ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ツヴァイク武闘会 本選⑤

「やっと気づいたか。ドローで空いている所は、1番を除けば女子2人の所だ。つまり、オレかお前のどちらかは、女子と対戦する事が決まっちまったんだよ」

「がびーーーーん」

「まあ、オレは別に構わんが、お前は苦労するだろうな。例え女子が相手でも手加減するなよ!あと、棄権もするな?」

「わ・・分かってるよ・・。とにかく、俺が1番になる事を願うのみだ!」

 

リーケルはすぐに立ち直った。

 

「それでは次だ!次はユウ選手!!」

「はい」

 

 

ユウさん・・ですか。

 

 

やはり知らない方です。

 

 

ですが

 

 

彼を見ていると

 

 

別の名前が浮かんできます。

 

 

これは何故でしょう?

 

 

ガモリーが不思議な気持ちになった。

 

ユウがタバタの元に向かっている間に、テレビと観客の頭上にあるスクリーンに、ユウのデータが映った。

 

名前   ユウ                   

年齢 - 17歳

腕力 - 15

器用 - 16

早さ - 24

体力 - 14

魔力 - 21

意志 - 19

魅力 - 17

武器 - 剣

出身 - ロアーヌ

職業 - ロアーヌ兵士

予選 - ダイカク

勝順 - 3番

 

「ユウ選手はエイト戦士’Sを除けば、一番早く最終予選を勝ち抜いている!どう勝ち上がったのかは残念ながら確認できなかった!予選会場が真っ暗だったんでな!まあでも、あのダイカク選手を倒したんだ。その能力は折紙付きだ!当然、能力の合計は126となっている!」

 

ユウが箱の中を漁り始めた。

 

「しかもだ!ユウ選手は、世界NO.1の軍事国家ロアーヌの兵士だ!しかもただの兵士では無いぞ!何と、あのロアーヌ国王ミカエル氏の右腕とまで言われているらしい!!」

「おおおおおおお!!!!!」

 

観客席が沸いた。

 

 

ちょっと待て。

 

 

そんな話、

 

 

俺は聞いた事が無いぞ?

 

 

誰かが本当に言ってるのか?

 

 

それだったら嬉しいけどな。

 

 

俺がミカエル様の右腕だなんて!

 

 

ユウは心の中で喜んだ。

 

(おお~!!)

 

(今まで心の中を全く見せてこなかったあの人が)

 

(滅茶苦茶喜んでるじゃない!)

 

(意外にカワイイ奴よのぅ)

 

ネビユはユウの意外な一面を知った。

 

「神様仏様タバタ様~・・!どうか1番だけは出ませんように~!」

「お前なぁ・・、そこはタバタじゃなくて、ユウって奴にじゃ・・」

 

リーケルが口に出して祈ると、ルネが呆れた。

 

「1番だ」

「がーーーーーーーん!!!!」

 

リーケルの祈りは届かなかった・・。

 

「ユウ選手、1番!では途中経過を見て行こうか!」

 

第一試合   ユウ   VS ウナガ

第二試合   ガモリー VS  4

第三試合    5   VS ネビユ

第四試合   シンベエ VS ソウスケ

 

(あの人がオイラの相手か・・)

 

(強そうだ)

 

(けど、オイラだって負けないからね!)

 

ウナガは、元の場所に戻っていくユウを見ながら、そう思った。

 

 

最終予選で自信をつけた奴か。

 

 

これは面白そうだ。

 

 

ユウは素直に喜んだ。

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