったです!!」

「いえいえ、どういたしまして。私も楽しませてもらったわ」

「あの・・。最後にもう一つお願いがあるのですが、よろしいですか?」

「ええ!良いわよ!あなたの事気に入っちゃったから。それでな~に?」

「実は、明日のツヴァイク武闘会に出場するのですが、私のデータを確認したくて・・」

「あら・・。ここに世界中の人のデータがあるって何故知ってるの?」

「それは当然です。世界中にある機械は教授が開発したと聞きました。それで、ツヴァイク武闘会の本選に出場すると、自分のデータを観客の皆様に見せるとお聞きしましたので」

「ああ、なるほど・・。自分の恥ずかしいデータがあったら困るって事ね?」

「はい。その通りです」

「そう。奥の部屋にあるから、勝手に確認して良いわよ。あっ、確認したら電源は切っておいてね」

「えっ、良いのですか?」

「ええ。データを見るぐらいどうって事無いでしょ。どうせデータをいじる事は絶対にできないんだから」

「そうですね。それでは遠慮なく」

 

そう言うと、教授は何か別の作業を始めました。

私は奥の扉を開けて部屋に入りました。

 

部屋に入ると、まず目の前にベッドがあります。

左には下に下りる階段があり、ベッドの奥には暖炉があります。

その暖炉の横に、テレビみたいな物があります。

その前にキーボードもあります。

テレビもキーボードも教授が作りました。

一体どんな頭をしているのでしょうか。

彼女の頭の中はすごく複雑な構造をしているのでしょうね。

 

とにかく、これが世界中で生きている人のデータが入っている機械なのでしょう。

どうやって世界中の人のデータを集めたのかは分かりませんが、あの天才教授ですから、予想外の方法を使ったのだろうと推測します。

 

「さて・・と。まずは電源をつけて・・」

 

テレビの横にスイッチがありましたので、それを押しました。

すると、予想通りテレビの電源が入りました。

今度は『名前を入力せよ』と出ましたので、『ガモリー』と入力しました。

画面の左側に私の全身写真、右側に身長、体重などが記載されています。

そして出身地が『不明』、職業が『ピドナ軍軍師』とも書かれています。

 

 

私の出身地が不明?

 

 

私自身にも分かりませんからね。

 

 

ですからこれは仕方が無いとして

 

 

職業の事はどうやって知ったのでしょうね?

 

 

何だか怖くなりました。

 

 

もしかすると

 

 

最近私が色々な所で『ピドナ軍の者』だと名乗ったから?

 

 

これは何としても改ざんしなくては。

 

 

ツヴァイク公に知られると、色々面倒ですからね。

 

 

私はキーボードをあれこれ触ってみました。

何も反応しません。

それでも、あせらないようにしなければ。

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