ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
おはようございます。
朝です。
そう言えば、以前にもこんなやり取りをやりましたね。
今日も良い天気です。
私は昨日の真夜中にウィルミントンに到着しました。
ここにある、モンスターに対する結界を発しているアイテムは『聖王ブーツ』です。
ウィルミントンは商人の町です。
なので、『商人は足で稼げ!』と言う事でしょうか。
『ホテルバイロン』にて一泊し、フルブライト商会が始まると同時に、私は会社の中に入りました。
「いらっしゃいませ」
受付嬢に挨拶されました。
「フルブライト社長はいらっしゃいますか?」
「おりますが、どのようなご用件でしょうか?」
「お目にかかりたいと思います」
「アポはございますか?」
「ございません」
「ではお引き取りください」
「その前に、これをご覧ください」
私は一枚の手紙を受付嬢に渡しました。
手紙を一瞥しただけで、受付嬢の顔が驚きの表情に変化しました。
その手紙には七英雄の一人、トーマスさんの名前が書かれています。
それに驚いたのでしょう。
「しょ・・少々お待ちください!!」
受付嬢は急いでバックヤードに引っ込みました。
おそらく、フルブライトさんに手紙をお見せするのでしょう。
果たして、本物だと分かっていただけるでしょうか・・?
「お待たせいたしました。それではご案内いたします」
「ありがとうございます」
思いの他、早く本物だと分かっていただけたようです。
受付嬢に案内され、社長室らしき扉の前にやって来ました。
受付嬢がドアをノックすると、中から『どうぞ』と声がしました。
「失礼します」
受付嬢がドアを開け、私に中へ入るよう促しました。
私が部屋の中に入ると、ドアを開けたまま受付嬢は一礼して去って行きました。
流石に若い男女が二人きりですので仕方がありません。
「やあ、よく来たねガモリー君。歓迎するよ」
「ありがとうございます」
フルブライトさんが立ち上がって私を迎えてくれました。
部屋の奥に、おそらくフルブライトさんが仕事で使用するための机と椅子があり、中央にはテーブルを挟んでソファーが向き合っています。
フルブライトさんは私に片方のソファーへ座るよう勧め、自分も反対側のソファーに座りました。
私は言われた通り、ソファーに腰を下ろしました。
「私の事をご存じなのですか?」
「つい先日、トーマス君と再会してね。君の事を聞いたんだ。『近いうちに、自分が書いた手紙を持ってガモリーと言う女の子がやって来る』とね。で、『その時にはぜひ協力して上げて欲しい』との事だったよ」
「と言う事は、私がどう言う立場の人間であるのかもご存じなのですね?」
「ああ。ピドナ軍の軍師だと聞いた。間違いないかな?」
「はい、その通りです。ですが私は、トーマスさんには『ピドナ軍の者』としか自己紹介していないのですが・・」
「ああ。トーマス君は君の頭がかなりキレるから、そう断定したんだそうだ。私も君が立てた『リブロフ強奪作戦』の事を聞いた時はびっくりしたよ」
「強奪・・。まあ確かに、結果的にそうなってしまいましたね」
「まあこの話はここまでにしようか。それで、君の目的は何かな?」
「大した事ではありません。有事の際、『ヴァンブレイス』を優先的に売ってほしいのです」
「『ヴァンブレイス』?なるほど・・。各地で協力する見返りに、強力な武器防具を優先的に手に入れているのか。ピドナには『レオナルド武器工房』と言う、他の国や町には無い強力な武器防具が揃っているけど、材料が無ければ増産できない物もあるからね」
「詳しいのですね」
「ああ。各地で『ピドナに協力する』と言う噂を聞いたのでね。まず武器だが、長剣は『ファルシオン』よりも強力な『白銀の剣』をリブロフを支配下にする事で手に入れ、小剣は『グラディウス』よりも強力な『エストック』をヤーマスから仕入れる。他は、大剣は『フランベルジュ』、槍は『ブリッツランサー』、斧は『ブローヴァ』、棍棒は『ゴールデンハンマー』、弓は『強化弓』があるから特に必要は無い」
「はい、その通りです」
そう言えば
『ゴールデンハンマー』を量産するには
『棍棒』が必要でしたね。
アケに行って買わないと行けません。
私は何故か、そんな事を呑気に考えました。