ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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別れの言葉はいらない⑥

ここからは少し省略して紹介していく。

なお今後、お題が変わる度にスタートが時計回りに一人ずつずれて行く事になる。

と言う訳で、まずはルネから。

 

Q地元自慢

 

「スタンレーでは『陶器』が有名だな。とは言う物の、『スタンレー陶器』はウィルミントンの『デマンダ陶器』や、神王の塔の『ナジュラスター』には遠く及ばないがね」

「それは対象がデカすぎるから仕方が無いと思うぞ」

「まあな」

「リーケルも、割と会社とかには詳しいんだ」

「それはね。一国の王子たるもの、いずれは国王になるのだから、世界中の会社についても知っておく必要があるものなんだ」

「そう言えばガモリーと戦ってるときに、似たような事言ってたっけ・・」

「そう言う事さネビユちゃん」

「スタンレーの自慢と言えば、後は『スタンレー軍団』の底力だな。約1.5倍ほどの兵力を持つファルスに勝っちまうんだからな」

「それは、ハリードさんが暗躍していたからだろ?」

「まあな」

「ハリードさんって、結構二人と関わって来てるんだね」

「ああ。不思議な縁だよな」

「俺もそう思う」

「そっか・・。今後はオイラも・・」

 

ウナガは言葉を濁した。

 

続いてネビユ。

 

「グレートアーチは何と言っても『観光事業』が有名だね。グレートアーチの青い海を見れば、誰もが感動する事、間違い無しだよ!」

「ツヴァイクで見た海よりも?」

 

ウナガが尋ねた。

 

「そんなの、比べ物にならないよ。圧倒的にグレートアーチが上!」

「その割には、ツヴァイクの海を見た時、ネビユちゃんも『キレイ』ってうっとりしてたけど」

「あれは皆で見たからだよ。一人で見るよりも、多くの仲間と一緒に見た方がキレイに見えるんだと思う。アタシは仲間と海を眺めた事なんて無かったし」

 

(実際には)

 

(『ユウ』と一緒に見たからだけどね)

 

「おお!ネビユちゃんにそう言ってもらえると、少しは俺も一緒にいた甲斐があったと言う物だ」

「まあ、そうだね」

 

続いてウナガ。

 

「ピドナの良さか・・。ありすぎて困るね。まず、旧市街地が汚く無い事。これはミューズ様のおかげだね。ミューズ様がいてくれる事で、旧市街地に住む人間の心が浄化されていったから」

「ミューズ様ってやっぱりすごいんだね」

「うん!ネビユも一度会えば、そのすごさが分かるよ」

「そうだね。一度会ってみたいな」

「後は、世界の中心にあるから海路が充実している事、世界一広い町である事、世界一の武器工房である『レオナルド武器工房』がある事、七英雄の一人、トーマスさんが設立した『トーマスカンパニー』の本社がある事、それから・・」

「もう良い・・。流石にピドナは利点が多すぎる」

 

ルネが止めた。

 

「ピドナに住んでると言う点だけでも、ウナガは勝ち組なのかもな」

「へへへ!ありがとうリーケル」

 

最後にリーケル。

 

「ファルスの有名な所かぁ・・。どれも中途半端なんだよなぁ・・」

「それでも良いから教えてよ」

「まあ、ネビユちゃんがそう言うなら・・。まずは、まだ飲んだ事が無い『ワイン』かな。けど『ファルスワイン』は、モウぜスの『モウぜスワイン』、ピドナの『メッサ―ナワイン』、リブロフの『トゥイクワイン』、ロアーヌの『ロアーヌワイン』には到底及ばないからなぁ・・」

「他には?」

「造船もやってるけど、ライバル会社がとにかく強すぎる。ファルスは中途半端だから、スタンレーに負けたのかも知れないな」

「軍事力も中間ぐらいだしな」

「そうなんだよ。全くルネの言う通り」

「だからさっきリーケルはオイラに、『ピドナに住んでるだけでも勝ち組』って言ったんだね?」

「そう言う事」

 

Qツヴァイク以外で行った事のある場所

 

まずはネビユ。

 

「故郷だったニセコと今の故郷のグレートアーチを除けば、ピドナだけだね。しかも、行ったのもつい最近。ツヴァイクへの経由のためと、妖刀龍光を手に入れるため。それまではグレートアーチを出た事が無かった。占い師としては評判が良かったけど、わざわざ占いをするために誰かに呼ばれる事も無かったしね」

 

ウナガ。

 

「オイラは物心付いてからはどこにも行ってないよ。それまではピドナに捨てられるまで、オイラを捨てる場所を求めて、どこかに行ったかもね」

 

誰も何も言えなかった・・。

 

リーケル。

 

「ピドナとロアーヌに行った事があるね。あと、ロアーヌの玄関口のミュルス。どちらも海路を繋げるためだ。どちらも城には入ったが、会議には参加しなかった。まだ幼かったからな。『とりあえず世界を知れ』と言う訳で、父に連れていかれたんだ」

「ほ~・・。お前の親父さんって結構しっかりしてるんだな」

「ルネの親父さんは?」

「オレの方はダメだ。完全に放置されてた。何か話しても、『言葉遣いが悪い!』ってキレられて終わりさ」

「な・・なるほど・・」

「まあそれについては良いから、続きを話してくれ」

「分かった。今はロアーヌとピドナの他に、ツヴァイクとも海路が繋がったんだ。それから最近、ルネと一緒にランス、ユーステルム、キドラントの三ヶ所に行った。ツヴァイクに向かうためにね」

 

ルネ

 

「さっきリーケルに行った通りだ。スタンレーは小さな国だからな。ファルス以外には相手にされなかった。だから、世界を知る機会も無かった。リーケルと一緒にランス、ユーステルム、キドラントに行ったのが初めてさ」

「これで終わりかな?それじゃあ、アタシは次の話題で最後にするね」

 

この話題が終わると、ネビユが言った。

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