ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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紅二点と愉快な仲間達⑤

三人はネビユの祖父の家(ネビユの家でもある)を出て、南にある『財宝の洞窟』へと向かった。

入口の仕掛けはすでに解かれている状態だ。

 

「この中ですね」

「うん」

「確かに、禍々しい力を感じますね」

 

ガモリーが汗をかいた。

 

「ネビユさん、行けますか?」

「もちろん。そのために来たんだから」

「良いねえ!その調子だよ!!私もやれる事はやるからね」

 

ノーラはゴールデンバットを持った。

 

「よろしくお願いしますノーラさん」

「ああ。任せておきな!」

 

三人は洞窟の中へと入って行った・・。

 

 

 

「いますね」

「うん。いるね」

 

三人は『一番上の宝には触るな』でおなじみの宝箱の所までやって来た。

そこには前回と同じように、こちらに背を向けている女性がいる。

間違いなく、ネビユの母親だ。

 

(やっぱり)

 

(オーラが見えない)

 

その時、ネビユの母が振り返った。

 

(前と同じで)

 

(オーラが見えるようになった)

 

(アタシを認識したから)

 

(自分が何者かも認識したって事・・?)

 

「あの人がネビユさんのお母さんですか?」

「・・うん」

「生きている匂いがしません。間違いなく亡くなっていますね」

「そう・・だよね」

「それでは行きます。お二人は注意を引き付けてください。その隙に私が退魔神剣で浄化します」

「ああ」

「うん」

「それではお願いします!」

 

まずはネビユとノーラが、ネビユの母に向かって突っ込んだ。

ネビユの母は特に動きを見せない。

 

(お母さん)

 

(必ず助けるから!!)

 

「まずは小手調べだ!骨砕き!!」

「スカルクラッシュ!!」

 

ノーラとネビユの二連携『骨(スカル)クラッシュ』をお見舞いしようとしたが、二人ともネビユの母の身体をすり抜けてしまった。

 

「うわぁ・・。本当にすり抜けるんだね・・」

「・・・」

「お二人とも止まらずに、どんどん攻撃してください!!」

「ふ~・・。これは骨が折れるね・・」

「不思議ですね。骨を折る攻撃をしたのはアタシ達の方なのに・・」

「あはは!本当だね」

 

ノーラは笑いながらも、再びネビユの母に向かって突っ込んだ。

一方、ネビユはその場で待機した。

 

「エアロビート!!」

「スカイドライブ!!」

 

今度はノーラがブラインドになり、ネビユの攻撃を見せないようにした。

そうする事で、ネビユの母に攻撃が当たるかも知れないと考えたからだ。

見事なコンビネーションだったが、この攻撃も空振りに終わった。

 

「ノーラさん!離れてください!!退魔神剣!!」

 

ネビユの斧がネビユの手元に戻った瞬間を見計らって、ガモリーが退魔神剣を繰り出した。

ネビユの母の体から魂のような物が大量に出て来て、妖刀龍光へと向かった。

 

「ああああああああ!!!!!!」

「お母さん!!!!」

 

ネビユの母が絶叫したので、思わずネビユが叫んだ。

次々と魂のような物が妖刀龍光に吸い込まれて行く。

 

「の・・呪われし・・一族・・」

「お・・お母さん・・?」

「あああああああああ!!!!!!」

 

再びネビユの母が絶叫した瞬間、退魔神剣が弾かれた。

そして、ネビユの母がその場から姿を消した・・。

 

「やったのかい?!」

 

ノーラがガモリーの元に走って来た。

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