ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
うう・・くっ・・。
まだ手が痺れている・・。
何て力だ。
ユウは右手を抑えている。
「ユウ選手がどうやら右手を痛めたようだ!これがこの先どう影響するのか?!」
今のうちに
自分を強化しておきましょうか。
「ムーングロウ!!」
ガモリーは術で、自分の素早さと魔法防御力をアップさせた。
これ以上
素早さを上げられてたまるか!!
「ヒートウェイブ!!」
ユウは熱風の術で、ガモリーの素早さを下げた。
「ぐっ・・!!」
せっかく素早さを上げたのに
無駄になってしまいましたね。
ですが、
魔法防御力を上げたおかげで
ダメージは軽微です!
「おっと!ガモリー選手も再び術を詠唱し始めたぜ!!」
「ソウルフリーズ!!」
巨大な骸骨が現れ、その口から凍てつく吹雪が吐き出された。
「ぐう!!!!!!」
ユウはガードしたが、苦悶の表情を浮かべた。
魔力 ユウ - 21 ガモリー - 23+5
だったよな・・?
元々の能力値が俺より高いから
判断のしようが無い。
骸骨が消えて行った・・。
「かなり強力な術のようだったが、ユウ選手のダメージはどうか?!」
さらに畳み掛けます!!
「何だ!?ガモリー選手の周りに雪が?!」
確かに、タバタが言った通り、ガモリーの周りに雪が舞い始めた。
そして、ガモリーの姿を覆い隠してしまった。
いつ出てくる・・?
ユウがその場で待ち構えていると、雪が自分の方にもの凄い速さで向かってきた。
まさか
雪と一緒に移動しているのか?!
「『静かに舞うは雪のように』!風雪即意付け!!」
「な・・何ィ!?」
ユウが気づいた時には、すでにガモリーは目の前にいた。
そして、ユウの体に『雪』の文字を切り付けた。
「ぐああああああ!!!!!」
「こ・・これは!!ユウ選手の体全体に、『雪』の文字が書かれたぞ!!何て美しい攻撃なんだ!」
観客も、あまりの美しさに息を呑んだ。
「先ほどの術と、今の技でかなりのダメージを受けたはずだ!」
確かに・・
なかなかのダメージだよ。
だがまだ行ける。
ここからは攻撃あるのみだ!!
「ユウ選手がガモリー選手に向かって突っ込んだぜ!しかも物凄い速さだ!!」
さっきよりも速いです!
「ユウ選手、剣による攻撃のラッシュだ!ガモリー選手は、大剣でユウ選手の攻撃をガードするのがやっとのようだ!!」
良く分かってますね。
ちょっと速すぎます。
あれ?
この感じは・・?
「ガモリー選手、なかなか隙を見つかられないぞ!どう対応する?!」
このまま攻撃し続けて
勝負を決めてやる!!
ん?
この感じは・・?
その時、2人の頭に同じイメージが思い浮かんだ。