ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
ここからは少し省略して紹介していく。
なお今後、お題が変わる度にスタートが時計回りに一人ずつずれて行く事になる。
と言う訳で、まずはルネから。
Q地元自慢
「スタンレーでは『陶器』が有名だな。とは言う物の、『スタンレー陶器』はウィルミントンの『デマンダ陶器』や、神王の塔の『ナジュラスター』には遠く及ばないがね」
「それは対象がデカすぎるから仕方が無いと思うぞ」
「まあな」
「リーケルも、割と会社とかには詳しいんだ」
「それはね。一国の王子たるもの、いずれは国王になるのだから、世界中の会社についても知っておく必要があるものなんだ」
「そう言えばガモリーと戦ってるときに、似たような事言ってたっけ・・」
「そう言う事さネビユちゃん」
「スタンレーの自慢と言えば、後は『スタンレー軍団』の底力だな。約1.5倍ほどの兵力を持つファルスに勝っちまうんだからな」
「それは、ハリードさんが暗躍していたからだろ?」
「まあな」
「ハリードさんって、結構二人と関わって来てるんだね」
「ああ。不思議な縁だよな」
「俺もそう思う」
「そっか・・。今後はオイラも・・」
ウナガは言葉を濁した。
続いてネビユ。
「グレートアーチは何と言っても『観光事業』が有名だね。グレートアーチの青い海を見れば、誰もが感動する事、間違い無しだよ!」
「ツヴァイクで見た海よりも?」
ウナガが尋ねた。
「そんなの、比べ物にならないよ。圧倒的にグレートアーチが上!」
「その割には、ツヴァイクの海を見た時、ネビユちゃんも『キレイ』ってうっとりしてたけど」
「あれは皆で見たからだよ。一人で見るよりも、多くの仲間と一緒に見た方がキレイに見えるんだと思う。アタシは仲間と海を眺めた事なんて無かったし」
(実際には)
(『ユウ』と一緒に見たからだけどね)
「おお!ネビユちゃんにそう言ってもらえると、少しは俺も一緒にいた甲斐があったと言う物だ」
「まあ、そうだね」
続いてウナガ。
「ピドナの良さか・・。ありすぎて困るね。まず、旧市街地が汚く無い事。これはミューズ様のおかげだね。ミューズ様がいてくれる事で、旧市街地に住む人間の心が浄化されていったから」
「ミューズ様ってやっぱりすごいんだね」
「うん!ネビユも一度会えば、そのすごさが分かるよ」
「そうだね。一度会ってみたいな」
「後は、世界の中心にあるから海路が充実している事、世界一広い町である事、世界一の武器工房である『レオナルド武器工房』がある事、七英雄の一人、トーマスさんが設立した『トーマスカンパニー』の本社がある事、それから・・」
「もう良い・・。流石にピドナは利点が多すぎる」
ルネが止めた。
「ピドナに住んでると言う点だけでも、ウナガは勝ち組なのかもな」
「へへへ!ありがとうリーケル」
最後にリーケル。
「ファルスの有名な所かぁ・・。どれも中途半端なんだよなぁ・・」
「それでも良いから教えてよ」
「まあ、ネビユちゃんがそう言うなら・・。まずは、まだ飲んだ事が無い『ワイン』かな。けど『ファルスワイン』は、モウぜスの『モウぜスワイン』、ピドナの『メッサ―ナワイン』、リブロフの『トゥイクワイン』、ロアーヌの『ロアーヌワイン』には到底及ばないからなぁ・・」
「他には?」
「造船もやってるけど、ライバル会社がとにかく強すぎる。ファルスは中途半端だから、スタンレーに負けたのかも知れないな」
「軍事力も中間ぐらいだしな」
「そうなんだよ。全くルネの言う通り」
「だからさっきリーケルはオイラに、『ピドナに住んでるだけでも勝ち組』って言ったんだね?」
「そう言う事」
Qツヴァイク以外で行った事のある場所
まずはネビユ。
「故郷だったニセコと今の故郷のグレートアーチを除けば、ピドナだけだね。しかも、行ったのもつい最近。ツヴァイクへの経由のためと、妖刀龍光を手に入れるため。それまではグレートアーチを出た事が無かった。占い師としては評判が良かったけど、わざわざ占いをするために誰かに呼ばれる事も無かったしね」
ウナガ。
「オイラは物心付いてからはどこにも行ってないよ。それまではピドナに捨てられるまで、オイラを捨てる場所を求めて、どこかに行ったかもね」
誰も何も言えなかった・・。
リーケル。
「ピドナとロアーヌに行った事があるね。あと、ロアーヌの玄関口のミュルス。どちらも海路を繋げるためだ。どちらも城には入ったが、会議には参加しなかった。まだ幼かったからな。『とりあえず世界を知れ』と言う訳で、父に連れていかれたんだ」
「ほ~・・。お前の親父さんって結構しっかりしてるんだな」
「ルネの親父さんは?」
「オレの方はダメだ。完全に放置されてた。何か話しても、『言葉遣いが悪い!』ってキレられて終わりさ」
「な・・なるほど・・」
「まあそれについては良いから、続きを話してくれ」
「分かった。今はロアーヌとピドナの他に、ツヴァイクとも海路が繋がったんだ。それから最近、ルネと一緒にランス、ユーステルム、キドラントの三ヶ所に行った。ツヴァイクに向かうためにね」
ルネ
「さっきリーケルに行った通りだ。スタンレーは小さな国だからな。ファルス以外には相手にされなかった。だから、世界を知る機会も無かった。リーケルと一緒にランス、ユーステルム、キドラントに行ったのが初めてさ」
「これで終わりかな?それじゃあ、アタシは次の話題で最後にするね」
この話題が終わると、ネビユが言った。