ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
次に到着したのはガモリーだった。
ガモリーは一度ツヴァイクを見ているため、特に何も考えずに城へと向かった。
途中分岐のある所で指示に従って左へ進むと、こちらも同じように長椅子が横一列に並んでいる所に来た。
が、男子の方より少なく、受付も三か所しかない。
にも関わらず、並んでいる人が一人もいなかった。
あまり女性はいなさそうですね。
ガモリーはそう思った。
「何名でご参加ですか?」
「一人です」
「お一人ですね。かしこまりました。それではお名前を」
「ガモリーです」
「ガモリー選手ですね。かしこまりました」
案内の人が、番号が書かれている札が付いた鍵を渡してきたので、ガモリーが受け取った。
「番号は1番です。1番の札がかかっている所にお向かいください」
「分かりました」
「あと、お風呂に関してですが、大浴場とシャワールームがあります。24時間ご利用いただけますので、ご自由にお使いください」
「助かります。ありがとうございます」
ガモリーはその場を後にした。
ガモリーが兵舎に入ると、男子側と同じように正方形の仕切りがあった。
だが、数はそれほど多くは無く、一つ一つのスペースがかなり広い。
そのためか、外に出ている人はほぼいない。
1番はこれまた男子側と同じく、入口からすぐ近くだった。
ガモリーはすぐにドアのカギを開け、中に入った。
中は男子の部屋と違い、鏡まであった。
おまけに広さは倍近くだ。
ふう・・。
やっと一息つけますね。
あまり部屋の量は多くありませんが
足りなければ増やせば良さそうです。
男性の方はどうなのでしょうね。
もう増やす余地が無いかも知れません。
それを考えると女性はお得ですよね。
ガモリーはゆっくりとベッドの上に腰を下ろした。
さてと・・。
どうしましょうか?
とりあえず今後の事でも考えますか。
ガモリーはゆっくり寛いだ。
最後に到着したのは、グレートアーチ→ピドナと移動してきたネビユだった。
着いた時にはもう日が落ちかけていた。
(うへ~・・)
(これがツヴァイクかぁ)
(ピドナとは違う凄さがあるよね)
ネビユが船から降りると、楽しそうに辺りを見回した。
(おっ!)
(大会の事を考えている人が一杯!)
(参加する人より見物の方が多いみたいだ)
(ん?)
(何だ?)
(賭け?)
(賭けるの?)
(勝者に賭けるって事?)
(すごい想いの強さだ!)
(賭けに勝って人儲けしようと企んでいる!)
(何もここまで強く考えなくても・・)
(とりあえず城に行きますか)
ネビユは城へと向かった。
城に着いたネビユも、ガモリーと同じように分岐を左に向かった。
エントリー所には、一ヶ所しか受付が無かった。
選手があまりにも来ないので、もう閉めてしまったのだろう。
「何名でご参加ですか?」
「一人です」
「お一人ですね。かしこまりました。それではお名前を」
「ネビユです」
「ネビユ選手ですね。かしこまりました」
案内の人が、番号が書かれている札が付いた鍵を渡してきたので、ネビユが受け取った。
「番号は7番です。7番の札がかかっている所にお向かいください」
「ラッキーセブンですね。分かりました」
「あと、お風呂に関してですが、大浴場とシャワールームがあります。24時間ご利用いただけますので、ご自由にお使いください」
「へえ~・・。そうなんですね。ありがとうございます」
ネビユはその場を後にした。
ネビユが兵舎に入った時は、すでに辺りは暗くなっていた。
もちろん、兵舎には明かりが付いている。
ネビユはすぐに7番の所に向かい、扉を開けて中に入った。
中に入ると、すぐにベッドに座った。
(ガモリーさんいるかなぁ?)
(強く念じてくれると助かるんだけどな)
(『私がガモリーです!!』って)
(でも、そんな事する訳無いか)
(一人一人聞いて回る訳にもいかないし)
(明日にしよ明日に!)
(今日はシャワー浴びてもう寝よっと!)
ネビユは早速外に出た。
それぞれの想いを胸に、いよいよツヴァイク武闘会が始まる・・。