ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「と言う訳で、Eブロックに行ってみるか!Eブロックは普通の街中のようだが・・。ここは『スタンレー』だな!スタンレーの街中だが、これはバーチャルなので当然住人はいないぜ!」
(スタンレーか!!)
(通りで見覚えがある訳だ・・)
Eブロックにはリーケルがいた。
うまく家の陰に身を潜めている。
(そろそろタバタさんが)
(エイト戦士’Sの誰がいるかを教えてくれるはずだ)
(動くのはそれからで良い)
「さあて、Eブロックには誰がいるか?おっ?いたぞ!!」
Eブロックの所に一人の人物がアップで映し出された。
ゲンパチだ。
「Eブロックにはゲンパチ選手だ!!ゲンパチ選手はスタンレー出身なので、町の構造には詳しいんじゃ無いのか!?これはかなり有利になるぜ!!」
(げげげ!!!!)
(ルネの槍の師匠か!)
(参ったねこりゃ・・)
(てっきりルネと同じブロックに行く物かと思ってたけど)
リーケルは首を振った。
(おまけに地元となると)
(隠れる場所とかも良く知っていそうだ)
(え?じゃあ・・)
(ここもやばいじゃないか!?)
リーケルは慌ててそこから移動した。
リーケルが移動したすぐ後に、ゲンパチがそこにやって来た。
間一髪だった・・。
「それじゃあFブロックに行こうか!Fブロックは海底のようだが・・。これは『海底宮』だな!」
観客席からうっとりするような声が聞こえた。
「見ろ!この美しい光景を!!こんなきれいな所が海底にあるんだぜ?!いや、正確に言えば『あった』と言えるか。ここには四魔貴族の一人フォルネウスがいたが、もう倒されてしまったからな!主がいなくなれば、海底宮も消えて無くなっているだろう!!俺も行ってみたかったぜ・・」
タバタは残念がった。
「さて、気を取り直して、Fブロックには誰がいるかを調べよう!おっ!いたぞ!!」
Fブロックの所に一人の人物がアップで映し出された。
シノだ。
「Fブロックにシノ選手がいるな!シノ選手は『講師』だから、ヴァーチャルの世界とは言え、こう言う学術的に価値がありそうな所に行けたのは嬉しいのでは無いだろうか!?」
実際、嬉しそうなシノの表情が見えた。
(シノさんか・・)
(確か大剣使いの)
Fブロックにはネビユもいた。
(状況次第では)
(ガモリーさんじゃ無く)
(シノさんに協力してもらうのもありかも)
(まあ)
(どの程度強いのかにもよるね)
(それにしても)
(本当に素敵な所・・)
ネビユも海底宮に心を奪われていた。
(あっ!!)
ネビユの目の前で、シノと他の選手が戦っているのが見えた。
ネビユは慌てて来た道を回れ右した。
ここは、『テムペスト』の奥義書が入った宝箱があったマップだ。
ネビユは宝箱があった場所から、中央の壁伝いに入り口側に歩いていた所だった。
入り口側の開けた所で、二人が対峙しているのだった。
(これはチャンスだ)
(シノさんの実力、見せてもらうよ)
ネビユは柱の陰に隠れて、様子を見る事にした。