ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「さて、これから武闘会の本選ドローを決める訳だが、エイト戦士’Sの紹介をした時に言ったように、抽選を行っている最中にテレビやスクリーンに、本選に出る選手のデータを映すぜ!まあ、完全なデータとは言えないかも知れないが、各自、優勝者を決める参考にしてくれ!」
「おおおおおお!!!!」
「順番はオーソドックスなアイウエオ順だ!名前を呼ばれたら俺の元に来るが良い!で、俺が持ってる箱から番号が書いてあるボールを1つ取り出すんだ!それじゃあ行くぞ!」
選手達が少し緊張した。
「まずはウナガ選手!!」
「あ、はい!!」
ウナガは、まさか自分が最初だとは思っていなかったので、びっくりした。
ウナガは緊張した足取りで、タバタの所に向かった。
その間に、テレビと観客の頭上にあるスクリーンに、ウナガのデータが映った。
名前 ウナガ
年齢 - 16歳
腕力 - 14
器用 - 23
早さ - 19
体力 - 17
魔力 - 16
意志 - 22
魅力 - 15
武器 - 小剣
出身 - ピドナ
職業 - ミューズ・クラウディア・クラウディウスの養子
予選 - ケノ
勝順 - 4番
「この中で『予選』と言うのは、予選で倒した選手の事で、『勝順』は予選の勝ち抜け順の事だな!で、彼の能力値なんだが、足すと126になって、何とシンベエ選手やソウスケ選手よりも上なんだよなぁ・・」
観客だけじゃ無く、シンベエやソウスケも驚いた。
だが、6人は別に驚いていない。
「さっきも言ったように、この能力値の測定は完全じゃ無い。まだデータを取るには情報が不足してるし、試合中に極端に成長する奴だっているからな。あくまで参考程度にしてほしい」
シンベエとソウスケは、明らかに安堵の表情を浮かべた。
まさにその通りだ!と言わんばかりの表情だ。
「しかもだぜ!あ、いや。この先は他の選手の紹介をすれば自ずと分かるから今は割愛するぜ。にしても、クラウディウス家の養子だって?!」
観客席の一部がざわついた。
どうやらミューズの事を知っている人がいるようだ。
「クラウディウス家と言えば、今は没落しているとは言え、かなりの名家じゃないか!そんな所の養子になるなんて、一体彼は何者なんだ?・・って、早く取りに来い!」
ウナガが急かされたため、慌ててタバタの所に向かい、タバタが持っている箱を漁った。
「2番です」
「ウナガ選手は2番だ!では、対戦カードもここで出そうか!」
ウナガのデータの横に、対戦カードも表示された。
至ってシンプルな物で、
第一試合 1VS2
第二試合 3VS4
第三試合 5VS6
第四試合 7VS8
とあった。
そして今、2番の所にウナガが入った。
第一試合 1 VS ウナガ
第二試合 3 VS 4
第三試合 5 VS 6
第四試合 7 VS 8
(あちゃ~)
(第一試合か・・)
(もうちょっと後が良かったなぁ)
ウナガは残念がった。