ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ツヴァイク武闘会 本選⑯

今度は腕力も・・。

 

 

中からじわじわと弱体化させるつもりですか。

 

 

かなり頭が良いですね。

 

 

女性の扱いに関して以外は。

 

 

ガモリーが珍しく疲れを見せた。

 

「ムーンシャイン!!」

 

ガモリーは、静かなる月の光で照らし出す術を使い、自分自身を回復した。

 

「ガモリー選手、傷が見る見る内に治っていくぞ!かなり強力な回復術だ!!」

「そんな事も出来るのですか・・」

「はい。これが私の強みでもあります。あなたは回復術は使えないようですね?」

「そうなんですよ・・。もう少し鍛えたら使えそうなんですけどね」

「クスクス・・。まるで他人事みたいですね」

「あはは・・。確かに」

 

リーケルは驚いたが、気にせず攻撃する事にした。

 

(またまた閃いたぞ!!)

 

「よっしゃ!!畳み掛けるぞ!!」

 

リーケルがバトルハンマーで大地を強打した。

ガモリーはジャストタイミングでジャンプしてかわしたが・・。

 

「おかしい!地面が揺れないぞ?!これは一体どう言う事だ!?」

 

タバタが言った事をガモリーも思ったのだろう。

困惑を隠しきれていない。

 

 

これは一体・・?

 

 

あっ!!

 

 

ガモリーが着地すると同時に、時間差で大地が揺れ始めた。

ガモリーは何も対策を取っていなかったため、その場にずっこけてしまった。

 

「今のは『グランドスラム』だ!そしてこれがとどめだ!!」

 

揺れが来る前に跳んでいたリーケルは、すでにガモリーの真上までやって来ていた。

 

 

守ってばかりいたら

 

 

負けてしまいますね。

 

 

最初は負けても良いと思っていましたが・・。

 

 

彼と戦っている内に

 

 

何だか負けるのが

 

 

嫌になりました。

 

 

「逆風の太刀!!」

 

そう思った瞬間、ガモリーは攻撃に転じていた。

跳んでいるリーケルに向かって跳躍し、リーケルを袈裟掛けで切り落とし、さらに返す刀で払い上げながら駆け抜けた。

 

(やっぱり)

 

(俺よりも大分速いじゃないか~!!)

 

「うわあああああああ!!!!!!」

 

この攻撃を受け、リーケルは吹き飛ばされた。

 

(腕力もまだ俺以上だ・・)

 

(これで)

 

(あのデータは当てにならない事が)

 

(良く分かった・・)

 

そして地面に思い切りぶつかった。

 

リーケルは動かない・・。

ガモリーはと言うと、着地に無事成功したようだ。

 

「リーケル選手ダウン!とは言え、まだリストバンドは外れて無いし、彼も消えていないから戦う力は残ってるって事か?!それでも、やっぱりカウントダウンぐらいはするべきだろうか?」

 

タバタが大いに悩んでいる。

 

「う・・嘘だろ・・?」

 

ルネの体が震えていた。

 

「しっかりしろリーケル!お前は先生とハリードさんに認められた男なんだぞ!?それを忘れてないだろうな?!」

「な・・何だって!?ハリードさん?!」

 

ルネの言葉にウナガが反応した。

それから、ルネのそばにやって来た。

 

「今、ハリードさんって言ったのか!?」

「いきなり何だお前?!」

「ハリードさんと会ったのか?!」

「ああ会ったよ」

「いつ?!どこで?!」

「うるせえなぁ!今はそれどころじゃねぇんだ!!そんな事は後でリーケルと一緒に説明してやるよ!!」

「わ・・分かった。ごめんよ急に」

「あ、いや・・。こっちも悪かったな。急に怒鳴ったりして」

 

ルネも素直に詫びを入れた。

 

(ふうん・・)

 

(ちゃんと謝れるんだ)

 

(ちょっと意外・・)

 

ネビユはルネに対しても、少しだけ見直したようだ。

 

 

七英雄の一人であり

 

 

ミカエル様やカタリナ様のご友人でもある

 

 

ハリードさんに認められた男・・か。

 

 

なるほど。

 

 

あの強さは

 

 

強ちでたらめでも無さそうだな。

 

 

ユウも納得したようだ。

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