ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「賭ける事が出来るのは、1人につき1人にまで。額は10000オーラムまでとする。ちなみに、選手も賭ける事が出来るぜ!自分が自分に賭けるのも面白いかもな!賭け方は、観客は手元にある装置の誘導に従ってくれれば大丈夫だ!選手の方は、最終予選の時に渡した腕時計みたいな奴に、1~8の番号が出てくるから、その番号の所に→を移動。その後、賭ける金額を入力する感じだ。見事優勝者に賭けた奴は、その人物のオッズ分の掛け金が返ってくる仕組みだ!」
「おっしゃあああああ!!!!!」
観客の雄たけび(?)が聞こえた。
「当選については運営の人間が把握しているから、帰りに入口にある受付に寄ってくれ!選手については、大会が終わって、表彰式の時に当選金を渡すからよろしく!!もちろん、外れた奴からは賭けた分の金を回収するぜ!3分間待ってやる!!それではシンキングタイムだ!」
ユウ「必要ないな」
ウナガ「シャールさんからもらった2000オーラムの内、500オーラムは船賃で使った。オイラ自身のお金もあるけど、ここは1000オーラム自分に賭ける事にしよう。シャールさんからもらったお金も、少しは手元に残しておきたいからね」
ガモリー「私は賭けませんが、ネビユさんはどうしますか?」
ネビユ「アタシも別に良いかなぁ。そんなにお金に困ってる訳じゃ無いし」
ルネ「オレは賭けないがお前はどうするんだ?」
リーケル「所持金が結構厳しいからなぁ・・。1000オーラムだけ賭けるか」
ルネ「誰に?まさかお前自身にか?」
リーケル「いや。1番の奴に賭ける」
ルネ「そりゃ、1番になる奴に賭けるのは当たり前だよな?それが誰か訊いているんだが」
「リーケル「誰に賭けるかちゃんと言ったぞ?」
ルネ「はあ?いつ?」
リーケル「まあじっくり考えてくれ」
ルネ「何だそりゃ?」
シンベエ「当然、10000オーラム自分自身に賭けるよ」
ソウスケ「俺自身に5000だ」
以上が賭けに対する選手全員の考えだった。
「時間だ!答えを聞こう!!これが各選手の倍率だ!!」
テレビとスクリーンに、各選手の倍率と順位が表示された。
1 シンベエ 53倍
2 ソウスケ 74倍
3 ユウ 291倍
4 ウナガ 361倍
5 ガモリー 573倍
6 ネビユ 765倍
7 ルネ 813倍
8 リーケル 999倍
「この高倍率を見よ!これだから観客が賭けに夢中になるのも分かるぜ!」
「おおおおお!!!!!」
「もちろん誰が優勝してもツヴァイクは赤字だ!でもそんなの関係ねえ!!ツヴァイク公は太っ腹だからな!赤字分は自分の給料で補うとの事だ!全ては今日わざわざここまで来てくれた人と、武闘会に参加してくれた選手への感謝の気持ちだ!どうだ!ツヴァイク公は優しいだろ!」
「おお!最高っすよぉ~!」
と、観客席から声が上がった。
「よし!ではそろそろ本選を始めるとするか!まずはユウ選手とウナガ選手だ!!2人はテレビの中に入れ!!」
ユウとウナガが同時に動き出した。
そして、テレビの前で立ち止まると、お互いの顔を見合った。
「絶対に負けないからね!」
「それはこちらのセリフだ」
2人は同時にテレビの中に入って行った・・。