ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「やったぁ!流石はガモリー!」
「ありがとうございます」
ガモリーが戻ってくると、ネビユが飛び跳ねながら喜んだ。
「やっぱりアタシの目に狂いは無かった。ガモリーなら、きっと母を救ってくれる!」
「ネビユさん、一旦落ち着きましょう。まだ何もしていないのですから」
「まあそうなんだけどね。でも、あれだけの戦いを見せられたら、期待しない方が無理だよ」
「それに関しては、一度やると言った以上は必ずやります」
(あの女・・)
(まさか『あの人』よりも強いんじゃ・・)
(そんなバカな事があってたまるか!!)
ルネは首を振った。
「悪いルネ。決勝で会おうって言う約束、守れなかった」
「・・・」
リーケルに謝罪されても、ルネはずっとガモリーの方をにらんでいた。
「ルネ?お~い、ルネ?」
「何だよ」
「やっと反応したか。一体どうしたんだ?」
「何でもねえよ」
「怒ってるのか?何か怖いぞルネ?」
「うるせえな!黙ってろよ!!」
「な~に?友人が負けた事がそんなに悔しいの?」
そこにネビユがやって来た。
後ろにはガモリーもいる。
「そんなんじゃねえよ」
「まあ確かに。原因の大元は別にありそうだね」
「何だと!?」
「ルネ、やめろって。何でそんなにイライラしてるんだ?」
「別にイライラなんか・・クソッ!!お前とはテレビの中で決着をつけてやるからな」
ネビユを指さして宣言した後、ルネはその場を離れてしまった。
「何なのあれ~?」
「私の友人が申し訳ありません」
リーケルが頭を下げた。
「多分、私が負けた事に怒っているのでしょう。『決勝で会おう』って約束したのに果たせなかったので」
「その理由もあるけど、さっきも言ったように大元の理由は違うみたいだよ?」
「何故それが分かるのですか?」
「へっ?何故って・・。そりゃ、アタシが『占い師』だからだよ」
「そう言えばタバタさんが仰ってましたね。『当たると話題になっている占い師の一族』だって」
「そう言う事!アンタも占って欲しい事があったら占ってあげるよ?ただし、アンタの恋愛に関しては、ちょっと占ってやれそうに無いけどね」
「それは何故ですか?」
「正確には、『占ってやれそうに無い』んじゃ無くて、『占う必要が無い』って事だね。アンタに恋愛は皆無だから」
「な・・何ですと!?」
リーケルが目を丸くした。
「まずアンタは、女の子がどう言う男に惚れるのかって言うのを学ぶ事から始めた方が良いと思う。どうもアンタの場合、それの方向性が変な方に向かってるみたいだから」
「おお!それは十分すぎるアドバイスじゃ無いですか!ありがとうございます!!」
「アンタ、性格は別に悪くないね。友達の性格は最悪だけど。もう少しアンタを見習って欲しい所だよ」
「そうなのですよね・・。何故かルネは女性にはいつも厳しくて・・」
「女性にはいつも厳しい・・?いつもそうなんだ・・。ふ~ん・・」
ネビユは意味ありげに呟いた。