ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
二人が兵舎に向かうと、たくさんの正方形の仕切りがあった。
高さ3メートルほどの仕切り板で四方を囲み、一応、簡易的な屋根もついている。
そして、正方形のしきりの一ヶ所だけ開け閉めできるドアになっているようだ。
だが、ほとんどの人が外に出ている。
部屋が狭いからだろう。
「すげえなぁ・・。男だけでこんなにもいるもんなのか」
「でもなルネ。女性はかなり少ないと思うぞ?」
「女を甘く見ない方が良いぜ。中には滅茶苦茶強い奴だっているんだからな」
「へえ~・・。ルネってそう言う考えだったのか。何だか意外だ」
「何が意外なんだよ?」
「だって、いつも『女なんか』って馬鹿にしてたじゃん?女性が嫌いなのかと思った」
「何でそうなる?オレは別に馬鹿になんか・・ああそうか。確かに頭悪そうな奴は馬鹿にしてたな」
「やっぱりそうじゃん」
「もう良いだろその話は。早くゆっくりしようぜ」
「はいはい」
二人は13番の札が書かれている所に入った。
ドアの鍵を開けて中に入ると、二人分の簡易ベッドが置かれていた。
後は、移動出来る最低限のスペースだけだ。
上には電灯がついていて明るくなっている。
消すためには、電灯から伸びている紐を引っ張れば良いみたいだ。
二人はベッドに座り向かい合った。
「さてと・・。じゃあどうする?」
「う~ん・・。寝るにはまだ早いし、l風呂にもまだ早い。少し探検するか?」
「良いだろう。ここに来る事はそうそう無いだろうからな」
「よっしゃ!!じゃあ出発!!」
二人は再び外に出た。
次に到着したのは、ロアーヌからやって来たユウだった。
船から降りると、ユウは辺りを見回した。
ここがツヴァイクか。
初めて来たな。
まあ俺にとっては
どこも初めてなんだが。
それにしても、
ものすごい光景だな。
あれが城か。
向かうのはあそこだな。
ユウは城へと向かった。
ユウもリーケル達と同じようにエントリー所までやって来た。
「何名でご参加ですか?」
「一人だ」
「お一人ですね。かしこまりました。それではお名前を」
「ユウだ」
「ユウ選手ですね。かしこまりました」
案内の人が、番号が書かれている札が付いた鍵を渡してきたので、ユウが受け取った。
「番号は1番です。1番の札がかかっている所にお向かいください」
「どうも」
「あと、お風呂に関してですが、大浴場とシャワールームがあります。24時間ご利用いただけますので、ご自由にお使いください」
「そうなのか。分かった」
ユウはその場を後にした。
1番は入口からすぐ近くだった。
ユウはすぐにドアのカギを開け、中に入った。
ふう・・。
人だらけだな。
どうしたものか・・。
あまり外に出たくないが・・。
シャワーでも浴びるか?
ユウはとりあえずベッドの上に座って考えた。
続いてたどり着いたのは、ピドナからやって来たウナガだった。
船から降りたウナガは辺りを見回した。
(うお~~~~!!!!)
(何じゃこりゃ~~~!!!???)
(すごい景色だ!!!!)
ウナガはテンションが上がった。
(あれが城かぁ)
(ようし!行くぞぉ!!)
ウナガは城へと向かった。
ウナガも三人と同じようにエントリー所までやって来た。
「何名でご参加ですか?」
「一人です」
「お一人ですね。かしこまりました。それではお名前を」
「オイラ、ウナガです」
「ウナガ選手ですね。かしこまりました」
案内の人が、番号が書かれている札が付いた鍵を渡してきたので、ウナガが受け取った。
「番号は7番です。7番の札がかかっている所にお向かいください」
「おお!ラッキーセブン!!ありがとうございます」
「あと、お風呂に関してですが、大浴場とシャワールームがあります。24時間ご利用いただけますので、ご自由にお使いください」
「そうなんですか~。どんな感じなんだろ。楽しみだなぁ」
ウナガはその場を後にした。
7番は入口から少し離れた所にあった。
ウナガは7番にたどり着くまでに辺りを見た。
(人がたくさんだ!)
(こんなにぎやかなのは初めてだ!)
(いつも家にはミューズ様とシャールさん)
(それからゴンとミッチしかいなかったもんな)
ウナガは入口のドアを開けて中に入った。
(せまいけど)
(落ち着くなぁ)
ウナガはベッドの上に寝転んだ。