ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
ならば
これでどうだ!?
「バックスタップ!!」
ユウはウナガの視界から消えた。
この技はダイカクを倒した技だったが・・。
(その技も教わったよ!)
(その技の弱点は)
(命中率が低い事と)
(現れる場所が分かりやすい事だよ!)
ウナガは後ろを振り返り、少し待った。
すると、そこにユウが現れた。
読まれてる!!
「ライトニングピアス!!」
ウナガはユウが出て来た瞬間、電光石火の突きをお見舞いした。
「ぐっ!!」
ユウは回避しようとしたが、ライトニングピアスを完全にかわすのは無理だった。
腕に小剣が当たり、血が滴り落ちて来た。
「先にダメージを与えたのはウナガ選手の方だ!これは予測不可能な戦いだぞ!!」
観客席から歓声が上がった。
「どうやら剣技について詳しく知っているようだな」
ユウはケガをした箇所を抑えながら言った。
「まあね。一応、ある程度の技は教えてもらったからさ」
「そうか・・。だが何故だ?お前が使用しているのは『小剣』だ。なのに何故、剣技まで教わる必要があるんだ?」
「この小剣は、『グラディウス』って名前なんだけど、ちょっと変わっててね。小剣技だけじゃなく、剣技まで使えるんだ!こんな風にね!!」
ウナガが龍尾返しを使ってきた。
ユウは何とか剣でガードした。
「ぐっ!!」
ユウは驚いて慌てて後方にジャンプした。
「どうだい?オイラの剣技は?」
「驚いたよ。相当な実力だ。お前の師匠は、かなり優秀な師匠なんだろうな」
「へへーん!実はそうなんだよ」
「自慢の師匠なんだな」
「うん!」
「フッ・・。素直だな」
ユウが術を詠唱し始めた。
「それでは、少し戦い方を変えようか。『スターフィクサー』!!」
「う・・・うわっ!!な・・何だ!?」
光輝く超高熱の光点をウナガの真下に作り出し、ウナガの体に巻きつけた。
「うわああああ!熱い!!!!」
ウナガは叫んだ。
「けど、耐えられない熱さじゃない!!」
「なに?!」
「セルフバーニング!!」
ウナガは炎のバリアを作り出して、自らの身を包んだ。
「技の攻防の後は、術の攻防と来た!実に良い戦いだ!今の所は、ウナガ選手が優勢か?!」
「これで熱攻撃は完全にシャットアウトだ!!おまけに今のオイラに触れたら、手痛い反撃を受けるからね!!さて、どうするんだい?」
「まさか朱鳥術使いとはな・・。相性が悪い。ならば!!」
ユウが再び術を詠唱しようとした。
サンシャインで目を眩ませてやる!!
「どんな術を使うか知らないけど、そうはさせないよ!『ファイアクラッカー』!!」
ウナガは、肉眼ではとらえられないほどのスピードで移動しながら、ユウに対して乱れ突きをした。
「ば・・馬鹿な!!」
ユウはガードしてこの攻撃を耐えたが、術の詠唱を妨害されてしまった。
「術も妨害するのか・・。何て奴だ・・」
「どんなもんだい!!」
ウナガは調子に乗っている。