ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ツヴァイク武闘会 本選⑫

「ガモリー、私達の予想通りになったね」

「ええ。そうですね」

「まあ、強い方が勝つのは当たり前の事なんだけどね」

「はい」

 

(とは言っても)

 

(ガモリーは『一瞬で勝負が決まる』事も分かってた)

 

(どうしてそんな事まで分かるの?)

 

(でもまあ気にしなくても良いか)

 

(例えガモリーが特殊な存在だっとしても)

 

(アタシ自身もちょっと特殊なんだからさ)

 

ネビユは自分を納得させた。

 

「リーケル、お前の予想通りになったな」

「ああ。そうだろう?」

「やっぱりお前の直感はすげえなぁ。けど良く分かったなぁ」

「まあ分かった訳じゃ無くて、ただの勘なんだけどな」

 

(それが凄えんだよな・・)

 

ルネはこの言葉を口には出さなかった。

 

「あ~負けた~!悔しい!!」

 

ユウとウナガが現実世界に戻ってくると、ウナガが叫んだ。

悔しいと言ってる割に笑顔だ。

 

「ユウ・・だったよね?」

「ああ、そうだ。何か用か?」

「オイラの負けだ!滅茶苦茶悔しい!」

「その割には嬉しそうだが?」

「自分の力を全て出し切って負けたからね!それにオイラ、危うく天狗になる所だったんだ!『同年代の人間にオイラよりも上の奴はいない!』って思いそうになったんだ。だから感謝してる!」

「それはこちらのセリフだ。お前が最終予選で勝って自信を持った時、自分を過信するのでは無いかって心配した。だが、自分の力を過信したのは俺の方だったんだ。俺は、色々考えて戦えばお前にはすぐに勝てると思っていた。だが違った。お前は考えて戦えば戦うほど対策を講じてくる。それが分かった。そのおかげで、俺も小細工を使わずに戦う事が出来た。ありがとうウナガ」

「へへっ!!どういたしまして」

 

二人は自然と握手を交わした。

 

「いや~!ここに新しい友情が生まれたみたいだな!見てるこっちも気分が良い!!」

 

タバタが二人を大絶賛した。

 

「な?言っただろ?命を賭けなくても人は成長するって!今後の戦いにも、こんなドラマが生まれると良いな!!」

 

タバタも自分が言った通りになってご満悦のようだ。

その時、ウナガがタバタに声をかけた。

 

「タバタさん!質問があります!」

「ん?何だ?」

「もう負けた人はすぐに帰らないといけないですかね?」

「別にそんな事は無いぜ?他の選手の戦い方を見て学びたいと言うなら、最後まで残ってくれて全然構わない」

「ありがとうございます!」

 

ウナガはユウの方に向き直った。

 

「オイラ最後まで残ってるからね!オイラの分まで頑張って優勝してくれよ!」

「ああ」

「それじゃあそろそろ次に行こうか!ガモリー選手とリーケル選手はテレビの中に入れ!!」

「それでは行ってきますね」

「うん!ガモリー、決勝で待ってるね!!」

「よ・・よっしゃ!い・・行くぞ!!」

「行ってこいリーケル。決勝戦で待ってるぜ」

「ん?」

「ん?」

 

たまたま近くにいたネビユとルネの目が合った。

2人はお互いが発した『決勝戦で待つ』と言う言葉に反応したようだ。

すると、2人の間で火花が飛び散った。

 

「お・・おいルネ・・。やめなって・・」

「ネビユさん?そう言う事はやめた方が・・」

 

 

ネビユさんは

 

 

イードさんの女性バージョンですね。

 

 

女性だとなかなか対応が難しいです。

 

 

「フン!!」

「ふん!!」

 

リーケルとガモリーに窘められ、2人はにらみ合うのをやめた。

 

「ふう・・。お互い苦労しますね」

「クスクス・・。そうですね」

 

一方、リーケルとガモリーの方は、安堵のため息を吐いた。

 

「それでは行きましょうか」

「ええ。そうですね」

 

リーケルとガモリーは一緒にテレビの中に入って行った。

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