ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ツヴァイク武闘会 予選㉑

「Hブロックにドウセツ選手がいる事が分かったので、これでCブロックにはダイカク選手がいる事が確定した!となると、あの暗闇の中でダイカク選手は一人倒した事になるな!こいつはすごい!!」

 

現在の各ブロックの場所と途中経過は以下の通りだ。

 

Aブロック ルーブ山地 シンベエ+2(シンベエが他のターゲットを探索中)

Bブロック 氷銀河 コブンゴ+1+ルネ(ルネが素早く移動中)

Cブロック いけにえの穴 ダイカク+1+ユウ(ユウが術を詠唱中)

Dブロック シノンの森 ソウスケ+3(全員が迷子中)

Eブロック スタンレー ゲンパチ+2+リーケル(リーケルがゲンパチから逃走中)

Fブロック 海底宮 シノ+2+ネビユ(シノと一人が戦闘中、ネビユはそれを観察中)

Gブロック ナジュ砂漠 ケノ+1+ウナガ(ウナガが適当に移動中)

Hブロック ジャングル ドウセツ+2+ガモリー(ドウセツとガモリーが戦闘中)

 

「さてと・・。これで全てのブロックを一通り紹介したが、どこを実況して行こうかな~?」

 

タバタは大いに悩んだ。

 

 

 

Hブロック ジャングル

 

「ほほう・・。なかなかやりますねぇ・・」

 

ドウセツが棍棒での攻撃を繰り出し続けたが、ガモリーは見事に全てを回避した。

 

「ありがとうございます。ですが、あなたの攻撃もなかなかの物ですよ?」

「それは私を褒めているのですかねぇ?それとも貶しているのですかねぇ?」

 

ドウセツは本気で悩んでいるようだ。

 

「もちろん、褒めていますよ」

「それは嬉しいですねぇ・・。それでは術をお見舞いしましょうか」

 

ドウセツが術を詠唱した。

 

「エアスラッシュ!!」

 

ドウセツが空気の刃の術を詠唱し、放った。

これをガモリーは軽くかわしたが・・。

 

「あっ」

 

エアスラッシュが当たった木が燃え始め、炎がどんどんと燃え広がっていった。

 

 

これが狙いだったのでしょうか?

 

 

ここがヴァーチャルの世界だから良かった物の、

 

 

まさか

 

 

現実でも同じような事を?

 

 

ガモリーがそんな風に考えていたその時、残り二人の選手が燃え盛る炎に気づき、ここにやって来た。

 

 

これはチャンスですね。

 

 

人が集まれば集まるほど

 

 

私が目立たなくなります。

 

 

とは言え、

 

 

私が予期せぬ動きを見せるかも知れません。

 

 

注意しなくては。

 

 

ガモリーはとりあえず成り行きを見守る事にした。

 

 

 

Cブロック いけにえの穴

 

 

では行くぞ!!

 

 

「ヒートウェイヴ!!」

 

ユウは走りながら太陽術を唱えた。

声を上げたため、自分の位置がバレたと思ったからだ。

その証拠に、矢がユウの顔付近を通過して行った。

もし移動していなかったらやられていただろう。

 

ユウが使用したのは、このフィールド全体を包み込むような巨大な陽炎を立ち上がらせて、その恐るべき高熱で攻撃する術だ。

攻撃力は大した事は無いが、相手の素早さを下げる効果がある。

 

「うわあああああ!!!!」

「ぐっ!?」

 

二人の声が聞こえた。

 

「あ~っと!Cブロックからもう一人戻って来た選手がいるぞ!今一瞬だけCブロックが明るくなったから、その攻撃でやられたんだろうな!!」

 

タバタの声が聞こえた。

 

 

今ので一人倒したか。

 

 

じゃあ後は

 

 

ダイカクただ一人となった訳だ。

 

 

さっきの攻撃で

 

 

大体の位置は把握できた。

 

 

ここで一気に畳み掛ける!!

 

 

「残像剣!!」

 

ユウはダイカクがいると思われる場所に高速で移動して斬り付けた。

 

「なにィ!?」

 

ダイカクはいきなり攻撃を受けたので驚いたが、ダメージが小さかったため、その場を離脱した。

 

 

くそっ!

 

 

浅いか!!

 

 

ヒートウェイヴで奴の素早さを下げたが

 

 

やはり確実な場所を把握してないとダメだな。

 

 

さてどうする?

 

 

まてよ?

 

 

そう言えばさっきタバタが・・。

 

 

そうか!

 

 

簡単な事だったんだ!!

 

 

ユウはある事に気づいた。

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