ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「ふふふ・・。どうやら気づいた奴も出てきたみたいだな!俺の全身が紫から青に変わった事を!『いつの間にか着替えた』とか、『色が脱色した』とかじゃ無いからな!理由はお前達が身に着けているリストバンドと同じさ!その理由は、三次予選の前に説明してやる!!今言える事は、『赤いリストバンドの奴がどれだけそこまで勝ち残れるのかが楽しみ』って事だけだな!!」
タバタの元に大会スタッフらしき人が走って来た。
そして、タバタに一枚の紙を渡すとすぐに去って行った。
「一次予選の結果が出たぜ!一次予選通過者は184(イヤヨ)名!男女別で分けると、男が148名、女が36名だ!291名から100名以上減った事になるが女は2名しか減っていない!つまり、女は優秀な奴が多く出場してた証拠だな!これは男にとってはイヤよ!なんつって!!」
観客の一部が笑ったが、負けた選手は納得が行かないようだった。
「おうおう!負けた奴はとっとと去れってんだ!あっ、部屋の鍵とリストバンドを返すのを忘れるなよ!!」
それでもここに居座ろうとする選手がいたが、一部の選手が凄腕の追い出し係に見事に追い出された。
それを見て、他の選手も自ら会場を去って行った。
「よし!では二次予選を開始しよう!会場中央にあるリングに注目だ!!」
リングには、8名のスタッフが青い大きな箱を持って立っていて、4名のスタッフが赤い箱持って立っている。
タバタは舞台から飛び降り、そこに向かって行った。
「今から部屋の鍵と引き換えに、一人一枚ずつ箱の中から紙を取り出してくれ!紙にはA~Dの字が書かれていて、それが二次予選のチームになるぜ!男女は均等に入るようにするから、男は青の箱から、女は赤の箱から取ってくれ!!ちなみに、二次予選の種目は『綱引き』だ!!」
ユウ「綱引きだって?」
ウナガ「綱引きかぁ」
ガモリー「綱引きですか」
リーケル「綱引きねぇ・・」
ルネ「綱引きかよ」
ネビユ「綱引きなんだ」
悲喜こもごもと言った感じか。
「二次予選を通過するのは、勝った2チームの選手!つまり男が74名、女が18名となる!!さあ皆の衆!さっさと紙を取りに来い!!」
選手達がぞろぞろとリングへと向かい、昨日休んだ部屋の鍵と引き換えに、箱から紙を取った。
チームは以下の通りだ。
ユウ「Aか」
ウナガ「Cかぁ」
ガモリー「Cですね」
リーケル「俺って運がAな~」
ルネ「オレはCだ!せいぜいオレのチームと当たらないようにな」
ネビユ「Aだ」
「よ~し!全員引いたか?!では、対戦カードを発表するぜ!!」
タバタが別のスタッフが持っている箱から紙を取り出した。
その結果、対戦カードはこのようになった。
A-D B-C
「と言う事で、まずはAチーム対Dチーム・・と言いたい所だが、二面同時進行で行う事にするぜ!!その方が盛り上がるだろう?」
観客から歓声が上がった。
リングの右と左に綱が置かれる前に、右側にAチームとDチームが、左側にBチームとCチームがそれぞれ移動した。
そして、綱が準備されるまでに、どこに誰が入るかの作戦会議(?)が行われた。