ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
さあ来い!
まずは動きを封じてやる!!
「サンシャイン!!」
俺は太陽術を放った。
たちまちモンスターに太陽の眩しい光が襲った。
「があああああ!!!」
二体のモンスターは眩しさのあまり目を覆った。
こう言う脳筋タイプは
総じて体力が高いだろう。
なのでここは・・。
俺は、今覚えているありったけの技をお見舞いする事にした。
「亜空間斬り!!」
まずは亜空間を斬り、斬られた空間から放たれる音波で攻撃した。
これで、二体同時にかなりの体力を削れたはずだ。
「かすみ二段!!」
俺は間髪入れずに片方のモンスターを攻撃した。
素早い動きで二段攻撃を仕掛けた。
が、最初の攻撃はフェイクで、二度目の攻撃を確実に当てる技だ。
攻撃を受けたモンスターが倒れた。
そして、少しずつ消えていった・・。
《ありがとう》
「!?」
完全にモンスターが消えた時、そう聞こえた気がした。
「今のは・・?」
「ユウ!危ない!!」
一瞬呆然と立ち尽くした俺に、モンスターの鋭い爪が襲い掛かった。
「くっ!!」
俺は何とか敵の攻撃をパリィした。
一旦モンスターから離れてから、俺はカタリナ様にお礼を言った。
「カタリナ様!ありがとうございます。間一髪の所でしたがおかげで助かりました!!」
「注意してよ!今は実戦なんだから」
確かにそうだ。
今行われているのは
正真正銘
命のやり取りなんだ!
「さっきのお返しだ!十文字斬り!!」
俺はモンスターに一瞬で近づき、体を十字に切り裂いた。
この技は通常、アンデッドモンスターに絶大な効果を発揮するが、こいつも死んだ人間がモンスターとなり果ててから間もないと言う事なので、効果はかなりあると見て良いだろう。
「があああああ!!!」
モンスターは絶叫した。
《感謝する・・》
またか!
完全にモンスターが消えた時、今度はそう聞こえた気がした。
「見事だユウ」
「やったわね」
ミカエル様、カタリナ様、ユリアン大臣、モニカ様が俺の所に走ってきた。
「大した奴だよ君は。武器はブロードソードなのに」
と言って、ユリアン大臣は『白銀の剣』を俺に見せた。
「白銀の剣がロアーヌに売っていれば良かったのですが・・」
モニカ様の言う通り、ユリアン大臣が持っている『白銀の剣』はロアーヌの倉庫に一本だけ眠っていた貴重(?)な武器で、ロアーヌやミュルス、同盟国のツヴァイクにも売っていないため、ロアーヌでは、ユリアン大臣以外の長剣使いはブロードソードを使うしか無いのだ。
「まあ、奴らには何とかなりましたけど・・」
そう言って、俺がゴドウィンを見ると、皆もゴドウィンの方を見た。