ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「やっと気づいたか。ドローで空いている所は、1番を除けば女子2人の所だ。つまり、オレかお前のどちらかは、女子と対戦する事が決まっちまったんだよ」
「がびーーーーん」
「まあ、オレは別に構わんが、お前は苦労するだろうな。例え女子が相手でも手加減するなよ!あと、棄権もするな?」
「わ・・分かってるよ・・。とにかく、俺が1番になる事を願うのみだ!」
リーケルはすぐに立ち直った。
「それでは次だ!次はユウ選手!!」
「はい」
ユウさん・・ですか。
やはり知らない方です。
ですが
彼を見ていると
別の名前が浮かんできます。
これは何故でしょう?
ガモリーが不思議な気持ちになった。
ユウがタバタの元に向かっている間に、テレビと観客の頭上にあるスクリーンに、ユウのデータが映った。
名前 ユウ
年齢 - 17歳
腕力 - 15
器用 - 16
早さ - 24
体力 - 14
魔力 - 21
意志 - 19
魅力 - 17
武器 - 剣
出身 - ロアーヌ
職業 - ロアーヌ兵士
予選 - ダイカク
勝順 - 3番
「ユウ選手はエイト戦士’Sを除けば、一番早く最終予選を勝ち抜いている!どう勝ち上がったのかは残念ながら確認できなかった!予選会場が真っ暗だったんでな!まあでも、あのダイカク選手を倒したんだ。その能力は折紙付きだ!当然、能力の合計は126となっている!」
ユウが箱の中を漁り始めた。
「しかもだ!ユウ選手は、世界NO.1の軍事国家ロアーヌの兵士だ!しかもただの兵士では無いぞ!何と、あのロアーヌ国王ミカエル氏の右腕とまで言われているらしい!!」
「おおおおおおお!!!!!」
観客席が沸いた。
ちょっと待て。
そんな話、
俺は聞いた事が無いぞ?
誰かが本当に言ってるのか?
それだったら嬉しいけどな。
俺がミカエル様の右腕だなんて!
ユウは心の中で喜んだ。
(おお~!!)
(今まで心の中を全く見せてこなかったあの人が)
(滅茶苦茶喜んでるじゃない!)
(意外にカワイイ奴よのぅ)
ネビユはユウの意外な一面を知った。
「神様仏様タバタ様~・・!どうか1番だけは出ませんように~!」
「お前なぁ・・、そこはタバタじゃなくて、ユウって奴にじゃ・・」
リーケルが口に出して祈ると、ルネが呆れた。
「1番だ」
「がーーーーーーーん!!!!」
リーケルの祈りは届かなかった・・。
「ユウ選手、1番!では途中経過を見て行こうか!」
第一試合 ユウ VS ウナガ
第二試合 ガモリー VS 4
第三試合 5 VS ネビユ
第四試合 シンベエ VS ソウスケ
(あの人がオイラの相手か・・)
(強そうだ)
(けど、オイラだって負けないからね!)
ウナガは、元の場所に戻っていくユウを見ながら、そう思った。
最終予選で自信をつけた奴か。
これは面白そうだ。
ユウは素直に喜んだ。