ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「まあ良い。では次に行こう!次はシンベエ選手だ!」
シンベエの名前が呼ばれると、溢れんばかりの歓声が上がった。
「流石の人気だな!シンベエ選手のデータももう一度おさらいするぜ!!」
シンベエがタバタの元に向かった。
その間に、テレビと観客の頭上にあるスクリーンに、シンベエのデータが映った。
名前 シンベエ・ジン(信)
年齢 - 23歳
腕力 - 21
器用 - 18
早さ - 19
体力 - 20
魔力 - 13
意志 - 19
魅力 - 14
武器 - 斧
出身 - キドラント
職業 - キドラントの木こり
ツヴァイク武闘会成績-3年連続優勝
勝順 - 1番
「ちなみに、シンベエ選手の能力を合計すると、124になる。果たしてこの誤差は実力差にどう影響されるのだろうか?!」
この間に、シンベエは箱の中を漁った。
「7番です」
「シンベエ選手は7番!まだ対戦相手は決まらない!この先どうなるのか楽しみだな!」
スクリーンに途中経過が表示された。
第一試合 1 VS ウナガ
第二試合 ガモリー VS 4
第三試合 5 VS 6
第四試合 シンベエ VS 8
「ではどんどん行こうか!次はソウスケ選手だ!!」
シンベエの時と同じくらい歓声が上がった。
いくらエイト戦士’Sが次々とやられたからと言っても、彼ら2人はやはり別格なのだろう。
「ソウスケ選手のデータも、もう一度おさらいだ!!」
ソウスケがタバタの元に向かった。
その間に、テレビと観客の頭上にあるスクリーンに、ソウスケのデータが映った。
名前 ソウスケ・ギ(義)
年齢 - 39歳
腕力 - 19
器用 - 17
早さ - 20
体力 - 18
魔力 - 12
意志 - 18
魅力 - 19
武器 - 剣
出身 - ミュルス
職業 - 元ミュルスの貴族家の下男。現ツヴァイクの貴族の用心棒
ツヴァイク武闘会成績-3年連続準優勝
勝順 - 2番
「ちなみに、ソウスケ選手の能力を合計すると123になる。シンベエ選手とは1しか違わないが、3年連続で勝てなかった!果たしてこの差は大きいのか小さいのか?!」
この間に、ソウスケは箱を漁った。
「8番だ」
「ソウスケ選手は8番だ!・・え?8番?」
タバタは慌ててスクリーンを見た。
第一試合 1 VS ウナガ
第二試合 ガモリー VS 4
第三試合 5 VS 6
第四試合 シンベエ VS ソウスケ
「何てこった!まさか一回戦でシンベエ選手とソウスケ選手の対戦になってしまうとは!今年の武闘会は波乱だらけだ!」
観客席がざわついた。
これ幸いに、タバタはソウスケにしか聞こえないように小声で話し始めた。
「俺はソウスケ選手を応援してるんだ。何故かって言うと、他の選手はまだ若い。ソウスケ選手にはぜひとも、『中年男の星』になってもらいたいからな」
「中年男の星・・?ま・・まあ良いだろう」
ソウスケは少し複雑な気分になった。
タバタがエイト戦士’Sを推していたのには、こう言う理由があったかららしい。
シンベエとケノ以外は38~39歳だからだ。
ちなみにシンベエは23歳、ケノは33歳だ。
(タバタさんって)
(こう言う所のツメが甘いよね)
(普段は心を読ませないようにしてるのに)
(女性の事やら推しの事やらは)
(平気で考えちゃうんだから)
声は聞こえなくても、心の声をネビユが聞いていた。