ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
何故だろう。 何故でしょう。
まるで まるで
鏡を見ているようだ。 鏡を見ているようです。
ユウとガモリーは向かい合ってお互いを見た時、そう思った。
(どう言う事?!)
(どうして2人のオーラが)
(色も形も完全に一致してるの?!)
テレビの外から2人を見ていたネビユも驚きを隠せなかった。
(どうして今まで気づかなかったの?)
(そりゃ2人が一緒にいた事は無かったよ?)
(けどさあ・・)
(いくら何でも)
(こんなに一緒なら気づくでしょ)
ネビユはしっかりと2人を見つめた。
(2人のオーラが消えかかってる・・?)
(これが今まで気づかなかった原因・・?)
(だけど)
(オーラがこんな曖昧に見えるのは初めてだ)
(一体どう言う事なんだろう・・?)
ネビユにも何が何やら分からなくなった。
(けど1つだけ確かな事がある)
(それは・・)
(あの2人は『双子』だって事)
(ガモリーに伝えるべきだろうか?)
ネビユは悩んだ。
「さて、いよいよやって来たぜ準決勝!!今まで以上の白熱の戦いを期待するぜ!!」
「おおおおおおお!!!!!」
「それではツヴァイクトーナメント本選準決勝第1試合、ユウVSガモリー、始め!!」
2人は身構えて動こうとしない。
どちらも相手の動きを見ようとしているのだろう。
「アイム・・」
突然ガモリーが呟いた。
アイム?
自己紹介でもするのか?
「どうした?続きを言わないのか?」
「いえ。何でもありません」
反応はありませんね。
やはり私の気のせいでしたか。
ガモリーは首を振った。
「では参ります!」
「おっと!ガモリー選手が先に動いたぜ!!」
ガモリーが動くと、ユウも動いた。
まずは素早さがどの程度か
見定めてやる!!
ユウはどうやら、リーケルの言っていた『ガモリーの能力×5』と言うのが、どの程度正確なのかを測る事にしたようだ。
「ユウ選手も動いた!さあ、これからこの戦いがどう展開していくのか!?」
ユウはガモリーとぶつかる瞬間、横に動いた。
ガモリーも必死に附いて行く。
「ユウ選手、ぶつかる前に横に動いた!!何か作戦があるのか?!」
素早さ ユウ - 24 ガモリー - 21+5
って事だよな。
確かに素早さは互角。
21と言うのは事実では無いな。
次は腕力をチェックだ!!
「飛水断ち!!」
「ブルクラッシュ!!」
「ユウ選手、いきなり止まって技を繰り出したが、ガモリー選手も落ち着いて対応したぜ!」
技と技がぶつかり合った。
ううううう・・。
手が・・
痺れる・・。
腕力 ユウ - 15 ガモリー - 18+5
って事で良いよな・・。
確かに・・リーケルの言う通りだ・・。
腕力は23ぐらいありそうだぞ・・。
「ユウ選手、慌ててガモリー選手から離れたぜ!!」
さっきから
戦い方が妙ですね。
もしかして
私の能力がどの程度か測っているのでしょうか?
ガモリーは首を傾げた。